川越と言えば 小江戸の古い蔵の町並みが魅力の町です。メインストリートには色々なお店が出ていて 食べ歩きやショッピングを楽しむことができます。
写真は2017年平日の様子です。かつては今ほど多くの観光客がいるわけではなかったんですが 最近は川越の散策や食べ歩きがテレビで取り上げられることも多く 川越を訪れる人が増えつつあります。
こちらは2018年週末の様子です。歩道から人が溢れていて2車線ある道路ですが 車が道路の中央を走らざるをえない状況です。それでも まだこんな感じ。
こちらが 2022年5月3日の様子。ちなみに店が開店し始めた朝10時の時点でこの人混みです。この後 昼を過ぎるとメインストリートは車のクラクションが響き渡るカオスな状況へと変貌します。
今回はそんな川越を散策する際の食べ歩きや おすすめのランチをご案内します。
川越のシンボル「時の鐘」
これを見なければ川越散策は始まりません。町のシンボルともいえる「時の鐘」です。
木造3層の高さ16mのやぐらで 今から約400年前に当時の川越藩主酒井忠勝によって創建されたと言われています。度々火災によって焼失してしまっていて 現在の「時の鐘」は明治26年の川越大火後に再建された4代目のものです。
今でも午前6時 正午 午後3時 午後6時と1日4回鐘が鳴って「残したい日本の音風景100選」にも選ばれています。
スターバックスも町並みに馴染んでいます
「時の鐘」のすぐ近くにあるスターバックスです。蔵の町並みに合わせた和風な外観となっています。
菓子屋横丁
こちらも散歩するのにおすすめの「菓子屋横丁」です。時の鐘からは歩いて3~4分ほど。石畳の町並みに軒を重ねるように駄菓子屋さんが並びます。
平成27年に火災がおこり 数軒が焼けてしましましたが 今はその場所にも新しいお店を建設するなど復興がすすんでいます。
それでは これよりは食べ歩きにおすすめのお店を紹介します。
亀屋本店
蔵の町並みのメインストリート「仲町」交差点付近にあるのが亀屋さんの本店です。
重厚な雰囲気が外観から漂っています。
こちらの名物と言えば「亀どら」。要はどら焼きなんですが 色々な種類の味があります。今回食べてみたのは「亀の甲羅」です。
亀どらの名前の由来はこの表面が亀の甲羅の模様になっているからなんですね。
で この「亀の甲羅」ですが中身が入っていません。外の皮だけなんです。
それでもフワフワで ほのかに甘味があって食べ歩きには最適です。
亀屋さんは川越市内をはじめ あちこちに店舗がありますが「亀どら」の販売は川越では本店でのみ購入可能となりました。
小江戸川越シュー
さつま芋をイメージした赤い皮のシュークリームです。バラ売りしていますので 食べ歩きすることも可能です。
中のクリームは2種類。写真はさつま芋のクリーム。もう1種類は紫芋だそうです。食べ比べするのも楽しいかもしれません。
亀屋さんの一番人気「亀の最中」は下のリンクからお取り寄せが可能です。
ねこまんま焼きおにぎりの中市本店
こちらのお店は「かつおぶし」のお店です。そのお店の店頭で販売している「ねこまんま焼きおにぎり」が大人気なんです。
写真は2020年GWの様子ですけどかなりの行列ができています。そして…
これが ねこまんま焼きおにぎりです。味はカツオかイワシの2種類から選ぶことができます。
写真を見てもらってわかる通りで たっぷりと掛けてくれます。風が強い日なんかは これが飛んじゃって大変。で 食べる時も気を付けないと 口のまわりにいっぱい付いちゃいます。
この焼きおにぎりはぜひ噛みしめて食べてください。カツオ節やいわし節はそのままでも美味しいんですが、噛めば噛むほど味が染み出てきます。
お店の情報です。
かつおぶし中市本店
〒350-0063 埼玉県川越市幸町5-2 MAP
☎049-222-0126
10:00~19:00(焼きおにぎりの販売は12:00~)
【定休】火曜日・水曜日
いも恋の右門
恐らく川越で一番人気のお土産なんじゃないでしょうか?「いも恋」で有名な右門さんです。
店頭でも「いも恋」を蒸かしているので それを買って食べ歩きにもいいですし 家に買って帰ってレンジで温めても美味しく食べることができます。
こちらがいも恋です。皮の部分はもち米と山芋ということでモチモチ感がありますけど しっかりと温めて食べないと皮が固くなってしまいます。
中は2層になっていて 上があんこ 下がさつま芋の輪切りが入っているんです。
小さいながらも なかなかのボリューム感で どっしりとした食感です。
こちらは お土産にとても喜ばれますが 要冷蔵で購入後は常温で1日持ち歩き可能ですが 夜には冷蔵後に入れる必要があるので注意が必要です。
〒350-0063 埼玉県川越市幸町1-6 MAP
☎049-225-6001
10:00~18:00(茶房は11:00~16:00)
【定休】なし(年末年始は除く)
上記の住所は一番街店のものです。川越の散策エリアには 他に時の鐘店・菓子屋横丁店があります。
右門の人気商品 いも恋と芋おこわの詰め合わせは 下のリンクからお取り寄せが可能です。
大学いもの「いわた」
「時の鐘」からすぐの場所にある「大学いものいわた」さんです。こちらは もちろん大学いももおすすめなんですが 多くの方が買い求めているものは…
オリジナルアイスキャンディー
お店のショーケースですが 大学芋の上に色々な種類のアイスキャンディーが紹介されています。定番のもので10種類くらい。限定ものを含めると20種類ほど用意されています。甘いものだけではなく 塩味のアイスもあるそうで 全て手作りされているとのこと。
限定のアイス「あんみつ」
期間限定の「あんみつ」を選んでみました。見てもらってわかる通り どのアイスも中にゴロっとした具?が入っていて とても写真映えします。味に関してはややいまいちな感じでしたが インスタ投稿には向いていると思います。
〒350-0063 埼玉県川越市幸町15-26 MAP
☎049-299-5041
10:30~17:00
【定休】水曜
和創菜と四季の寿司 風凛
川越でランチをしようと思うとお店選びに困ってしまうでしょう。多くのお店があって どこに入ったらいいのやら…。しかも週末のお昼時は行列等があって すんなりとお店には入れません。今回紹介する風凛さんはお洒落!美味しい!リーズナブル!しかも週末でも予約が可能というお店です。
場所はわかりにくい
お店は蔵の町並みのメインストリート沿いにあります。こちらでもご案内した亀屋本店の向かい側になります。そして 写真の中に風凛さんの入口があるんですが…どこかわかりますか?中央のお店ではありませんよ!
入口の木の扉が見つけにくい!
こちらがメインストリートに面したお店の入口です。先ほどの写真に この入口が映っていますけど見つけられましたか?
入口をくぐると細い通路がありますので そこを進んでいくと最初の写真でご案内した玄関が右手に出てきます。
今回は1階のカウンターに案内されました。カウンターでは職人さんが作っている様子を見ることができます。
ランチメニューからバラチラシを注文しました。最初に出てきたのが、蒸し物「かぼちゃの茶わん蒸し」です。上の部分がクリーミーになっていて カボチャの風味がよく出ていました。
メインのバラチラシです。先程の蒸し物とお味噌汁が付いてリーズナブルな値段設定になっています。
〒350-0065 埼玉県川越市仲町6-4 MAP
☎049-222-0231
11:30~15:00(土・日・祝は15:30まで) 17:00~22:00
【定休】水曜日
陶路子(とろっこ)
時の鐘からすぐの場所にある陶器のお店「やまわ」さんに併設されているレストラン陶路子(とろっこ)さんで 川越名物のさつまいもを使用したミニ懐石をいただくことができます。
さつま芋づくしのお料理です。
最後には さつま芋のアイスが出てきます。陶器屋さんだけあって お料理に使用されているお皿等は 全てお店で販売もされているそうです。
〒350-0063 埼玉県川越市幸町7-1 MAP
☎049-226-1065
11:45~13:00
【定休】不定休
週末の川越は本当に混雑します。行き当たりばったりでお店を探しても1時間以上待ちは当たり前な状況。週末に限らず 川越に行く際の昼食は食べ歩きor予約を推奨します。
グルメ情報はこちら
おでかけ情報はこちら