混雑する横浜観光は 公共交通等がおすすめ
横浜は みなとみらい・横浜中華街・赤レンガ倉庫・山下公園…。それらのスポットが 横浜の中心部に集まっているので 多くの人が訪れる人気の観光地となっています。その時に 移動手段はどうしていますか?
自家用車は便利なのですが 駐車場の混雑が問題となっています。平日は いくらか駐車場が空いているものの 週末ともなると どこの駐車場も満車で 駐車場に入るための受胎が発生。苦労して車を駐車しても 駐車料金は1時間800円~1,000円が相場。上限金額も おおよそ1日2,000円~3,000円位が目安でしょう。
そんな横浜ですが 公共交通をはじめとして 様々な交通手段があります。今回の記事では そんな横浜観光に欠かせない交通手段を ご案内していきます。
あかいくつ号◎
横浜観光に便利な交通と言えば まずはあかいくつ号でしょう。
JR桜木町駅前を起点として ワールドポーターズやハンマーヘッドなどのショッピング系スポットや 中華街・元町・山下公園等の観光スポットを1周75分で周遊しています。乗車は1回220円(前払い式)。
この あかいくつ号のナンバープレートは注目です。あまり知られていないのですが 2009年の横浜開港150周年の時に運行をはじめたことを記念して ナンバープレートは「150」に統一されています。
あかいくつ号ルートマップはこちら
ベイサイドブルー◎
2020年7月23日に運行を開始したのが 写真のベイサイドブルーです。
まずは見た目で驚く車体ですが 全長が約18mという 一般的なバス2台分の長さとなる連節バスです。乗車定員は113名と 多くの乗客を運ぶことができます。
横浜駅前を起点にパシフィコ横浜・赤レンガ倉庫と海沿いを走り 山下公園の先 山下ふ頭まで運行しています。乗車は1回220円(前払い式)
ベイサイドブルーのルートマップはこちら
カーブはドライバーの腕の見せ所
こちらが 連節部分の車内写真です。乗車してみても 車長の長さには驚きなのですが このバスの特徴…というか 見せ場はやはりカーブでしょう。
こちらが 右にカーブをしている状況です。かなり車体が曲がって前方が見えなくなります。この車体を操ることができるのは 横浜市交通局の乗務員約1,100人の中でも22人と言われています(2021年当時)。
特に パシフィコ横浜等では この長い車体でUターンをします。交差点で一番曲がるのが大変と言われているのが ハンマーヘッドから大さん橋へ向かう途中の 海岸通り4丁目交差点。こちらは このバスを走らせるために わざわざ道路を拡幅し 対向車線の白線を後ろに引き直したそうです。このポイントで ベイサイドブルーを見つけたら その左折は必見です。
シーバス△
港町横浜へ来たのならば 水上バスで海上を移動するというのはどうでしょう?
横浜駅に接続している横浜ベイクォーターから発着しているのがシーバスです。
2023年現在 山下公園乗場が改装中のため 横浜駅→ハンマーヘッド→ピア赤レンガの各区間を運航しています。横浜駅から赤レンガまで 直行ならば15分。ハンマーヘッドを経由しても 25分で運航しています。
週末等の混雑時は 赤レンガ・ハンマーヘッド付近で激しい渋滞が発生し あかいくつ号や ベイサイドブルーが大きく遅延するなか 混雑の無い海上では スムーズな運航が可能です。
シーバスの運行マップはこちら
水上バスならではの景色
海から眺める みなとみらいの眺めです。この景色を眺めることができるのは 水上バスに乗船した人の特権です。乗船中は 海からしか見ることのできない横浜を 写真に収めましょう。
こんな見どころも
横浜駅が近づいてくると みなとみらい大橋など 3つの大きな橋をくぐっていきます。屋根ギリギリの所をくぐっていくのは スリルも満点です。横浜観光に 水上バスを取り入れるだけで 一気に旅行感が出てきます。
YOKOHAMA AIR CABIN
JR桜木町駅前からワールドポーターズがある運河パークまで運行している循環型ロープウェーがYOKOHAMA AIR CABINです。2021年4月22日に開業した 横浜の新しい移動手段です。徒歩で20分程の距離ではありますが AIR CABINなら5分程で移動することができます。
YOKOHAMA AIR CABINの運行マップはこちら
横浜市営地下鉄(ブルーライン)◎
横浜には中山駅から日吉駅までのグリーンライン。あざみ野から湘南台までのブルーラインと 2系統の横浜市営地下鉄が運行されています。そのうち 横浜観光で活用できるのがブルーラインの横浜駅⇔関内駅です。高島町駅からは みなとみらい地区へ 桜木町駅からは やや歩きますが 赤レンガ倉庫・ハンマーヘッド方面へ。関内駅からは中華街へアクセスが可能です。
みなとぶらりチケットの購入がおすすめ
横浜を観光する際に おすすめなのがみなとぶらりチケットです。
大人500円 小人250円で 横浜の主な観光スポット周辺の路線バスや市営地下鉄(横浜駅⇔伊勢佐木長者町駅)が1日乗り放題となります。基本的にバスは1乗車220円 地下鉄は1乗車210円なので 1日で3回乗車するのであれば 元が取れます。
こちらの記事で ◎が付いている乗り物は みなとぶらりチケットで乗車が可能です。また△が付いているシーバスは チケットを提示することによって 乗船運賃が1割引となります。さらに 100ヵ所を超えるスポットで 提示することによって 特典が用意されているので 例えば 中華街のお食事で10%引き等であれば それだけで お得になってしまうかもしれません。
横浜を観光する時には ぜひ 色々な乗り物を利用してみてください。
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