たねや クラブハリエのフラッグシップ店
近江八幡を観光した際の お土産として人気のある 近江八幡 クラブハリエのバームクーヘン。そのクラブハリエと そこを運営する たねや のフラッグシップ店「ラ コリーナ近江八幡」へ行ってきました。ここで お買い物やカフェ等を楽しむのも おすすめですが 有料のガイドツアーというものがあるんです。今回は そんなガイドツアーに参加してきましたので その体験を記事にしていきたいと思います。
〒523-8533 滋賀県近江八幡市北之庄町615-1 MAP
☎0748-33-6666
9:00~18:00 年中無休
クラブハリエのバームクーヘンや たねやの和菓子商品は下記のリンクより お取り寄せが可能です。
ガイドツアーはWEBによる事前予約制
ラ コリーナのガイドツアーは メインショップ・田んぼ・展望室・バームファクトリーを巡る 所要60分のコースと 展望室・バームファクトリーを巡る30分のコースという 基本的に2種類のコースがあります。1日4組の設定があり 1組は10人まで。料金は30分コースが1組3,300円。60分コースが1組6,600円となっています。1組の料金なので 1人でも10人でも同じ料金。ということは 人数が多いほど 1人当たりは安くなり お得です。
ガイドツアーはWEBによる事前予約制となっていて 当日の受付はできません。
ガイドさんと合流
駐車場に車を駐車し 1枚目の写真でご紹介したメインショップを目指します。メインショップに入り左手が たねや&クラブハリエのショップになっていて その脇にエレベーターがあり ここでガイドさんと合流します。そして ここでイヤホンを渡されます。
ガイドさんは 周囲のお客さんに迷惑が掛からないよう 小さな声でガイドをしています。恐らく 周囲のお客さんも 隣でガイドツアーの最中だとは気づいていないでしょう。それでも イヤホンを装着することによって どこにいても ガイドさんの話をしっかりと聞くことができます。まずは簡単なご挨拶をしてガイドツアーに出発です。
メインショップを抜けると 写真のような開けた場所に出ます。ここには 田んぼがあり 実際にスタッフの方々が農作業をし 材料のありがたさを感じる たねやさんのコンセプトを感じるエリアです。そして 写真でも おわかりの通り ちょっと異様な建物が見えてきます。その飛び出した建物が展望室です。
展望室は一般の立ち入り禁止エリア
その展望室ですが 一般のお客様は立ち入りできないエリアとなっています。恐らく ラ コリーナ近江八幡に行った方でも「あそこには どうやって行くんだろう?」と思われている方は多いと思われます。このガイドツアーに参加しないと行くことのできないエリアにいよいよ進んでいきます。
STAFF ONLYと書かれた場所を入り 緩やかな階段を上がって行くと 写真の中庭スペースへ出てきます。
そして ここまで来ると あの展望室が目の前です。いよいよ展望室へと入っていきます。この展望室入口ですが たねやの本社入口にもなっています。
というわけで 建物内に入りました。ここは撮影スポットです。たねや本社前ロビーとでも言うところでしょうか。実際のコケで表面は覆われ その上には高野槙が植えられています。高野槙といえば 秋篠宮家悠仁様のお印として有名ですよね。
奥に小さな木の扉が見えますか?そこが本社入口とのこと。かなり細い入口ですが 体格のある方は 写真右奥に 壁のように見える扉があるので 問題は無いそうです。
いよいよ展望室へ
エレベーターで展望室までやってきました。ここからは ラ コリーナ近江八幡を一望することができます。写真左手には メインショップが見えていますね。
もう少し右に目線を移していきましょう。広大な敷地が広がっていますが 敷地面積は 驚きの約35,000坪。東京ドームに換算すると約2.3個分に相当するそうです。敷地内のあちこちには 植樹がされ 管理された自然が見事な景観を生み出しています。この木々ですが 実際に 正面の山に入り どんぐりを拾い それを育てて植樹をしたとのこと。こだわりが凄すぎます。
たねや だけに種から育てているわけです。そもそも たねや はその名前の通り かつては 種苗を販売する会社でしたが お菓子屋さんになった時も 地元でよく呼ばれる「たねや」の名前をそのまま残し 今に至るそうです。
さらに 右を見ると この後に行くバームファクトリーがあります。このバームファクトリーも上から見るとバームクーヘンになっているんですけど…わかりますか?
これも展望室からしか見ることのできない穴場ポイント!聞くと Googleマップから見られることをイメージしてバームクーヘンの建物にしたそうです。ちなみに…2024年3月現在では 建物の形がバームクーヘンなのは確認できるのですが まだ建設途中のようで 空からバームクーヘンを見るには 今のところガイドツアーしか無さそうです。
藤森照信作品展示館
じつは 展望室の中は ラ コリーナ近江八幡を設計した藤森照信氏の作品展示館となっています。主に ラ コリーナ近江八幡ができるまでの構想段階時の絵コンテ等も展示されています。当初と完成の様子が違ったり カフェのイスやテーブルの高さや位置関係まで 細かい思いが詰まって 今のラ コリーナがあるのだと わかります。
これを見た後で 敷地内を散策すると 見える景色が全く違うものになりますよ。ちなみに この展示館部分は撮影禁止となっていますので 写真はありません。
いよいよバームファクトリーへ
いよいよ バームファクトリーへと進んできました。こちらのバームファクトリーは 予約無しでも普通に見学が可能です。ただ 説明を聞きながら見るのと 聞かずに見るのとでは やはり大違いです。
階段を上がった先に現れるエリアは 今までのラッピングが展示されています。こうやって見るだけでも 様々なラッピングがあるんですね。
そんなラッピング展示の脇にはるのが クラブハリエのバームクーヘン製造の初号機です。ここからクラブハリエの歴史が始まったと言える 貴重な展示です。
その先では 職人達がバームクーヘンを製作している様子をガラス越しに見学することができます。1つの機械に1人の職人がついて 温度調整や 今が何層目なのか…という部分をチェックしながら バームクーヘンが製作されていきます。バームクーヘンとは樹木のケーキを意味するドイツ語で 樹木に刻まれる年輪のように 1層1層が丁寧に焼き上げられていきます。
絶対に食べたい 焼きたてバーム
バームファクトリーのショップエリアまで案内をしていただき ガイドツアーは終了です。約30分というツアー予定でしたが 質問が多くなってしまい40分くらいになってしまいました。
このバームファクトリーに来たら ぜひとも食べたいのが写真の焼きたてバームです。
この焼きたてバームですが 賞味期限が当日中ということで お土産にすることはできません。また 贈答用とは 周囲のシュガーコーティングの材料や配分が違うなど もはや別物。これは ここでしか食べることができません。
その食感も 普段食べるクラブハリエのバームクーヘンとは違う フワフワで軽い感じ。しっとりしつつも軽いんです。口の中で溶けていく感じ。あっという間に1個食べれてしまいます。
お土産も限定品が豊富
ショップには 多くの商品が並びますが せっかく来たのであれば ラ コリーナ限定品を購入したいですね。通常のバームクーヘンも ラ コリーナ限定のラッピング商品もありますので お土産には ぜひ限定品を選びたいですね。
クラブハリエのバームクーヘンや たねやの和菓子商品は下のリンクから お取り寄せが可能です。
どうでしょうか ラ コリーナ近江八幡へきたら 有料とはなってしまいますが ぜひガイドツアーに参加してみてください。滞在の満足度が数段上がることでしょう。