草津温泉を楽しもう!
日本三名泉の1つで 群馬県の人気温泉地でもある草津温泉。湯畑を中心としたエリアは散策はもちろん 食べ歩きのスポットも数多くあります。そんな草津温泉の楽しみ方をご紹介します。
草津温泉までのアクセス
草津温泉の難点と言えば それはアクセスの悪さ。自家用車で高速道路を利用の場合 最寄りのICと言えば 関越道の渋川伊香保IC 又は 上信越道の碓井軽井沢ICなのですが 両方のICから一般道で約50~60km離れています。
電車でのアクセスについても良いとは言えません。最寄り駅は長野原草津口駅。ここからバスに乗り換えて約30分。都心から約3時間ほどを要します。都内各所からは 乗り換えの必要がない 高速バスが出ていますが その所要時間も片道4~5時間ほど掛かります。
上記のように 草津温泉までのアクセスは かなりの時間を要します。ですが それだけ時間を掛けても満足ができるのが草津温泉であり 多くの観光客が訪れる理由にもなっています。
草津温泉と言えば 湯もみショー
草津温泉と言えば 高い源泉温度を下げるために考案された 草津ならではの「湯もみ」です。草津温泉では この湯もみをショーとして 一般の観光客に公開しています。
湯畑の脇にある熱の湯(ねつのゆ)ですが かつては共同浴場として栄えていたものが 今では湯もみショーの会場として使用されています。
〒377-1711 群馬県吾妻郡草津町草津414 MAP
☎0279-88-3613
公演 9:30 10:00 10:30 15:30 16:00 16:30
大人700円 小人350円 各公演の30分前より販売所でチケットを販売
今回は日曜日16時の回ですが満員でした。そのため2階から観賞します。
まずは ステージにおいて草津節の踊りが披露されます。草津節は「♪草津よいと~こ~1度~は~おいで…」という有名なものです。
その後に その草津節とメインの湯もみショーとなります。その模様は動画でどうぞ。
これぞ 湯もみ!これぞ草津!と言った感じですね。この湯もみですが 曜日や時間帯によっては体験も可能です。開催日等については公式HPの演目紹介の項目をご覧ください。
湯もみショーのラストは 豪快に湯もみをして 温泉のしぶきが宙を舞います。最初の草津節の踊り披露から 約30分の公演ですが これを見ると「草津へ来たなぁ…」と 実感できることでしょう。
いよいよ草津グルメの食べ歩き
湯もみショーを鑑賞して盛り上がってきました。次は 湯畑周辺から散策しながら食べ歩きをしてみましょう。
白旗源泉
熱の湯を出て湯畑を反時計回りに進むと 写真の白旗源泉があります。草津温泉と一言で言っても 万代鉱・湯畑・白旗・地蔵・煮川・西の河原(さいのかわら)と主に6つの源泉があり それぞれ含有している成分が微妙に異なっています。
白旗温泉は 中を覗いてみると 下からプクプクと温泉が湧いているのがわかります。祠があって そこに投げ銭をしている方がいらっしゃいますが 注意書きもありますので やめましょう。ちなみに 一番酸性度の高い万代鉱源泉の場合 1円玉は1週間ほどで溶けてしまうそうです。
清月堂 カフェ花いんげん HP
白旗源泉から湯畑を外れて バスターミナルの方向に中央通りを進むと右側の角にお店があります。こちらで食べたいのが「抹茶ティラミス どらてぃら」です。自家製の花いんげん豆のどら焼きが丸々1個入った和風のティラミスです。食べたかったんですが…16時までに入店しないと注文できないようで 今回はタイムアウトでした。次回食べることができたら写真をアップします。
本家ちちや 湯畑店 HP
再び湯畑に戻り 反時計回りに進むと右手に本家ちちや湯畑店が出てきます。こちらは 温泉まんじゅうが人気のお店です。
ちちやさんのは2種類の温泉まんじゅうがあって 茶色い黒糖の饅頭は中身があんこ。写真の白い饅頭は 中身があんこと栗餡の2色になっています。お土産に購入する場合は両方が入ったミックスを選択することもできます。
頼朝 湯畑店 HP
本家ちちやの隣にある店舗が 頼朝湯畑店です。こちらのメインは漬物なんですが 人気があるのは 寒い時期に飲みたくなる 純米大吟醸の酒粕を使用した甘酒と 温泉たまごです。
温泉地で食べる温泉たまごっていいですよね。タレもスプーンも付いているので その場で食べることができます。また お土産用も販売しています。
手洗乃湯
草津温泉の湯畑周辺に3ヵ所ほど設置されているのが 写真の手洗乃湯です。草津の温泉は殺菌効果が高く 新型コロナウイルスについても不活化することが確認されています。草津へ来たら 草津の源泉でまずは手をきれいに洗ってみませんか?
裏草津へ HP
頼朝湯畑店横の小径を入って 湯畑に背を向けて歩いていくと展望台が設置されています。写真はそこからの景色です。この階段が裏草津へのルートとなります。
最近整備された裏草津エリアです。こちらには 草津ゆかりの漫画家の作品をあつめた漫画堂や おしゃれなカフェ月の貌(かお)などがあります。
裏草津には地蔵源泉があり すぐ脇には 足湯はもちろん こちらにも手洗乃湯が整備されています。また 地蔵源泉の貸切湯もあり 贅沢の湯あみを楽しむことができます。
裏草津エリアでぜひ試していただきたいのが 写真の顔湯です。これは全国でも珍しい顔に蒸気をあてるタイプの温泉です。同時に2人の方が体験できるようになっているので 試してみてはどうでしょう。女性の方はメイクに注意ですが…。
裏草津エリアから来たルートを湯畑まで戻ってきました。さらに 湯畑を反時計回りに進んでいきましょう。
松むら饅頭本店 HP
湯畑を回り込んで セブンイレブンとホテル一井の間の道へと入っていきます。この通りが西の河原(さいのかわら)通りです。この西の河原通りを進めていくと右手に見えてくるのが松むら饅頭本店です。
こちらでも 草津名物の温泉まんじゅうを買うことができます。売り切れ次第閉店してしまいますが 草津温泉に宿泊すれば 翌朝は8時より購入することができます。他にも温泉まんじゅうを販売しているお店はありますが 食べ比べをして お土産を決めるといいでしょう。ちなみに私は この松むら饅頭の味が気に入ったので こちらを購入。
おかき処寺子屋本舗 草津店
西の河原通りをさらに進めていくと 右側に見えてくるのが 全国各地に展開をしている寺子屋本舗です。お煎餅や ぬれおかきが お馴染みとなっています。
ほとんどの物が 全国の店舗で購入できるものですが 写真の草津温泉海苔の煎餅は ここでしか購入することができません。中央に白く草津温泉と描かれています。これは 草津に来たら食べたい一品ですね。
草津温泉 湯あがり・かりんと HP
さらに西の河原通りを進めていきます。左手に2022年4月7日にオープンした「おさ湯」という 猿が湯もみをするという 日光さる軍団プロデュースの新施設がありまして その隣にあるのが 草津温泉湯あがり・かりんと です。
かりんと屋さんだけあって 様々な種類の かりんと が販売されています。ラッピングをオシャレなので お土産に喜ばれます。
そんな 湯あがり・かりんと さんで購入したいのが 湯あがりチーズタルトです。こちらは 隣におさ湯がある関係で コラボ商品となっています。表面には ココアパウダーでサルの顔が描かれていて タルトの中にバナナクリームも潜んでいます。
草津温泉は夜も楽しめる
夜の湯畑は毎日24時までライトアップをしています。草津温泉に宿泊したのであれば この湯畑ライトアップはぜひとも見たいところです。
湯畑周辺のお店は ライトアップに合わせて 夜まで営業しているお店が多いです。早めにチェックインをして ゆっくりと草津温泉を楽しみましょう。
草津温泉の宿泊はホテル一井がおすすめです
草津温泉のついでに軽井沢も食べ歩きしませんか?