安倍川沿いにある「うしづま水辺の楽校」
静岡で「オクシズ」と呼ばれる安倍川上流エリアにある「うしづま水辺の楽校」は夏の期間にだけオープンする川遊び施設です。令和6年度は7月20日(土)~8月25日(日)までの土曜・日曜 及び 8月12日(月)・8月13日(火)・8月14日(水)・8月15日(木)に開校します。本年度は期間中の平日について お盆以外はお休みとなる点に注意が必要です。雨天は中止となります。
色々と楽しむことはできますが 利用料はなんと無料!運営は地元のボランティアさんで運営されています。そんな「うしづま水辺の楽校」を聞いたことがない。聞いたことはあるけど 行ったことがない。という方に アクセス等の情報を詳しくご案内していきます。
混雑状況は?
上の写真は コロナ前 2019年8月4日(日)午後の様子です。2019年は8月25日で閉校しましたが 最終日の様子が下の写真です。徐々に来場者が増えているのが わかります。
「うしづま水辺の楽校」ってどこにあるの?アクセス情報
地図で表示するとこんな感じです。道路から外れて安倍川の河川敷ですよね。
まずは静岡駅から梅ヶ島・井川方面に県道27号線を進みます。新東名の新静岡ICを過ぎて5分ほど。
「ここが最後のコンビニ」
左側に「ここが最後のコンビニ」と書かれたファミリーマートが出てきます。実際にこの先は梅ヶ島・井川方面にコンビニはありません。
店内は山奥にある「ここが最後のコンビニです」とは思えない まるで海の家かのような品揃えです。
店頭だけでは スペースが足りず 所狭しと水遊びグッズが並びます。
昼食や飲み物 こうした水遊びのグッズまで ここで当日に調達することが可能です。ちなみに「水辺の楽校」へ行く前に余裕を持って立ち寄るのがベストですが「水辺の楽校」から徒歩でも10分ほどで買い出しにくることができます。
公共交通で行く場合はしずてつジャストライン安倍線にて、コンビニを過ぎた「牛妻原バス停」又は「賎機中小学校前」から徒歩5分ほどです。
曙橋手前を左折
コンビニから1つめの信号が賎機中小学校前の押しボタン式 2つめの信号が「曙橋」です。その手前をUターンするように左折します。
曲がった時に この看板が見えれば正解です。
河川敷へ降りていき 道なりに真っすぐ進んでいきます。ここから「水辺の楽校」までは未舗装の河川敷を1キロほど走っていきます。そんなこともあって 車の後部はかなり汚れます。
入口から水辺の楽校までは ほぼ未舗装路となっています。20km以下の速度で走ることを推奨しています。それ以上のスピードで走ると パンクのリスクが増大しますので ご注意ください。
この看板が見えれば到着です。
車は 川をせき止めてできた池のまわりに駐車します。ここ最近はオープンの午前10時頃には ベストの場所は埋まってきていますので 早めの来場を おすすめします。
「水辺の楽校」での注意事項
到着したら まずはシートを敷いて自分のスペースを確保します。そうそう!シートは持参してくださいね。そしてあれば便利なものはイス・テーブル・簡易テントやタープでしょう。
ベストな場所としては 日中の日差しを考慮して木陰をチョイスするといいでしょう。タープや簡易テントがあれば、日陰を作ることもできますね。
昨年まで 用意されていた日陰場ですが2024年は用意されていません。この点も今年の注意事項でしょう。
タバコは決められた喫煙場所で!
タバコは決められた場所で吸うようにしましょう。小さな子供が多く遊ぶ場所なので 大人はしっかりとルールを守ることが求められます。
もう一点注意が必要なのは水温でしょう。今日は19.5℃でした。通常のプールと比べると相当低いので 長時間の水遊びは低体温症のリスクがあります。。
ペットに関しては放すのは禁止です。また衛生上の問題もあるのでペットを水飲み場に近づけるのも厳禁です。
気になるトイレは?
気になるおトイレですが 以前は 簡易タイプ(和式)が3基だったんですが 今年は写真のように4基あります。一番右は男性の小便器。左の3基のうち2つは和式(男性1 女性1)で1つは洋式(女性1)です。
売店について
水辺の楽校にはテントの売店があります。フランクフルトが250円。かき氷も250円で味も様々なシロップから選ぶことができます。2024年には ポップコーン200円が登場していました。
コーラシロップを選んでみました。下の写真は フランクフルトとポップコーンです。基本的には良心的な価格設定ですが ポップコーンは ややコスパが悪いような…。
なるべく安くあげるために 自宅からお弁当を持参したり 途中で購入してくる気持ちもわからないではありませんが この売店の売上も運営費として計上されます。ボランティアの方が頑張ってくれて 売店の売り上げがあるからこそ無料で遊べるのです。ここは感謝の気持ちだと思ってガンガンお金は落としましょう!
ただ しっかりとしたお店で…それも お洒落な店でお食事をしたい!という場合は 歩いて5分ほどの場所に「うしづまチーズ工場Chestar House(チェスターハウス)」があります。テイクアウトはもちろんですけど、イートインも可能です。
詳しくは「オクシズエリアに2017年3月オープンの「うしづまチーズ工場Chestar House(チェスターハウス)」」にてご案内しています。
「水辺の楽校」で川の中の様子を撮影するとこんな感じです。魚が普通に泳いでいるのがわかります?子供はもちろん 大人も夢中になってこの魚を追い回しているんです。
この魚の泳ぎの早いこと!タニシなんかは簡単に捕まえることができるんですが 魚はほとんど逃げられてしまいます。魚を追いかけたいハンターな方は 網や水槽またはバケツも持参しましょう。
小さなお子さんには 高台に子供専用のプールもありますし スリルを味わいたい場合は手作りのウォータースライダーだってあります。また この池にはイカダやボートもあって すべて無料で遊ぶことができます。
水遊びは時間が決められていて1時間遊ぶと15分(又は30分)休憩となります。
約束事をしっかりと守って 楽しく遊びましょう!
魚のつかみ取りイベント
上の写真は2019年の閉校日に「魚のつかみ取り」イベントが開催された時のものです。大量のアマゴが放流され さらに水位を低くしてアマゴを捕まえやすくしてくれます。
そして 合図とともに 一斉につかみ取りスタート!
ちなみに これは子供向けに企画されているイベントです。大人は対象外なので 入らないようにしましょう。注意されても入る大人も見られます。その 大人の言い訳の1つとして 子供が小さいから心配で付き添っているというものがありますが…
その場合は 高台にある幼児用プールでも同様につかみ取りをやっていますので そちらでお願いをします。
それと これは「魚のつかみどり」体験なので 網等の道具を使用することは禁止です。これらのルールを守れない場合には 来年以降のイベント中止を検討せざるを得ません。子供たちが楽しく遊ぶためにも 大人が模範となってルールを守るようにしましょう。
そして アマゴは人間に触られると 火傷状態となって すぐに死んでしまいます。取ったアマゴは大切な命なので しっかりとご自宅でいただいてください。
このように 無料で楽しめる水辺の楽校はお得すぎる!今年も何回か行くことになりそうです。
旅ログ厳選!静岡市のおすすめスポットはこちら
旅ログ厳選の静岡市グルメはこちら