2018年4月21日~6月30日までの期間限定公開
来年(2019年)は静岡でDC(デスティネーションキャンペーン)が開催されて、静岡が全国から注目される1年になります。今年(2018年)はそのプレということで、様々なイベントやキャンペーンが展開される予定です。
そんなプレイベントの1つ「天下泰平の竹あかり」が、国宝の久能山東照宮で開催されます。
国宝久能山東照宮夜間特別拝観「天下泰平の竹あかり」
2018年4月21日(土)~6月30日(土)
※期間中の土曜・日曜・祝日のみ開催
18:00~21:00(最終入場20:00)
★前売り券★
大人2,000円 中学生1,500円 小学生1,000円 幼児(4才以上)550円
★当 日 券★
大人2,200円 中学生1,700円 小学生1,200円 幼児(4才以上)550円
購入はセブンイレブン(セブンチケット)・ファミリーマート(ファミポート)の店頭販売やセブンチケット・CNプレイガイドでのネット販売、電話の場合は0570-08-9999(年中無休10:00~18:00)でも購入可能です。
購入の際は日にちの指定はもちろん入場時間も指定されます。
①18:00~18:30 ②18:30~19:00 ③19:00~19:30 ④19:30~20:00
当日券の販売は各時間帯の拝観可能人数が規定数に達した場合は発売されません。
チケットには「ロープウェイの往復」「久能山東照宮拝観」「博物館入館」が含まれています。
アクセス方法は…
日中であれば、本数は少ないものの静岡駅から路線バスが出ていますが、イベントの開催時間は路線バスでのアクセスはできません。また、久能山下から階段で東照宮へ行くルートは利用不可で必ず日本平山頂のロープウェイ乗り場に行く必要があります。
車の場合はロープウェイ乗り場前に無料駐車場の利用が可能です。他はタクシーを利用する事になりますが、小型タクシーで静岡駅から約30分 約4,200円です。
タクシー利用の場合は注意が必要で、帰る際にロープウェイ乗り場に待機しているタクシーはほぼ無いので、降車時に帰りの予約をしておくといいでしょう。
では、天下泰平の竹あかりをご紹介します。
まずは日本平の山頂からロープウェイに乗車して久能山を目指します。約5分ほどの乗車ですが、通常運行と違って車内での案内はなく幻想的な音楽がかすかに流れています。真っ暗な車内から見える夜空もなかなかのものです。
車内の天井にも小さな竹あかりが吊るされていて、暗闇の車内で幻想的に光ります。
5分ほどで久能山に到着。ロープウェイは5分間隔で運行予定なので、そんなに待つことはないでしょう。
竹あかりと楼門のお出迎え
竹あかりの奥に楼門が浮かび上がります。入り口にある竹あかりは、1枚目の写真のように一番上に葵の御紋があしらわれています。
境内の建物はそれぞれライトアップされています。写真は楼門を過ぎた右側にある鼓楼です。
普段は唐門は通行禁止で日枝神社を上り下りしていますが、このイベント開催時は順路が決まっていて、唐門を通ることができます。普段は見にくい場所の彫刻も見ることができる点も隠れたポイントだったりします。
唐門を抜けると権現造の国宝「拝殿」
国宝の拝殿です。極彩色豊かな拝殿は家康公が死の翌年に後水尾天皇から送られた東照大権現から権現造りと呼ばれていて、久能山東照宮の拝殿がその発祥だと言われています。
そんな拝殿下にも竹あかりが置かれていて、普段とは違った拝殿の雰囲気を楽しむことができます。
普段は何気なく見ている壁の絵も、ライトで浮かび上がることによって、普段とは違った印象を受けます。
ここからは門をくぐって、いよいよ家康公が眠るご神廟です。
階段を上り終わると奥に家康公のご神廟がライトアップされています。周囲の木々に光が反射して荘厳な雰囲気を作り出しています。今も家康公がここで眠っているかと思うと、ご神廟に対面して身の引き締まる思いです。
拝殿まで戻ると、今度は唐門の前を通りすぎて、日枝神社側の階段を降りると、今度は多くの竹あかりが帰り道を照らしてくれています。
パンフレットのイメージが強くて期待が強かった分、ちょっと期待はずれな感じでした。竹あかりはいいんですけど、部分的にしかなく、ライトアップが部分部分しかないんです。その途中がちょっとさみしい感じがします。
博物館までしっかりと見て滞在すれば、支払った分の価値はまぁまぁあるかと思います。ただ、もうちょっと演出できる余地はあるかとは思います。
久能山東照宮については下記のコンテンツでもご案内しています。