上野動物園のシャンシャンは混雑期以外は先着整理券方式
公開当初は抽選制だったパンダのシャンシャンも、今は混雑期を除いては先着順の整理券方式となっています。
抽選の場合は申し込んでも外れてしまうと物理的に無理になってしまいますが、先着順ということであれば、いち早く入園してしまえば、ほぼ確実にシャンシャンを観覧することができます。
今回はどうしたら、早く入園できるかをアクセスからご案内します。ちなみに、今回は特に混雑する2018年GW最終日5月6日の状況をご案内します。
上野動物園駐車場のご案内
上野動物園に行くために、どこの駐車場に車を駐車したらいいのか?ただ、駐車できればいいという訳ではありません。もちろん料金も気になるところです。
駐車無料!?
地図の青い線部分、約270mの一方通行区間ですが、駐車禁止の道路ではありません。だからと言って大きい声で言っていいことは無いんですが、仮に駐車をしたとしても取り締まりを受けることはありません。
ただ、全く管理のされていない道路で、各車両間のスペースも狭いので、駐車中に車を擦ったり擦られたりということが後を絶ちません。しかも、擦られた場合はほとんどの場合で相手が逃げてしまい当て逃げ状態に…。ケガ人が出ていないということもあって、警察に届け出たところで、相手を探してもらえず、泣き寝入りの可能性が非常に高くなります。
とはいえ、駐車料金の高いエリアで、駐車料金が掛からないということで、かなりの人気です。5月6日も朝8時の時点で駐車できるスペースはありませんでした。
最安!上野恩賜公園駐車場
上野公園に近く、公営駐車場ということもあって、料金もほぼ最安値というのが上野恩賜公園駐車場です。料金は最初の1時間が400円、それ以降は30分200円です。
ただ、こちらは厳格なルールが存在します。
営業時間は朝の8時30分からで、それ以前はツアーバスの乗車場所となっています。
営業開始時間までは、そのツアーバスが駐車場にひっきりなしに入ってくるので、駐車場入口等で開場待ちをすることはできません。8時30分以前に駐車場に入ろうとしても、係員が入れてはくれず、一方通行の道をぐるっと回ってくることに…。
<駐車するには…>
上野駅前の中央通りから、上野駅公園口までの上り坂付近の道幅が広くなっています。ここで、時間調整をして8時30分直前に駐車場を目指して動き出します。
ただ、少しでも早いと通過しなければならないので注意が必要です。また、一斉に動き出すので、タイミングによっては駐車場入口から道路まで車が溢れます。すると警備員が溢れた車に対して通過するよう指示を出します。これは後ろに業務用の車両やバス・タクシー等がいますので、ゴネずに従うようにしましょう。駐車したい気持ちはわかりますが、周囲の迷惑となります。
実は上野パーキングセンターがおすすめ
上野動物園に最も近い場所ながら駐車料金の問題でやや敬遠されている「上野パーキングセンター」。場所は恩賜公園駐車場に入るための時間調整をしている上り坂の途中左手に入口があります。
駐車料金は30分250円ということで、1時間あたり上野恩賜公園駐車場より100円高い計算です。ただ、割引制度があって、2時間以上の利用時に入園券を提示すると30分サービスとなります。
駐車料金の逆転現象!
駐車場を2時間利用した場合、恩賜公園駐車場は800円ですが、パーキングセンターは30分サービスとなるので、750円で駐車できます。さらに平日ならば上限2,000円。週末でも3,000円が上限なので…?
平日の場合は5時間以上、土日祝日の場合は7時間30分以上の駐車はパーキングセンターの方が安くなります。しかも、こちらは24時間営業なので、時間調整の必要がありません。
車を駐車したら動物園のゲートへ!
駐車を済ませたらうえの動物園のゲートを目指しましょう!上野動物園は9時30分開園ですが、写真はその1時間前8時30分の状況です。
ちなみに、この行列は入園券を購入するための列です。
前売り券の販売はしていない!
実は上野動物園では前売り券の販売を一切していません。そして、入園券の販売は開園時間と同時!ということもあって、いかにこの入園ゲートに早く来るか!ということが、パンダに会える近道となります。
ここからが裏技編
多くの人が並ぶ列とは違う場所に、このような旗があります。年間パスポートや障害者手帳を持っていると、そのまま入場できるんです。そして旗を良く見ると「入場券」という文字が…。あれ?前売り券なんてなかったんじゃ?
前売り券は無いが事前購入はできる!
上野動物園に前売り券が無いことは、すでに書きましたが事前購入はできるんです。事前購入と前売り券の違いとは?というところですが、入園日以前に上野動物園に来ることができれば、入園券を購入することができます。その入園券ですが、実は有効期限がありません。
ということは…
入園日よりも前に入園券を購入していれば、優先入場の列に並ぶことができるのです!
ちなみに、GW最終日5月6日8時30分の状況で並んでいる人は20人程度。これが開園時間まで大きく増えることはありませんでした。
いよいよ開園時間!
この日は開園時間が10分早くなって9時20分開園でした。
入園ゲートでパンフレットを受け取って、走らずにやや早足でパンダエリアへ…。到着するとリーリーが竹を食べている最中でした。ちなみに、この時点でパンダエリアの前にはほんの数人しかいません。ほぼ貸切状態で好きな場所から好きなだけ写真を撮ることができます。
ちなみに、整理券方式の場合は、東園の表門を過ぎてすぐの場所が整理券の配布場所となります。つまり!優先入場をすれば、ほぼ一番乗りでシャンシャンを見ることができるということです。整理券の枚数は1日9,000枚。整理券は時間指定されているので、たとえゲットできたとしても、入園時間が遅くなればなるほど、シャンシャンの観覧時間は閉園時間近くになってしまいます。
とにかく朝の勝負が全て!ということです。
パンダを観覧した後は…
一般入園の方がパンダで大騒ぎして、空いている園内でまずは東園をサラッと見てしまいましょう!一通り東園を見たら西園へと移動します。
東園から西園までは、いそっぷ橋を経由して歩いて行くことも可能ですが、写真のモノレールの利用がおすすめです。料金は大人150円、小人80円です。ここで注意が必要なのは小人は2歳から乗車券が必要だということです。
西園に着いたら…
モノレールを降りた場所の左前に売店がありますが、売店の裏側がこの「カメレオンカフェ」です。いそっぷ橋を歩いて渡った場合は渡り終わった左前にお店が見えています。
上野動物園では食堂が東園・西園それぞれにあるんですが、おすすめは断然写真の「カメレオンカフェ」なんです。
中でもおすすめメニューは「パンダ弁当」
この上の動物園で恐らく一番人気の「パンダ弁当」580円です。パンダ弁当だけに竹の皮にくるまれています。このお弁当ですが数量限定ではなく、売り切れる心配は無いそうなので、安心してお買い求めください。
このお弁当は、先ほども書いた通りで、ここ以外でも販売しています。でも、ここで食べて欲しい理由は…
不忍池を眺めながらのランチ
暑い時や寒い時は食堂内で食べるのもいいですが、春や秋の過ごしやすい時期であれば、カメレオンカフェの前にあるテラス席がおすすめです。ここからは不忍池越しに都会の景色を眺めながらゆったりと食事をとることができます。
また、テラス席にはモニターが設置されていて、常にパンダ舎の映像が流れているので、パンダを見ながらパンダ弁当を食べることができるわけです。
こんな感じで東園を見て、西園へ移動しちょっと早めのランチを食べてから、西園を回る…といった感じで9時20分に入園して、だいたい4時間くらいで周ることができます。
何か伝えたいことがあれば…
上野動物園の表門前には、こんなパンダ模様のポストがあるんです。
上野動物園に行った際には、パンダを見た感動をお手紙にして、このパンダポストから投函してみてください。
とにかく、上野動物園に行く時は入園時間が全て!その入園時間のために万全の準備をしてください。ちなみに、帰り際にパンダ舎の様子を見てみたら、5重6重の人垣で子供なんかは肩車しないと見ることの状態でした。
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