静岡市民に古くから愛されている市民の動物園
静岡の景勝地「日本平」で静岡側の麓に、昔から市民に愛される日本平動物園があります。「猛獣館299」を手始めに、園内各所のリニューアルを進めながら平成25年にグランドオープンして全く新しい行動展示型の動物園に生まれ変わりました。
〒422-8005
静岡市駿河区池田1767-6【地図】
☎054-262-3251
9:00~16:30
一般(高校生以上)610円 小・中学生150円
※静岡市内に居住又は通学する小・中学生及び70歳以上は証明書の提示で入園無料。
【定休】毎週月曜日(祝日等の場合は翌平日)、12月29日~1月1日
アクセス情報
日本平動物園まで公共交通機関を利用の場合はバスのみとなります。静岡駅からはしずてつジャストラインの「静岡日本平線」でJR静岡駅(11番乗場)又はJR東静岡駅南口から乗車して動物園入口で降車。
JR東静岡駅南口からは、日本平自動車の「動物園に行こう!線」「動物園に行ってきました!線」も運行しています。※土・日・祝日のみ運行(片道大人190円)
他にもJR東名高速バスを利用して「東名日本平」で下車すると、バス停から徒歩10分です。
とはいえ、多くの方が車で来援すると思います。その場合は静岡側から日本平山頂を目指していくと、東名高速道路をくぐった先右手に動物園駐車場が見えてきます。そこには右折帯のある信号がありますが、一般車は進入禁止となっていて駐車場に入ることはできないので注意が必要です。この信号を通り過ぎて道なりに、左カーブ→右カーブ→道路が広くなって左手にバス停が見える→写真の動物園駐車場入口のゲートといった、感じで駐車場前の信号から1キロほど走って駐車場のゲートとなります。
※日本平山頂からUターンをして駐車場にはいることはできません!
入園したらまずはトイレを済ませましょう
入園をしたら、まずはトイレを済ませましょう。だいたい園内をゆっくり見てまわると2時間ほど掛かります。園内各所にトイレはあるものの、入園してすぐ左手のトイレがリニューアルされていてこども用トイレが充実しています。大人用はもちろんありますが、写真は子供用の写真です。右手が男の子、左手が女の子用のトイレです。
最初は日本平のアイドルレッサーパンダから
日本平動物園は旭山動物園で人気になった「行動展示」をリニューアルの度に充実させていきました。写真はレッサーパンダ館の入口ですが、柵といったものは無く、手が届きそうな場所にいるレッサーパンダを鑑賞することができます。
寒い時は…
今回訪問した時は12月の寒い時期だったので、屋内にいましたが、見やすい工夫がしてあります。
他にもいろいろな動物の行動展示がされている
日本平動物園では様々な動物が行動展示されていて、普段は見ることのできない動物の姿が鑑賞しやすくなっています。写真はペンギン館。外からも普通にペンギンを鑑賞することもできますが…
下からガラス越しに水の中を泳いだり歩いたりするペンギンが鑑賞できます。
なかなか近くで見ることのできないオランウータン
森の人とも呼ばれるオランウータンですが、各地の動物園でもなかなか間近で観察することができません。こちらのオランウータン館は様々な角度から観察ができるようになっています。
1~2m先に見えるのがオランウータンです。ただ寝ているのか毛の塊にしか見えませんが…。
鳥たちが自由にはばたくフライングメガドーム
写真のフライングメガドームは、普段は小さな檻で展示される鳥たちが、自由にはばたけるように、逆に人間が大きなドームの中に入るという展示方法です。
これがメガドームの中です。大きさがわかりますか?
フラミンゴもメガドーム内に
以前は、入園ゲートを入ると正面にフラミンゴだったんですけどね。今ではフライングメガドームの中でフラミンゴたちがのびのびとしていました。
爬虫類館には意外な視点も
人によって好き嫌いのある爬虫類ですが、爬虫類館では、じっくりみることの少ない爬虫類をわかりやすく展示しています。
アナコンダという大きな蛇も2階に展示されていましたが、動くことがほとんどありません。見える部分は一部だけ、それが1階に降りて見上げてみると…
この角度からのオオアナコンダって、見たことありますか?
一番人気の「猛獣館299」
写真が日本平動物園で一番人気の施設「猛獣館299(ニッキュッキュ)」です。グランドオープンをした日本平動物園のリニューアルはここから始まったんです。
こちらの猛獣たちですが、建物のタイトル通り動物たちの肉球を見やすくなっている施設なんです。
猛獣たちを間近に
ジャガーもすぐ横を歩いていきます。
トラは遠くでたそがれてました。
人気のライオンもこの距離です。ガラス越しに鑑賞していると、それを獲物だと思って襲い掛かってくる時もあります。
写真のような感じで背を向けると攻撃してくる場合もあります。
あっ!どうですか?こんな感じで肉球が見えるんです。なかなかライオンの肉球なんて見られる動物園は無いと思います。
日本平動物園で一番人気のホッキョクグマ「ロッシー」です。通常は5月頃からの「濃恋の季節」以外はオスとメスは離して展示するのが通常ですが、2頭は仲がいいので、12月でもペアで展示されているので、こんな風にじゃれあう
様子をみることができます。
全国でも日本平でしか見ることのできないヒゲワシ
写真に映っているのが、北アフリカに生息しているヒゲワシです。数が減ってきていて貴重な鳥となっていますが、日本の中でもヒゲワシが鑑賞できるのは日本平動物園だけとなっているので、目立ちませんが見逃さないようにしてください。
帰りにはお土産も忘れずに
入園ゲートのすぐ脇にはスーベニアショップがあります。楽しい思い出を自宅まで持って帰りましょう。やはり日本平のアイドル「レッサーパンダ」のぬいぐるみが多い感じですね。
日本平山頂には夢テラスもあります
日本平動物園を見学した後に、時間の余裕があったら日本平山頂へ上がってみませんか?ロープウェイで国宝の久能山東照宮へ行くこともできますし、静岡や清水の景色を一望できる新施設「日本平夢テラス」もあります。夢テラスからは、天気が良ければ最高の富士山を見ることもできます。ぜひ、日本平を1日満喫してください。
日本平観光については「日本観光地百選の日本平をぷち散歩」にて詳しくご案内しています。
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