2015年にオープン!都田の新エリア「ドロフィーズキャンパス」
浜松と聞けば「うなぎパイ」や「浜松餃子」などの食べ物や「ヤマハ」や「ホンダ」など全国的に有名な企業があったりしますが、観光で訪れるとするとごく限られた地域でしょう。
特に今回紹介する浜松市北区にある「都田」という場所は交通の便が良くないことから、田舎なイメージがあるかもしれません。近くにフルーツパークというフルーツのテーマパークはあるものの、やはり多くの人が来るには至っていない状況です。
ただ、そんなスローな生活を逆手に取って、いまや知る人ぞ知る人気エリアへと成長しました。そんな都田の核となっている「ドロフィーズキャンパス」をご紹介します。
都田の玄関口「都田駅」
都田へ行こうとした場合、車があればベストですが、列車で訪れてみるというのはいかがでしょう?東海道線の掛川駅から新所原駅までを結ぶ「天竜浜名湖鉄道」というローカル線があるんですが、写真はその通称天浜線の都田駅です。
昔ながらの駅舎で無人駅なんですが、「駅cafe」として営業しています。写真を見てもらってわかる通り、駅舎にはフィンランドのマリメッコという人気アパレル会社の生地もふんだんに使用されてお洒落に変身しています。
駅舎の中は…
どうですか?田舎の無人駅とは思えないくらいにお洒落なカフェになっているでしょ?
こちらではコーヒーはもちろん、軽食やスイーツをいただくことができます。
ホームがテラス代わり
こちらが、都田駅のホームです。ホームだってカフェのテラスに大変身です。たま~に来る電車が雰囲気を盛り上げてくれます。
〒431-2101
静岡県浜松市北区都田町5563-21【地図】
☎053-428-8088
11:00~16:00
【定休】火曜・水曜・木曜
都田駅からてくてく歩いて15分
都田駅からのどかな風景の中を歩くこと約15分で、いきなり北欧の雰囲気が溢れる空間が現れます。ここがドロフィーズキャンパスです。約3,000坪という敷地ですが、一般家庭もエリア内にちらほらとあります。なので、散策する場合は大声でのお話やゴミのポイ捨てなどマナーにも注意が必要です。
まずは、腹ごしらえから…
広い庭を散策する前にまずは腹ごしらえとしましょう。敷地内にはコース料理が楽しめて予約も可能な「9sense dining」やカジュアルなランチを楽しめる「ノルディックデリ」がありますが、今回はドロフィーズカフェでランチをいただきます。
洗練された空間
店内はとにかくお洒落です。そして、店内にある物は、ほとんどが商品。照明だって座るイスだって、よく見ると値札が付いています。
2階は簡易なショールーム
階段で2階に上がってみると、そこもショールームになっていて、イスを中心に家具が展示されていました。ちなみに写真中央でセットになった2脚のイスですが、値札を見たら50万円!1階のレストランスペースのイスはたいていが4~5万円のお手頃価格のものだそうです。座ってみたら一度値札も確認してみてください。
デザートセットをオーダー。まずはサラダから
今回はメインメニューに500円プラスをして「ドロフィーズセット」にしました。ドロフィーズセットはミニサラダにドリンク又はミニスイーツが付きます。まずは、写真のミニスイーツの登場です。
メイン料理は2つ注文!まずは数量限定の「都田ガレット」
ガレットと言っても、こちらはお食事系のガレットですね。お皿に盛り付けられているお花も、もちろん食べることができるものです。
続いて、季節限定の「木の子とチキンの贅沢ポルチーニ」
こちらは、秋冬限定のスペシャルメニューです。濃厚なクリーム系の味で、ボリュームもそこそこあるので、男性でも問題ないでしょう。
食後はミニスイーツ
ミニスイーツは2種類でしたが、この器がお洒落でしょ?奥はフルーツカクテル、手前はバナナのムースにチョコが掛かったチョコバナナでした。
こちらのドロフィーズカフェですが、予約をすることができません。オープンは11時で、お邪魔したのは週末でしたがオープン前から数人が並んでいて、オープン直後には満席の状態に。食べ終えて店を出る時に表示を見た時は、待ち時間が「130分」でした。
満席の場合は、カフェ入口でチケットを発券して、チケットに表示されたQRコードをスマホで読み取ります。すると、ご案内が近くなると通知が届くようになっているので、それまでは自由にドロフィーズキャンパスを散策することができます。
〒431-2102
静岡県浜松市北区都田町2858【地図】
☎053-525-9001
11:00~17:00
【定休】火曜・水曜
さぁ!散策にでかけましょう!
とにかく広い敷地なので、ゆっくりペースで周っていきましょう。
疲れた時は、あちこちに休憩できるスペースが設けられています。ハンモックなんかもあったりして、春や秋の過ごしやすい時期は、そよ風に吹かれながらうたたねするのもいいでしょう。
天気のいい日にはイスに座ってボーっと風景を眺めてみるのもいいでしょう。
ゆっくりと休む場所は数多く用意されています。トイレも敷地内に点在していて、外のトイレと侮ってはいけません。最新式のシャワートイレが設置されていました。
庭園にはハートの池もあって、小さな魚が泳いでいたりするので、子供たちが楽しそうに魚たちを眺めている姿を見かけることができました。
散策をしていると、昔から地域の人たちに大事にされていた叶地蔵もいらっしゃいます。こちらでお願いすると夢や愛が叶うのだとか…。
お洒落な北欧雑貨を購入することもできます。
写真はオーガニックワインを販売しているお店ですが、このお店があるドロフィーズストリートにはフィンランドのマリメッコ正規取扱店の「マリメッコギャラリー」をはじめ色々なお店があって、どこを覗いても飽きることはありません。
mari&deco bar
ドロフィーズカフェのすぐ近くですが、こちらでは着色料や香料などを一切使用しない無添加のハーブ炭酸水やマリメッコをはじめとする、北欧系にペーパーナプキンを多数ラインナップしています。
ドロフィーズとはDream(夢)、Love(愛)、Freedom(自由)、's(仲間)の造語とのことで、人が人として豊かに生きる人生観を象徴するものとして誕生したそうです。
ぜひ、このドロフィーズキャンパスで豊かに生きるためのスルーライフを体感してみてください。
〒431-2102
静岡県浜松市北区都田町2698-1【地図】
☎053-428-2750
11:00~18:00
【定休】火曜・水曜
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