河津というと…
東伊豆の河津と聞くと、まず思い浮かべるのは河津桜でしょう。シーズンの2月ともなると多くの観光客が河津を訪れます。
河津桜は早咲きの桜で、ソメイヨシノに比べるとピンクの色が濃くて、葉っぱも同時に出てくるのが特徴です。
もう1つ有名なのはバガテル公園
河津と言えば春と秋のシーズンはバラの公園「河津バガテル公園」もあります。
フランスのパリに本家の「バガテル公園」があって、そちらのフランス式庭園と寸分変わらないサイズで再現されています。
シーズン中は賑わっているものの、春と秋のシーズン以外は閑散としています。
〒413-0511
静岡県賀茂郡河津町峰1073【地図】
☎0558-34-2200
9:30~16:30(12/1~4/27は9:30~16:00)
春バラシーズン(4/28~7/31)秋バラシーズン(10/1~11/30)
大人1,000円 小中300円
シーズンオフ 大人300円 小中100円
【定休】木曜(ただしバラのシーズンは無休)
今回は河津の大噴湯をご紹介
そんな中、今回は知る人ぞ知る「河津大噴湯」をご紹介します。
〒413-0511
静岡県賀茂郡河津町峰446-1【地図】
☎0558-34-0311
9:00~16:00
【定休】火曜日・金曜日(メンテナンスのため)
噴き上げの時間は決まっていて、9時30分~15時30分の毎時30分に噴き上げています。まずは噴き上げの様子をご覧ください。
動画の最初の方は全然湯気が出てるだけなんですけどね。動画後半で噴き上げる様子を見ることができます。背景が青空だと、わかりやすいんですけど、それでも高く噴き上げています。
ここで1つ気になるのは、この噴湯に営業時間や定休日があるという点。自然のものなのに…定休日?
そこで、公園の方に聞いてみました。
この河津大噴湯は常に噴き上げているものを、蓋をして抑えているとのこと。その蓋を1時間に1回、1分間だけ設定で開けるようになっていて、火曜日と金曜日はメンテンナンスのため公開をお休みしているとのことですが、常に温泉は噴いているとのこと。
その豊富なお湯の使い道ですが
まずは足湯!
公園に入って大噴湯と向き合うように足湯があって、もちろん無料で利用できます。
その他にも噴湯を眺めるベンチにも温泉が通っていて、夏場は木枠を被せていますが、冬季はベンチを温泉熱で温めています。
テーブルにも
公園内のテーブルを見ると中央にお湯が張ってありますが、これももちろん温泉です。約70℃に設定してあるとのことで、手を入れるにはちょっと熱いです。
ここに入れるものは…
売店の様子ですが、写真の右側をみると、缶に入ったおでん・甘酒・おしるこが売っています。これをテーブルの温泉に浸けて、しばらく待つと熱々を楽しめるというようになっています。
が、写真で気になったのは「名物大噴湯たまご」ですね。これは生たまごを2個150円で販売しているので、購入するとカゴを貸してくれるので、その中に購入したたまごを入れて…
大噴湯のもとへ…。
今湧いたばかりの源泉にたまごを入れて、温泉たまごを作るんです。
温泉たまごを作りましょう!
源泉は100℃なので、ヤケドをしないように注意してください。この源泉に10分~12分浸けると、正真正銘の温泉たまごの出来上がりです。
大噴湯は1時間に1回。見逃すと1時間待たなければならないので、できれば15分くらい前の到着がベストです。その待ち時間を利用して、温泉たまごを作れば、待ち時間も楽しくなります。
注意事項
こちらの大噴湯には注意が必要です。
というのも、約30m噴きあがります。風が無ければ真上に上がって、真下に落ちるんですが、風が吹くと噴きあがった温泉が雨のように降ってくることがあります。
もちろん、降ってくる頃には冷えているので、ヤケドをするということはないですが、場合によっては売店前のベンチまで届くこともあります。
子供連れの場合は降り注ぐ温泉の雨の下を無邪気に子供が走り回ったりします。すると、服はびしょびしょ。着替えもあった方がいいかもしれません。
わずか1分のショータイムですけど、自然の力強さを感じることができる、河津の穴場スポットです。
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