2000年オープンの体験型水族館
静岡県の西部にある浜名湖畔に2000年8月21日(静岡県の日)オープンの体験型ミニ水族館です。元々は静岡県水産試験場と呼ばれていたところで、現在は水産技術研究所に併設されるような形で公開されています。
そんな訳で、ベースとなっているものは水産試験場なんです。
イルカはいません
そんな訳で水族館をイメージして行くと少々ガッカリするかもしれません。館内には写真のような自虐的なポスターが貼ってありましたけど、なかなかセンスがありますよね。写真の通りでイルカ・ウミガメ・ペンギン・トドといった、水族館を象徴するようなものは見ることはできません。ただ、もう1枚ポスターがありまして…
このポスターの通りで、行ってみると決して期待を裏切るようなことはありません。そんな浜名湖体験学習施設「ウォット」のみどころをご紹介していきます。
〒431-0214
静岡県浜松市西区舞阪町弁天島5005ー3【地図】
☎053-592-2880
9:00~16:30
【定休】月曜日(祝日の場合は翌日)年末年始(12月30日~1月1日)
※GW・夏休み期間は毎日営業
大人310円 高校生以下と70才以上は無料
高校生以下が無料で、大人も310円というリーズナブルさがいいですよね。さらに静岡県の日(8月21日)は誰でも入館が無料になります。
駐車場は渚園の駐車場(1日410円)の利用が便利です。
それでは館内に入ってみましょう
まず入館すると正面に小さな水槽が…。この中に入っているのが白黒のパンダウナギです。名前は来場者投票で決められ「湖湖(ココ)」と呼ばれています。
そこから先に進むと、浜名湖に流れ込む都田川をイメージした水槽があって上流・下流と別れていて、それぞれの生態系が展示されています。
本格的な水槽もあります!
多くの魚が泳いでいますが、水産試験場だったということもあって、魚の種類や内容に派手さは無いかもしれません。でも、この水槽って実は凄いんです。
見上げてみると…
人気の水族館でよく見られる水槽ですが、この水槽もトンネル型なんです。まぁ、完全なトンネルではなく、70%トンネルといった感じですかね。これは行ってみればわかります。とはいえ、トンネルの形をしているので、見上げた時にエイが通れば、こんな写真を撮ることだって可能です。
一番の見どころはふれあい水槽
水槽の周囲に人だかりができていますが、このふれあい水槽は何気に凄いんです。
水槽に手を入れることができる
このふれあい水槽には写真のような箱が3カ所ほど付いています。この何が凄いのかというと、写真をよく見てください。箱の穴から水槽に手を入れることができるんです。
水槽を横から見てみましょう
写真の中央奥に人の手が水槽に入り込んでいるのがわかります?こんな感じで水槽に手を入れると、魚が寄ってきてくれるんです。
全国でふれあい水槽を持っている水族館は多いと思いますが、水槽の中に直接手を入れることのできる水槽は見たこと無いと思います。そして、この水槽の何が凄いのかというと、なぜ水槽に空いている穴から水が外にこぼれないのか?という点です。
これはストローの原理と似ているそうなんですが、よく見てこなかったので、詳しくはウォットで確認してください。
外に出てみると…
外にもタッチプールがあって、ヒトデやナマコに触れることができます。それも手で触る…というよりは、実際に水槽に入って水遊び感覚で触れるスタイルです。
このタッチプールの奥には大きな水槽があって、売店で販売しているエサを購入すればエサやり体験も可能です。
他にも館内2階には、生態のことがわかるクイズコーナーなんかもあったりします。
水族館と思って訪問すると、ガッカリしてしまうかもしれませんが、コスパの高いこのウォットは決して期待は、ウナギらない?と思いますよ。
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