SHIINBLOG

旅ログ       グルメ おでかけ情報

あちこちを旅をして そんな旅の様子を綴っています

静岡観光のモデルコース!駿府城から日本平・久能山・三保の松原と早回りで一気に楽しむ!

9:30 静岡駅南口を出発

f:id:apocket:20210811111857j:plain

今回の出発場所は静岡駅です。新幹線でお越しの場合は南口でのご乗車が便利です。他にも北口駅前交番前や 駅周辺ホテルへのお迎え 静岡市内の方であれば ご希望の場所へお迎えにあがります。

そして 今回のコースは「早回り」ということで 各立ち寄り場所の時間は短いですが 静岡の見どころをなるべく多くご覧いただくコースです。

早回りではなく ゆっくりと静岡市内を5時間回る場合は静岡市の鉄板観光コース 日本平の絶景と歴史を感じる久能山東照宮&清水港の絶品ランチをご覧ください。

9:45 駿府城巽櫓(たつみやぐら)に到着

f:id:apocket:20210811111743j:plain

今や静岡市のシンボルにもなった駿府城の巽櫓です。干支は古来より方角を表すのに用いられていて 南東の方向は辰(竜)と巳(蛇)の中間にあたるので巽(たつみ)の方角と呼ばれていました。この駿府城の巽櫓も城の南東に位置しているので 巽櫓と呼ばれていて 駿府城では一番最初に復元されました。

今では南西の方角にあたる「坤(ひつじさる)」の場所にも坤櫓(ひつじさるやぐら)が復元されています。

10:15 静岡浅間神社を参拝

f:id:apocket:20210811111658j:plain

浅間神社から車で10分ほどの場所にある静岡浅間神社です。徒歩でも駿府城から15分ほどで来ることができます。正式名称は浅間神社(あさまじんじゃ)とのことですが 地元では「せんげんさん」の愛称で親しまれています。

願い事が叶うといわれている叶え馬

f:id:apocket:20171118133340j:plain

浅間神社には何でもお願い事を叶えてくれるという「叶え馬」という「神馬(しんめ)」がいらっしゃいます。左甚五郎の作で 昔は2頭いたのですが 火事が起こった際に 2頭は清水区の三保にある御穂神社(みほじんじゃ)へ逃げて 1頭だけが戻ったとされていて 浅間神社の七不思議の1つと言われています。

他に浅間神社の七不思議は…

①一の石(ひょうたん池の水をイボにつけるとイボがとれる。)

②本殿の鳴きうずら(本殿の鶉が毎夜鳴くと言われている。)

③四方走りの馬(文化財資料館に展示されている絵馬の馬が 田畑を荒らしたという…)

④八方睨みの龍(どこから見ても龍に睨まれている)

⑤水飲みの龍(安永の火事の際に池の水を口にたくわえ消火の手伝いをしたとか…)

⑥鳴き石(石の付近を強く踏むと何か音が聞こえるという)

⑦叶え馬(彫刻の馬が火事の際に2頭逃げて、1頭だけが戻ってきた)

時間があれば そんな七不思議を探索するのも面白いかもしれません。

11:00 宇津ノ谷集落を車窓にて…

f:id:apocket:20210811111511j:plain

静岡市と藤枝市岡部との境にある宇津ノ谷地区です。ここでは今でも屋号で呼び合う風習が残っています。屋号とは家の称号や通称のことで 苗字とは別の呼び名です。

写真に右手前に「車屋(くるまや)」さんが見えます。この集落では「くるまやさん」と呼ばれますが 苗字は別にあるのです。

この宇津ノ谷の街道には「御羽織屋」もあって 豊臣秀吉が小田原の北条征伐の際に立ち寄りをした家で 勝利に機嫌を良くした秀吉が帰りに羽織を与えたと言われています。

11:05 明治トンネルを散策

f:id:apocket:20210811111418j:plain

静岡と藤枝の境にある宇津ノ谷は東海道において峠越えするルートとして整備されましたが 明治になるとトンネルが掘られて 日本で初めての有料トンネルとして多くの人に利用されました。当時の通行料は大人片道6厘(現在の120円)とのことです。

開通当初の明治トンネルは測量技術が発達していなかったせいもあって くの字型でしたが 明治の時代に補修されて現在のように直線のトンネルになりました。

11:35 ななやで世界一濃い抹茶ジェラートを食べる!

f:id:apocket:20210811101942j:plain

藤枝に本店のある「ななや」さんの静岡店です。静岡市中心部の呉服町通り沿いに店舗があります。ここの抹茶ジェラートは№1~№7までお茶の濃さの段階があって №7は世界で一番濃い抹茶ジェラートとして人気があります。

12:00 登呂遺跡を車窓より見学

f:id:apocket:20210811112028j:plain

静岡駅から南に車で10分ほど走った住宅街のど真ん中にある登呂遺跡です。日本三大遺跡の1つとして教科書にも掲載される観光スポットです。じっくりと弥生時代に浸りたい場合は 30分ほどの散策をおすすめしますが 写真撮影程度の立ち寄りでも十分雰囲気は味わえるでしょう。

博物館に入館した場合は入館料が必要ですが 住居の見学や散策程度であれば 無料で見学できます。

12:10 久能山東照宮を登り口より車窓にて…

久能山東照宮は日本平の山頂からロープウェイで5分ほど下れば 階段はあるものの簡単に参拝できますが 本来であれば久能より1159段の石段を登って参拝をします。写真の場所がその1段目にあたるところ。写真の右上には「一の門」があるのですが その場所で909段目です。

12:30 清水河岸の市にてマグロの昼食

f:id:apocket:20210811112249j:plain

刺身用のマグロの4割が水揚げされているという清水港にある「清水河岸の市」です。

館内は主にショッピングができる「いちば館」とレストランが集まった「まぐろ館」に分かれていて 飲食できるお店が20店舗弱あって 好きなお店で食事ができます。

清水河岸の市

〒424-0823

静岡県静岡市清水区島崎町149

☎054-355-3575

9:30~17:30(まぐろ館は各店舗によって異なる)

【定休】水曜日(まぐろ館は店舗によって営業)

13:25 次郎長の生家を見学

f:id:apocket:20210811112147j:plain

清水の大親分「清水の次郎長」の生家です。平成29年にリニューアルされ 近いうちに国の登録有形文化財に指定されるとの発表がありました。

次郎長というとヤクザのイメージがありますが 地元清水では地域に貢献した侠客に生きる人物として親しまれています。

14:00 三保の松原を散策

f:id:apocket:20210811141523j:plain

世界遺産に認定された三保の松原です。写真は現在3代目となった「羽衣の松」です。

この先の砂浜に出ると 天気のいい日には松原越しの富士山を眺めることができます。

神の道を通って御穂神社へ

f:id:apocket:20171118151902j:plain

三保松原から神の道を通っていくと「御穂神社(みほじんじゃ)」があります。

浅間神社から逃げたとされる神馬の1頭がここに!

こちらが 浅間神社火災の際に2頭逃げてきた神馬のうちの1頭です。こちらの神馬もお願いを何でも叶えてくれると言われています。

三保の松原については「天女の羽衣伝説が残る!世界文化遺産認定の三保の松原 新施設「みほしるべ」」にて詳しくご案内しています。

15:00 日本平ホテルに到着

f:id:apocket:20210811141622j:plain

今回は日本平ホテルへお送りしましたが 降車場所は静岡駅等のご希望の場所へとお送りすることが可能です。

また 日本平には富士山はもちろん静岡・清水を一望できる「日本平夢テラス」がオープンしました。日本平夢テラスについては「日本平の新名所!静岡を一望できる展望回廊を備えた「日本平夢テラス」」にて詳しくご案内しています。

静岡市のモデルコースをさらにご紹介しております。

旅ログ厳選!静岡市の観光情報はこちら

旅ログ厳選の静岡市グルメはこちら