川根方面にお出かけしまして「たいやきや」さんへ行ってきました。
ずいぶんと年季が入っております。普通にこの看板を見ると「怪しいお店だな」と入るのを躊躇してしまうところなんですが、今回はこちらが目的だったので、迷わず入店します。
そして、入るとまずは「おでん」が目に入ります。
典型的な静岡おでんですね。
牛すじ特有の真っ黒なだし汁。その黒いダシでネタが見えないので串が付いています。牛すじとたまごは、さらにわかりやすく串の先端が赤くなっています。
このおでんは1本100円。
そして、このおでんの上はガラス張りになっていて、中で鯛焼きを焼いている作業を見ることができます。
テイクアウトの場合はここで注文をして、できあがるまではこちらで待機することになりますけど、今回は中で食べていく予定なので…
それではお店の中の方へ…
たいやき屋さんらしく、お座敷の入り口には大きな鯛がお出迎え。
中に入るとカウンター席とお座敷のお席とがあります。
そして、こちらは「たいやきや」とは言いながら、軽食メニューもあって、これが陰ながらも、捨てがたいおすすめメニューなんです。
ラーメンは地元のテレビ番組で中部地区3位!
こちらが、某地元テレビ局で中部地区3位に輝いたラーメン650円です。
鶏ガラスープで醤油味。昔ながらの中華そばの味わいです。
トッピングされているチャーシューやシナチクは自家製とのことで、実は正直ラーメンのシナチクって好きじゃないんですけど、ここのは柔らかくて味が染みていて、美味しくいただきました。
もう1つの飲食メニューがこちら
特製やきそば550円(税込)です。
上に特製のソースが掛かっていて、焼きそばの隠し味にはニンニクが使用されているそうです。ラーメンもやきそばも、このお店のメインメニューからすると脇役ですが、それぞれが主役級の輝きを放っています。
やはり一番人気は…
こちらの「たいやきや」さんで一番人気はやはり鯛焼き。とはいえ、ただの鯛焼きではありません。ラインやフェイスブックからこちらのウェブページをご覧の方はいよいよ答え合わせでございます。
これが、ラインとフェイスブックにアップした写真ですね。
鯛焼きにしてはちょっと色が違うと思いませんか?その理由は、このお店のある場所にあります。このお店があるのは「川根」と呼ばれるお茶どころ。
そぉなんです。こちらの鯛焼きには抹茶が練りこまれているんですね。なので食べてみると…
こんな感じで皮が緑色なんですね。皮の部分だけを食べると、ほのかにお茶の味がしてきます。これが中のあんこと合わないわけがない!
そして、このお店のもう1つの特徴は1枚目の鯛焼き写真を見てもらってわかる通りで鯛焼きの周囲にある「羽根?」の部分を落とさずにそのまま提供してくれるんです。
端っこの部分はパリパリとしていて、特にお茶の風味が強くなります。
お店の情報です。
静岡県島田市川根町家山668-3
☎0547-53-2275
木曜・第3日曜定休 他にも不定休あり
昨日もそうでしたが、ツアー客等が押し寄せると、一般のお客さんに迷惑が掛からないように、一度お店を閉めてしまう場合があります。
駐車場はとてもわかりにくいですが3~4台あります。
新東名の島田金谷ICから行くと、家山駅へ入る信号を過ぎて次の角(横断歩道があります)を右折、1つ目の十字路の先左側。車止めに「たいやきや」と書いてあるスペースのみ駐車可能です。
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