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牧之原台地がある菊川にオープンした丸松製茶場プロデュース「サングラムカフェ」

2015年 菊川駅近くにオープン

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JR東海道線菊川駅から徒歩約5分の場所に2015年オープンの「サングラムカフェ」です。菊川と言えばお茶の一大生産地として有名な牧之原台地があるところです。

店名の「サングラム」というのは、お茶を淹れる時の茶葉の適量が「3グラム」であるところからきているそうです。菊川市内にある丸松製茶場が運営・プロデュースをしていて、日本茶の可能性にこだわった日本茶専門カフェといえる店舗です。

自然光が多く入るガラス張りの外観で、店内に入ると奥には大きな庭があります。訪問した時は冬だったので、誰も利用していませんでしたが、テラス席もあって、時期によってはテラス席の利用がおすすめでしょう。

店内の様子は…

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お店に入るとショップスペースがあって、その奥がイートインスペースです。カフェスペースはテーブルを挟んで向かい合って座る2名テーブルが基本。3名以上の場合はテーブルをくっつけてセッティングすることになりますが、可能ならば予約がベストです。平日なら当日予約もOKのようですが、土曜・日曜・祝日などは当日予約が不可。前日の営業終了時までに予約が必要です。

メニューに関しては、人気の「本日の和善」などが数量限定となっています。予約の際にメニューのお取り置きもできますので、予約の際は席だけでなくメニューも決めて連絡をしましょう。

それでは、お店の情報をご案内します。

サングラムカフェ

〒439-0006 静岡県菊川市堀之内1-1【地図

☎0537-36-1201

10:00~18:00 【定休】火曜日(祝日の場合は営業)

気になるメニューは…

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イートインの場合はランチ利用かカフェ利用ということになります。まずはランチのご紹介から…。注文したのは本日の和善(数量限定)だったんですが、こちらのランチを注文の場合には「本日のお茶」が飲み放題となります(アイス・ホットの選択可)。

今回のお茶は富士市の農事組合法人ピュアグリーンさんの「かぶせ茶」で、まろやかな味わいと、息をのむほど鮮やかな緑色が特徴のお茶だそうです。

写真で見ていただいても、特に緑が印象的だと思います。

そして、左の器に少し入ったお茶。実は、これはゆっくり一滴一滴淹れたお茶なんです。量は少ないですが、すごく貴重です。そのお味はお茶というよりは海の風味っていうのか…ダシの味というのか…とにかくとても濃いんです。お茶の濃厚なアミノ酸を体感できる一口です。

本日の和善 1,100円(税込)

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お茶に合うお食事をコンセプトの「本日の和膳」ですが、この日はひじきの炊き込みご飯にお味噌汁、そしておかずの数々です。

おかずの内容は…

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メインは中央のミートローフ。副菜が、2枚目の写真では切れていますが、左上に大根とこんにゃくのステーキ風。2段目の右端がじゃがいものきんぴら。ミートローフの下が、豆腐の自家製味噌糀漬け。下段は左からカリフラワーと鶏肉の玉子サラダ、きのこと春菊のおかか和え、茶葉(ヤマニ製茶 深蒸し茶)入り玉子焼き。

そんな副菜の並びの中に自家製ぬか漬け(きゅうり、人参、セロリ、パプリカ、トマト、小メロン、カブ)ですが、トマト!ですよ。これがまた美味しいんです。

食後の甘味もお茶づくし

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食後はカフェタイム!ということで、まずは抹茶レアチーズケーキ500円(税込)です。愛知県西尾の抹茶を贅沢に使用したレアチーズケーキです。チーズの中にもお茶が香る1品で、このクオリティでワンコインはコストパフォーマンスが高いです。

和のスイーツも

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こちらは抹茶白玉しるこ400円(税込)です。写真でわかりますか?抹茶白玉なので白玉が緑色なんです。あんこの甘さもと付け合わせのぬか漬けがよくあう1品です。

ランチタイムは人気で12時には満席になってしまうことも珍しくないので、メニューを決めて予約するようにしてください。

また、店内では茶葉やお茶に合うお菓子も販売しています。茶葉に関してはシングルにこだわりを持って販売しています。

通常、茶葉というと各農家で生産されたものを製茶場ごとにブレンドして販売されているものが一般的です。ここサングラムでは、各農家での製法や品種にこだわって、シングル販売しています。

カフェタイム利用の場合、ドリンクは「〇〇さんの〇〇」というように、農家さんを指定することができます。スタッフの方がその茶葉に最適な淹れ方でお茶を提供してくれます。

とことん、生産農家の茶葉にこだわった菊川のサングラムは、お茶の聖地牧之原を訪れる際には外せないスポットになりそうです。

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