今回は出発地は静岡市内ですが 途中三島駅を経由して西伊豆に2泊するコースです。
西伊豆だけで2泊ということで 普段では通り過ぎてすまうような観光地やお昼のお店をご案内します。
静岡市内を出発
静岡の出発は近場の西伊豆に2泊するということもあって ゆっくりめの9時に出発です。
三島駅北口を出発
今回は東京からのお客様が合流されるとのことで 三島駅にて新幹線のお客様をお待ちします。
世界遺産 韮山反射炉を見学
明治の産業革命遺産として 世界遺産に認定された韮山反射炉です。以前は反射炉のみで 入場料も大人100円でしたが 世界遺産に認定された今は 手前にガイダンスセンターなるものができていて 反射炉のなりたちや仕組み等を3Dマッピングを利用したモニターで紹介してくれます。
当然ですが 入場料はぐっと上がって今は大人500円となりました。
〒410-2113 静岡県伊豆の国市中字鳴滝入268 地図
☎055-949-3450 韮山反射炉ガイダンスセンター
9:00~17:00(10月~2月 ~16:30)
【定休】第3水曜・12月31日・1月1日
大人(高校生以上)500円 小・中学生50円
修善寺「めし屋みづ」にて昼食
中伊豆の修善寺で昼食です。修善寺というと「独鈷そば大戸」や「禅風亭なゝ番」などのお蕎麦屋さんが お蕎麦に天然わさびを1本付けるお店が人気で 週末になると行列が珍しくないですが 最近修善寺に定着してきた「めし屋みづ」さんで昼食をいただきます。
人気のメニューは「花車弁当」です。以前は1,380円でしたが しばらく来ないうちに値上げで1,480円になっていました。(ごめんなさい。写真を撮り忘れました…)
〒410-2416 静岡県伊豆市修善寺765 地図
☎0558-62-0546
11:00~14:00 17:00~19:00(夜は完全予約制)
【定休】火曜日
食後は修善寺の町並みを散策します。
土肥の花時計で休憩
中伊豆からは船原峠を越えて西伊豆の土肥に入ります。この土肥にはギネスに認定された「世界一大きい花時計」があります。どのくらい大きいかと言うと 写真の右上に人がいるのがわかりますか?
花時計の周囲には足つぼを刺激する健康な歩道があって 裸足で1周すると体が相当健康になった気がします。
岩地温泉「かいとく丸」にて1泊
松崎の南にある岩地温泉です。屋根を黄色っぽくしている家が多いことから「東洋のコートダジュール」と呼ばれています。
その岩地温泉に「日本の三大料理民宿」の1つ「かいとく丸」があります。こちらは もちろん民宿なので 布団の上げ下げはセルフですし トイレも部屋にはありません。でも とにかく料理がいい宿なんです。
お部屋も至って民宿なお部屋なんですが1階部分はお洒落で 写真は朝食・夕食をいただく場所です。
かいとく丸
〒410-3617 静岡県賀茂郡松崎町岩地363-3 地図
☎0558-45-0365
2日目 岩地温泉を出発
翌日は 少しゆっくりめに9時20分に出発します。
伊豆の長八美術館を見学
松崎と言えば なまこ壁の漆喰で有名な町です。その松崎の漆喰を有名にしたのが 入江長八という左官職人で 漆喰鏝絵という唯一無二の絵画を生み出しました。
そんな入江長八の作品を展示している長八美術館をスタッフに説明していただきながら見学します。
この写真が「光る泥だんご」というもので 泥だんごに絵の具で色を付けた漆喰を塗って それを磨きます。磨くと光沢が出るという漆喰の特性を利用した泥だんごです。
まるで宝石みたいですよね?
〒410-3611 静岡県賀茂郡松崎町松崎23 地図
☎0558-42-2540
9:00~17:00 年中無休
大人(高校生以上)500円 中学生以下無料
岩科学校を見学
国の重要文化財に指定されている「岩科学校」です。日本では3番目に古い学校が伊豆にあるんです。この岩科学校ですが 明治時代初期に学問が大事だという地元の方の寄付が建設費の約半分を占めています。
学校内では昔の授業風景が再現されていますが 一番の魅力といえば…
やはり漆喰鏝絵でしょうね。写真は2階の「鶴の間」です。素晴らしい色彩の鶴が舞う様子は圧巻です。
外のお土産屋さんの入口も見上げると 入江長八の弟子が作成したと言われる「八方睨みの龍」を天井にみることができます。
この龍ですが 片目がありません。これは 目を入れてしまうと龍が動き出してしまうとのことで外してあるそうです。
〒410-3613 静岡県賀茂郡松崎町岩科北側442 地図
☎0558-42-2675
9:00~17:00 年中無休
大人(高校生以上)300円 中学生以下無料
梅月園にてさくら葉餅を試食
松崎と言えば 桜葉餅に使用される桜葉のシェア日本一なんです。これは意外だと思うんですが そんな松崎の桜葉を使用した「さくら葉餅」をこちらの梅月園にてご用意しました。
贅沢に2枚の桜葉に挟まれていて 適度な塩味があって 中の餡子と味のバランスが絶妙です。
中瀬邸を見学
明治の呉服商で財を成した中瀬邸ですが 見学することが可能です。こちらも松崎町らしく漆喰のなまこ壁です。
その中瀬邸の前にある時計ですが 文字盤をよく見ると13時があることに気づきます。ここ松崎では1~12時以外に13時という特別な時間が流れているんだとか…。今回のようにゆっくりと松崎町を巡っていると13時の時間が何となくわかるような気がします。
明治商家 中瀬邸
〒410-3611 静岡県賀茂郡松崎町松崎315-1 地図
☎0558-42-3964 松崎町企画観光課
9:00~17:00 年中無休
無料
民芸茶房にて昼食
中瀬邸からすぐの場所に松崎の漁港があって その漁港にあるのが「民芸茶房」です。こちらで2日目のランチをいただきます。注文したのは その名も 美味しいランチ1,980円です。
まずはお刺身ですが5~6種類の新鮮なお刺身が出てきます。
そして 炭火で焼いていただいた干物。これは2種類から選べたんですが お店の方からおすすめされた えぼだい をいただきました。ちょうどいい焼き加減で とても美味しい干物でした。この他に小鉢が2~3品付いて1,980円は お得です。
こちらの民芸茶房さんは 道路を挟んで向かい側にある松崎温泉 豊崎ホテルの食事場所にもなっています。
〒410-3611 静岡県賀茂郡松崎町松崎495-7 地図
☎0558-42-0773
7:30~15:00 17:00~20:30 【定休】不定休
西伊豆町「東福寺」にて漆喰の五百羅漢を拝観
午前中から漆喰をテーマに巡ってきましたが その最後は西伊豆町の東福寺です。
こちらには全国的にも珍しい漆喰の五百羅漢を拝観することができます。
東福寺については漆喰の五百羅漢が見られる西伊豆町の東福寺にて詳しくご案内しています。
堂ヶ島を自由散策
西伊豆町の景勝地「堂ヶ島」です。こちらで自由散策の時間を取りました。遊覧船に乗船することもできますし 歩いて散策することもできます。
黄金崎を散策
こちらは黄金崎公園です。入り口はわかりにくいですが 黄金崎クリスタルパークの南側を海側に入ると黄金崎公園です。岩肌が夕日に照らされると黄金色に輝くことから黄金崎の名が付いたと言われています。写真を見ると馬が水を飲んでいるように見えませんか?
ここの岩質からガラスの原料が採れるということで クリスタルパークがあるということです。黄金崎公園の入口には「こがねすと」という案内所を兼ねたカフェがあって ジオパークにちなんだスイーツもあります。
戸田GREEN BRに到着
土肥からさらに北に上がった戸田で宿泊をします。今回は高台から駿河湾を望む「GREEN BR(グリーンバー)」で1泊です。
海に沈む夕日や 満点の星空を眺めていると時間も忘れてしまいそうです。
〒410-3402 静岡県沼津市戸田2764 MAP
0558-94-2862
現在 営業の確認ができておりません。閉業の可能性があります。
戸田温泉を出発
3日目も天気が良かったのでGREEN BRから少し北に走った 煌めきの丘 でしばし景色を鑑賞します。
大瀬崎を散策
不思議スポットで知られている大瀬崎です。駐車場からこの鳥居までが徒歩5分ほど ここからは境内ということで 拝観料高校生以上100円 小・中学生50円が必要です。そして 写真で見える岬の先端まで散策します。
この大瀬崎で特に不思議とされているのは先端の「神池」です。海のすぐ近くで流れ込む川の無い池にも関わらず淡水の池なんです。
その証拠にこの神池にはたくさんの鯉が泳いでいます。定かではありませんが 富士山の雪解け水が湧出しているともいわれています。
古奈別荘「源氏山」にて古奈ダイニングのランチ
伊豆長岡に移動して昼食です。伊豆ということで この3日間は魚メインのお食事が続いていたということもあって 最終日のランチは野菜メインのビュッフェランチです。
古奈別荘「源氏山」については伊豆長岡の老舗旅館「古奈別荘」の「源氏山」で野菜メインのビュッフェランチで詳しくご案内しています。
三島駅北口に到着
途中 お土産を購入したいとのことで 沼津港に立ち寄って干物等のお買い物を済ませて 東京方面に帰られる方々を三島駅へとお送りします。
静岡市内に到着
早いですが16時に静岡市内に到着しました。西伊豆にクローズアップした2泊3日の旅行でした。
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