料理列車で人気の明知鉄道
今回のコースは 恵那周辺を散策しながら長野県の昼神温泉で1泊し 翌日は多治見・犬山を観光する1泊2日のコースです。途中に ローカル線に乗車する旅が最近は人気ですが 今回は 岐阜県を走っている明知鉄道に乗車してみます。
恵那 銀の森でショッピング
中央高速道路を恵那ICで降りて 恵那峡方面に向かいます。車で約10分くらいの場所にあるのが2011年にオープンした銀の森です。恵那峡の遊覧船乗場からも車で約5分と 観光では とても便利な位置にあります。
〒509-7201 岐阜県恵那市大井町2711-2 MAP
☎0800-200-5095
10:00~17:00 【定休】水曜
広い敷地には 緑が多く その中に様々なジャンルのお店が点在しています。テイクアウトグルメや飲食店のほか 手土産から本格的なギフトを取りそろえた銀の森ショップをはじめ こだわりの店舗が多く 店舗を巡るのも楽しいスポットです。
恵那 川上屋で栗菓子のショッピング
銀の森から車で5分程の場所には 栗菓子で有名な恵那川上屋があって 秋の季節であれば 恵那・中津川地域の名菓でもある 栗きんとんを購入することができますし 秋以外であれば その栗きんとんを使用した様々な お菓子を購入することができ お土産として とても人気があります。
〒509-7201 岐阜県恵那市大井町2632-105 MAP
☎0573-20-1150
9:00~18:00 年中無休
JR恵那駅から明知鉄道に乗車
恵那 川上屋から車で10分程走るとJR恵那駅に到着です。今回は こちらから料理列車で人気の明知鉄道に乗車して明智駅を目指します。
食堂車「寒天列車」に乗車
恵那駅を12時25分に出発する寒天列車(5,500円)に乗車します。明知鉄道沿線 恵那市の山岡地区は細寒天の生産量が日本一で 実に国内生産量の70%を占めています。そんな地元産の寒天を豊富に使用した料理を懐石料理風にして 車内でいただくことができます。
明知鉄道では 夏には冷酒を楽しめる冷酒列車や枡酒列車(ともに5,000円) 秋には地元で採れたキノコを使用した料理がたのしめる きのこ列車(6,000円) 冬にはじねんじょ列車(4,500円)など 列車内で季節に合わせ 様々なグルメを楽しむことができます。
JR恵那駅(12:25発)→明智駅(13:19着)
おばあちゃんのお弁当列車(2,800円)~きのこ列車(6,000円)
☎0574-54-4101
途中に極楽へ停車?
恵那駅を出発して約30分すると無人駅に到着です。ここは極楽駅。列車に乗車して 食事を楽しんでいたら極楽まで旅をしていました。
13時19分に明智駅に到着
恵那駅から1時間弱で あっという間に終点の明智駅に到着です。ちなみに この終点明智駅周辺は 日本大正村とされています。特に 入場ゲート等があるわけではなく 駅周辺には 大正モダンな建築物が多く点在していて 各施設は有料で中を見学することも可能です。
〒509-7731 岐阜県恵那市明智町1884-3(大正村事務局) MAP
☎0573-54-3944
各施設の開館時間 9:00~17:00
妻籠宿を散策
恵那から県境を越えて長野県へ。旧中山道の宿場でもある妻籠宿を散策します。平日のやや15時頃という やや遅い時間帯ということもあって 他には全く観光客の姿が見えず そのせいか 店舗も ほとんどが営業していない状況でした。ここから国道256号線で峠を越えて昼神温泉を目指します。
昼神温泉に到着
昼神グランドホテル天心に到着です。今日はこちらで1泊です。
〒395-0304 長野県下伊那郡阿智村智里331-5 MAP
☎0265-43-3434
宿泊の様子は昼神グランドホテル天心の魅力とは?気になる宿泊体験レビュー(乗務員用シングル 53点)にて詳しく ご案内しています。
昼神キヲスクで楽しむ湯けむり温泉プリン
昼神グランドホテル天心から 歩いてすぐの場所に 2019年5月にオープンした昼神キヲスクがあって 周辺のお土産等が置かれています。
昼神キヲスク
〒395-0304 長野県下伊那郡阿智村智里347-1 MAP
☎0265-49-0705
9:30~17:00 【定休】木曜
2階はカフェスペース
セレクトショップになっている1階から階段を上がると2階は そんな1階や外を見下ろせるカフェスペースになっています。そして ここでしか食べられないスイーツがあるんです。
湯けむり温泉プリン
そんな昼神キヲスクの人気メニューがこちら 湯けむり温泉プリンです。
湯桶型の入れものにプリンが入っているのですが その上に淡雪のような綿菓子が乗っています。
そこに 添えられたカラメルシロップを掛けていくと…。みるみると綿菓子が溶けていきます。
ということで 湯けむり温泉プリン完成です。プリンはとてもクリーミーでとろける感じで舌ざわり最高です。やや甘めですが カラメルシロップの ほろ苦さが調和してくれます。
翌日は9時に出発して多治見へ
翌日は 昼神温泉を朝9時に出発して 中央高速を経由し多治見へ向かいます。こちらで立ち寄ったのがモザイクタイルミュージアム。写真の奇抜な建物が印象的です。
〒507-0901 岐阜県多治見市笠原町2082-5 MAP
☎0572-43-5101
9:00~17:00 【定休】月曜 ※月曜が祝日の場合は その翌日
大人310円 高校生以下無料
建物に近寄ってみると その壁には 陶器が埋め込まれています。多治見周辺は 瀬戸や土岐など 陶磁器の生産が盛んな地域として有名です。
中でも多治見は モザイクタイル発祥の地であり全国一の生産量を誇っています。
館内には フォトジェニックなスポットが多数あって モザイクタイルが持つ魅力に引き込まれていきます。
モザイクタイルと言えば お風呂や洗面に利用されるものという印象でしたが 写真のように使用すれば それはアートにもなり得ます。
犬山市内で昼食
多治見から高速道路を使用して 小牧東ICから犬山市内に入り昼食です。
〒484-0888 愛知県犬山市羽黒新田字米野前24-6 MAP
☎0568-67-6946
11:00~15:00 16:30~21:00 【定休】月曜
今回は日替わりランチをいただきました。味噌カツに蕎麦まで付いて1,000円以下という圧倒的なコスパに驚きです。それもあってかランチタイムは大混雑です。訪問が決まっているなら予約を おすすめします。
国宝犬山城を散策
レストラン大安から車で約15分程で 国宝の犬山城に到着です。
〒484-0082 愛知県犬山市北古券65-2 MAP
☎0568-61-1711(犬山城管理事務所)
9:00~17:00
大人550円 小中学生110円 【定休】12月29日~12月31日
織田信長の叔父に当たる織田信康が1537年(天文6年)に築城した城で 国宝に指定されています。国宝の城は国内に6つしか無いうちの1つなので とても貴重です。
犬山城は 国宝としては珍しく個人所有のお城でした。しかし 所有者であった成瀬氏が亡くなったため 公益財団法人が設立され 現在は その財団法人の所有となっています。
城下町も楽しむことができる犬山城は 平日の混雑は少ないものの 週末や紅葉シーズンなどは入城に待ち時間が発生する場合もあるので注意が必要です。
昼神温泉に宿泊して 犬山・多治見・恵那を巡る2日間コースのご紹介でした。
伊良湖 角上楼に宿泊する1泊2日コース