食べ歩きと美味しいランチに特化した岐阜県のコース
各地で桜が満開を迎えていた3月末に 飛騨高山へ宿泊して 岐阜県を1泊2日で旅してきました。そんな1泊2日のコースをご紹介していくので お出かけの参考にしてみてください。
旅のスタートは恵那の道の駅から
今回の旅の始まりは 岐阜県恵那市の 道の駅そばの郷らっせいみさと からスタートです。
〒509-7124 岐阜県恵那市三郷町佐々良木1461-1 MAP
☎0573-28-3310
9:00~17:00(季節によって終了時間に変動あり) 【定休】月曜
岐阜県恵那の三郷地域では 語尾に食べらっせい等「らっせい」を付ける習慣があって それと地名を結び付けて この名前になったのだとか…。今日のランチは ここから車で5分ほどの場所にあります。
恵那 yama5yaで野菜づくしのランチ
道の駅から車で5分くらいの場所にあるログハウス風のお店がyama5ya(ヤマゴヤ)さんです。お店までの道が狭く わかりにくいので 早めにお店の近くまで行ってから 電話で確認するといいでしょう。ただ 営業が始まってからの お電話は迷惑になるので気を付けましょう。
yama5ya(ヤマゴヤ)
〒509-7124 岐阜県恵那市三郷町1828-254 MAP
☎0573-28-2092
11:30~17:00(週末は18:00まで) 【定休】火曜・水曜
※冬季は長期間の休業あり 詳細は公式Facebookにて
オシャレなログハウス風の建物
とてもお洒落なログハウス風の入口です。道路からは建物を挟んで反対側になるので 入口がわかりにくいかもしれません。写真中央のテーブル左側がトイレです。
こちらが お店の玄関です。中に入ると温かみのある店内です。窓側のカウンター席からは 遠くの山々も見えていました。
注文したのは 一番人気のプレートランチ
注文したのは 一番人気のプレートランチ1,600円です。なかなか立体感があってボリュームもありそうですが こちらのお店の特徴は 肉・魚・卵等の動物性と呼ばれる食材を一切使用していないということです。いわゆるビーガン料理というやつです。調味料に至るまで植物性にこだわっていて 肉が大好きな私からすると真逆にある料理なのですが 野菜だけしか使っていないのに これだけの料理が表現できるって凄いですよね。
えっ?中央にエビフライがある?あっ それ最初は同じことを思いましたが それはエビフライではなく 人参のフライです。それも 恐らく一度グラッセのようにしてから揚げていると思われます。そう!一品一品が とても手間が掛かっている料理なんです。
このプレートランチにはデザートも付いています。ドリンクもコーヒーは無料でセットされています。このケーキにも 動物性の物は一切使用されていません。
野菜の秘めたる力を知ることのできるランチ。恵那まで わざわざ食べに行く必要がありそうです。
恵那 川上屋でお買い物
yama5yaから車で20分ほどで 恵那 川上屋に到着です。恵那川上屋と言えば お隣の中津川の名物「栗きんとん」で有名な栗菓子のお店です。
〒509-7201 岐阜県恵那市大井町2632-105 MAP
☎0573-20-1150
9:00~18:00 年中無休
店内には 様々な栗菓子が並んでいます。今回は3月末ということもあり 残念ながら栗きんとんは販売していなかったですが 栗きんとんを使用したお菓子は春限定のものを含めてありました。
飛騨高山のルートイングランティアに到着
恵那川上屋を出た後は 道の駅加子母でトイレ休憩をして 途中に下呂温泉を通過しながら飛騨高山まで進めてきました。恵那川上屋から 特に混雑もしていなかったので 2時間ほどで到着です。
〒506-0032 岐阜県高山市千島町1070-1 MAP
☎0577-32-0100
宿泊の様子はルートイングランティア飛騨高山 宿泊記(シングル2食付き 56点)にて詳しくご案内しています。
翌朝は少し早めに出発して朝市へ
飛騨高山と言えば 日本三大朝市とも呼ばれる朝市が人気です。お昼頃には お店が徐々に閉店してしまいますし 観光客も増えてくるので 少し早起きして 朝一番での散策をおすすめします。
高山には高山陣屋前の広場で開かれる陣屋朝市と 写真の鍛冶橋付近から宮川に沿って出店している宮川朝市の2か所が開かれています。ともに朝7時から(12月~2月は朝8時から)お店が開いています。
両方の朝市は徒歩10分ほど離れています。どちらに行ったらいいか迷いますが 陣屋朝市は 地元の農産品が多く並ぶ いかにも朝市らしい朝市です。宮川朝市は 食べ歩きグルメや民芸品を販売している店も多くバラエティに富んでいます。観光で訪れるのであれば 宮川朝市の方が楽しめますが 時間に余裕があれば 古い町並みを通りながら両方見てみるといいでしょう。
古い町並みも人気
飛騨高山と言えば 写真のような上三之町を代表する古い町並みも有名です。写真は朝9時前の様子。この時間は まだまだ観光客の姿は見えませんが 9時を過ぎると道路両側の店も開きはじめ 多くの観光客で賑わいます。
飛騨高山は食べ歩きも楽しめる!
そんな 高山市内の散策で おすすめなのが食べ歩き。朝市や古い町並みでは 多くの食べ歩きグルメが販売されていますし 本格的なスイーツを楽しむこともできます。
食べ歩きグルメについては飛騨高山の古い町並みで食べたい「食べ歩きグルメ」&飛騨牛の穴場店にて詳しく ご案内しています。
ひるがの高原SAにて休憩
高山市内から中部縦貫道・東海北陸道を経由して郡上八幡を目指します。その途中に 東海北陸道の ひるがの高原SAに立ち寄ります。この東海北陸道では 周囲にこれといったパーキングが無く 人気で混み合うサービスエリアですが 周辺のお土産を買いそろえることができます。
郡上八幡 心屋郡八でランチ
郡上八幡の中心部にある 心屋郡八で2日目のランチをいただきます。こちらでは 旬の食材を使用した創作会席料理が人気です。今回は「花コース」をいただきました。
旬彩料理 心屋郡八
〒501-4213 岐阜県郡上市八幡町殿町24-3 MAP
☎0575-67-2631
昼11:30~14:30 夕18:30~22:00(金・土のみ) 【定休】日・月・火
心屋郡八 花コース
今回注文したのは花コース。はじまりの1品は 春野菜豆乳寄せです。上には トマト・パプリカ・生姜のソースが掛かり 桜エビの唐揚げがアクセントになっています。
2品目の温物は飛竜頭です。中には蕗・蕨・海老が入っています。周囲は細切りのタケノコというタケノコ餡が取り囲みます。正に春を感じる一品です。
こちらがメインの季節の盛り込みです。
トマトの冷製茶碗蒸し・サザエとイタヤ貝 白アスパラ フルーツトマトのサラダ仕立て・蛍烏賊と筍の木の芽和え・鰻 春小蕪 ちぎり湯葉・やりいかとはまぐり ウルイ 叩き蕨と黄身酢味噌・豆腐のポタージュ・魚(菜の花辛子味噌焼)・鶏蕗梅串天
と これだけのメニューで春を表現しています。
〆のご飯も旬の蛍烏賊を使った炊き込みご飯です。蕗の薹が香っていました。
食後は郡上の町を散策
食事が終わったら そのまま郡上の町の散策へ お店の斜め向かいには 郡上博覧館があります。郡上と言えば お盆時期に夜通し開催される郡上踊りが有名ですが こちらの博覧館では 郡上踊りの実演を鑑賞することができるんです。
モネの池(名もなき池)を鑑賞
郡上八幡からタラガ峠を長いトンネルで越えました。やってきたのは根道神社。ここの境内に名もなき池があるのですが…。
この池の透明度が ものすごく高いんです。そして 蓮の葉の間をカラフルな鯉が泳いでいくのですが これが モネが描いたという「睡蓮」の絵に似ていることから いつの頃からかモネの池と呼ばれるようになりました。
モネの池(名もなき池)
〒501-2901 岐阜県関市板取448 MAP
☎0581-57-2111(関市役所 板取事務所)
寺尾ヶ原千本桜公園で満開の桜を鑑賞
モネの池から車で南下すること約20分。寺尾ヶ原へやってきました。ここの県道59号線沿いの道路脇には 約2kmに渡って桜が植えられています。その桜が満開で見ごろを迎えていました。
寺尾ヶ原千本桜公園
〒501-2601 岐阜県関市武芸川町谷口字寺尾 MAP
☎0575-46-2311(関市役所 武芸川事務所)
今回は 飛騨高山に宿泊をして 町並みの散策をしながら グルメ旅をしてみました。美味しい旅はおすすめですよ。
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