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静岡の旅行会社「千代田タクシー観光事業部」のブログです。記事に関するお問い合わせは営業時間内(月曜~金曜8:00~17:00)に054-297-5234までお電話ください

桜花爛漫 ~The Way I Walk~

千代田タクシー観光事業部ブログ

旅タクツアー「山岳ガイド唐橋佳代子と南アルプス千枚岳2880mに登る!2017夏」レポート

2018年夏のレポートはこちら

 

当社主催ツアー「山岳ガイド唐橋佳代子と南アルプス2880mに登る!」が8月19日に催行されました。その様子をレポートします。

 

8:00 静岡駅北口を出発

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今回のツアー参加者はお客様14名、山岳ガイド1名、添乗員1名の合計16名で催行されました。

集合場所は静岡駅北口ロータリーの駅前交番前。人数が多いので当社のジャンボタクシーも2台で運行します。参加者が全員お揃いになって、時間通り8時に静岡駅を出発して畑薙に向かいます。

9:00 横沢にてトイレ休憩

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静岡駅を出て1時間。横沢にてトイレ休憩を取って井川までの山道に入っていきます。

この横沢トイレは比較的きれいなトイレで、しずてつジャストラインの安倍線横沢バス停に併設されています。路線バスの場合はここまで来ることは可能です。

井川地区自主運行バス「てしゃまんくん号」

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静岡市が運行している井川地区自主運行バス「てしゃまんくん号」です。横沢から井川地区へは、この10人乗りのワンボックス型のバスが運行されていて、この横沢から終着は白樺荘まで行くことができます。

自主運行バス「てしゃまんくん号」運行ルート

平成29年度運行ダイヤ(平日)(土日祝)

平成29年度運賃表

※この井川地区自主運行バスは井川地区住民の生活交通(通院・買物等)の確保を主な目的としています。このことからご利用には

1.井川地区住民の乗車を最優先します。

2.定員超過となった場合には、ご乗車をお断りします。

注意(乗車定員9人に支障をきたす荷物)の持込みはできません。

登山者の方は、これらの目的や注意を十分にご理解のうえ、ご利用ください。

 

さて、話は脱線しましたが、いよいよ横沢を出発していきます。

10:00 井川ビジターセンターでトイレ休憩

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井川ビジターセンターで2回目の休憩です。

こちらの建物の中では井川や南アルプスについて色々と紹介されているので、ぜひとも立ち寄りたい施設です。

 

11:10 畑薙夏季臨時駐車場に到着

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南アルプスへ入る際に東海フォレストの送迎バスに乗る出発場所となっています。こちらでジャンボタクシーから送迎のマイクロバスに乗り換えです。

 

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この東海フォレストの無料送迎バスですが、誰でも乗車できるわけではありません。東海フォレストの管理する各施設の宿泊者のみ乗車することができます。

12:15 椹島ロッジ到着 トイレ休憩

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畑薙からは未舗装の道を約1時間。椹島に到着してトイレ休憩。いよいよ今日の目的地二軒小屋に向かいます。

 

13:00 二軒小屋に到着して昼食休憩

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二軒小屋に無事に到着して、少し遅い昼食です。昼食でご用意したのは静岡駅で積み込んだ東海軒の人気弁当「幕の内弁当」です。

二軒小屋については「南アルプスの二軒小屋ロッジを紹介します。」で詳しくご案内しています。

昼食後は二軒小屋付近を散策

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昼食を食べ終えて一服したら、二軒小屋付近をお散歩します。写真は二軒小屋から10分くらいの場所にある田代湖です。エメラルドグリーンが映える湖です。

 

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近くには豪快な滝があって、ここが「箱根八里は馬でも越すが、越すに越されぬ大井川」で有名な大井川の起点になっています。

 

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この滝の上に小さな吊り橋が掛かっていて、ここが二軒小屋から千枚岳に向かう登山道になっています。

 

16:00~18:00 自由時間(入浴等)

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散策が終わったら部屋でゆっくりしたり入浴したりと自由時間です。お部屋は相部屋のドミトリー形式です。山小屋と言えばこんな感じですね。

 

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二軒小屋には男女別にお風呂があって自由時間の間に入浴を済ませます。

 

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二軒小屋のスケジュールはこんな感じ。さぁ、そろそろ夕食の時間です。

 

18:00 地元食材を使用した夕食

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夕食は全員1階の食堂に集まります。

 

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まずは、シェフの松井さんから今日のメニューの説明があります。

 

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山葡萄の食前酒。奥に見えるのは井川産野菜を使った前菜。

 

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トマトと2種類の紫蘇を使ったさっぱり味のピザに続いて、川魚のスモーク、そしてメインは鹿肉のシチューです。

 

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お食事は大根を使った和風のリゾット。舞阪産のシラスをちらして、隠し味に醤油を使っているとか…。

山小屋といえば、カレーライスとかワンプレートの夕食を思い浮かべますが、ここ二軒小屋は山小屋らしくないコース料理を味わうことができます。

 

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デザートは井川産ブルーベリーを使用したシャーベット。二軒小屋の夕食は本当に満足できます。

 

19:30 唐橋ガイドのプチ登山講座

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パソコンを使いながら、二軒小屋の歴史や、翌日に上る千枚岳の説明をしてくれます。ツアー参加者のみなさんも本当に勉強熱心です。

 

21:00 消灯

翌朝は5時に起床なので、早めに就寝します。

 

5:00 起床

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2日目は5時に起床。出発は6時なので、それぞれ準備をします。前日の夕食時に翌日の朝食(おにぎり)と昼食(お弁当)が配られているので、1階の食堂で各自朝食をとります。

 

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朝食はおにぎり2個。1個がでかい!なかなかのボリュームです。

 

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朝の気温は13℃。夜はもっと冷えていました。

6:00 千枚岳に向かって出発!

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今回は千枚岳2880mに登ると言っても楽する登山。そんな訳で千枚小屋の手前にある駒鳥池まで東海フォレストの車で送ってもらいます。

 

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千枚岳に向かう道は立入禁止区域。ゲートの鍵を開けていざ千枚へ!

 

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急坂で写真のような未舗装な道を車で走りながら高度を上げていきます。

1時間くらい走ったところで展望の開けた場所があって、ここで休憩…。

 

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かと思いきや、ここで車を休めないと余りの急坂に車がオーバーヒート寸前なんです。ボンネットを開けてエンジンを冷やします。

 

7:15 駒鳥池駐車場に到着

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車が走れるのはここまで、この駒鳥池駐車場からは千枚小屋が見えています。

ここで準備体操をして、いよいよ千枚岳を目指します。

8:15 千枚小屋に到着して休憩

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標高で約2600mほどの千枚小屋に到着です。

 

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千枚小屋にも宿泊可能です。二軒小屋に比べると、やはり「山小屋!」という風情ですね。

 

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と、ここで雲海の上に浮かぶ富士山が見えました!わずか10分後には雲の中に隠れてしまいましたけど、やっぱ日本人にとって富士山っていいもんですね。

 

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千枚小屋の周囲は花が咲き乱れていて、まるでお花畑のようです。

 

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中にはこんな花も咲き乱れています。写真のお花は有名な「トリカブト」です。

犯罪な香りがしてきます。

ここからしばらく森林帯をしばらく進むと、いよいよ森林限界を抜けていきます。

 

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森林限界を越えて、足場が石に変わってくると、もう少しで千枚岳の山頂です。

9:50 千枚岳山頂に到着

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いよいよ、今回の目的地でもある千枚岳2880mの山頂に到着です。ガスが多く残念ながら眺望は見えたり見えなかったりといった感じです。

 

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雨も降ってなく、風も弱かったので、ここで昼食タイム。二軒小屋特製のわっぱ飯の昼食です。

10:25 周囲を散策

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食後は千枚岳山頂から少し先へ進めてお花の群生地を目指します。

 

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この淡いピンク色をしたお花が群生していました。

10:50 下山開始

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下山を開始して、再び千枚小屋を目指します。登りは唐橋さんの説明があったりで時間がかかりましたが下りはサクサクと降りていきます。

 

11:30 千枚小屋に到着して休憩

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登りの約半分くらいの時間で千枚小屋まで降りてきました。ここで15分ほど休憩して、駒鳥池の車を目指します。

駒鳥池からは再び東海フォレストさんの送迎車で今度は椹島へ。

 

13:30 椹島ロッジに到着

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椹島に着いたら、畑薙行きのバスが14時発なので30分間の自由時間。そんな時は「さわらソフト」450円です。疲れた時は甘いものがいいですね。

 

14:00 椹島ロッジ出発

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椹島から畑薙へ向かう車内から見たダム湖です。こちらもエメラルドグリーンです。女性に特に人気なんだとか…。

 

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この橋を渡れば畑薙ダムは近くなってきてます。

15:10 畑薙夏季臨時駐車場に到着。ジャンボタクシーに乗り換え。

畑薙で送迎バスから当社のジャンボタクシーに乗り換えます。この2日間悪路を走り続けたせいか、舗装路で安心します。

 

15:20 白樺荘にて入浴休憩

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静岡市営の白樺荘です。こちらでの日帰り入浴は1人510円。硫黄の香りがする美肌の湯です。こちらで約50分の入浴タイム。出発は16時10分です。

 

17:40 横沢観光トイレにて休憩

前日の行きにも立ち寄りをした横沢の観光トイレで休憩。ここまで来れば静岡市街はもうすぐです。

 

18:50 静岡駅北口に到着

予定より少し早く静岡駅に到着です。2日間のツアー本当にお疲れ様でした。

 

昨年夏に満員で出発した千枚岳ツアーですが、2018年は夏と秋に計画していて、現在ツアー参加者募集中です。詳細は下記へお問い合わせください。

 

お問い合わせは…

千代田タクシー観光事業部

〒420-0801 静岡市葵区東千代田3丁目8-1

☎054-297-5234

 

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