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桜花爛漫 ~The Way I Walk~

千代田タクシー観光事業部ブログ

静岡発 観光モデルコース(1泊2日 おわら風の盆前夜祭~井波~郡上八幡~モネの池)

毎年9月1日から3日間開催される「おわら風の盆」

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富山県の八尾では毎年9月1日から3日間「おわら風の盆」というイベントが開催されていて、多くの観光客が訪れます。ですが、交通規制が厳しく、ツアーで参加しても、かなり歩かされるうえに、時間の制約あったり、混雑していたりと満足して見られないことも多いでしょう。

そんな、おわら風の盆を、ゆったりと鑑賞できるのが「おわら風の盆前夜祭」です。

この前夜祭は、風の盆開催前の約10日間開催されます。まずは、町内にある曳山展示館にて、風の盆の詳しい説明や踊りの実演があって、展示館イベント終了後に、その日の当番町にて、流し踊りや輪踊りが催されます。

まだ、知名度の低いイベントのため、鑑賞にも余裕があって、「風の盆は見たいけど人の混雑が…」という方におすすめです。

 

7時00分 静岡市内を出発

今回は、一路富山を目指して走れ走れの行程です。7時00分に静岡市内を出発し、東名高速道路、東海環状道路、東海北陸道を経由して、ひるがの高原サービスエリアに11時前に到着して、少し早いですが昼食休憩を取ります。

昼食休憩のあとは、再び東海北陸道で富山を目指し、砺波からは北陸道で富山市内へと入ります。

 

13時00分 ますのすしミュージアムを見学

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富山と言えば「ますのすし」が人気の駅弁として有名です。そんな「ますのすし」ミュージアムへと立ち寄りました。また、この日は夜に八尾へと出かけるため、旅館で夕食を用意していません。そこで、こちらに夕食として「ますのすし」を注文してありました。

 

ますのすし

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こちらが、富山の郷土料理でもある「ますのすし」です。他にも、ここでしか買えない商品があるので、ミュージアムを楽しんだり、買い物を楽しんだりと自由に時間を過ごしていただきます。

 

ますのすしミュージアム

〒939-8232

富山県富山市南央町37-6【MAP

☎076-429-7400

9:00~17:00

【定休】年中無休

ますのすしは下のリンクからお取り寄せが可能です。

 ますのすし本舗源 楽天市場店

 

14時00分 池田屋安兵衛商店を見学

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富山と言えば「富山の薬売り」とよく耳にしますよね。その薬が越中富山の「反魂丹」です。胃腸薬として効能があるとされています。

 

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店内では、どのように反魂丹を製造するのか、スタッフの方がわかりやすく説明してくれます。

 

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また、店内では反魂丹以外の薬も販売していて、スタッフの方が相談に乗ってくれながら最適な薬を紹介してくれます。また2階には「薬都」というレストランがあって、薬膳料理をいただくこともできます。

 この池田安兵衛商店の隣には、富山の物産館もあるので、ついでに富山のお土産を揃えてみてはいかがでしょう。

 

池田安兵衛商店

〒930-0046

富山県富山市堤町通り1-3-5【MAP

☎076-425-1871

9:00~18:00

【定休】年中無休

 

池田屋安兵衛商店のものではないですが、越中富山の反魂丹を下のリンクからお取り寄せが可能です。

くすりの広貫堂 直営店

 

15時00分 かんぽの宿富山に到着して早めの夕食

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 少し早めに「かんぽの宿富山」に到着をしました。「おわら風の盆」を見に行くために、17時00分の出発ということにして、それまでの時間を自由時間にします。

チェックインの際に、夕食用に積み込みをした「ますのすし」を皆さんに配ります。

少し早めの夕食です。やっぱ地元で食べる地元の味っていいもんですね。

 

17時20分 八尾曳山展示館に到着

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八尾では、9月1日から開催される本番の「おわら風の盆」に向けて、準備が進められていました。今回お邪魔したのは、その前に開催されている前夜祭。

前夜祭は18時30分から曳山展示館で風の盆についての説明や、ステージにおいて当番町の踊りが披露されます。そこで、風の盆を知ってから外に出ると、20時00分から当番町による町流しがはじまります。

 

おわら風の盆前夜祭

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夜8時になると、いよいよ町流しの始まりです。まずは、子供たちが踊りながら流してきます。こんな小さい頃から踊りに親しんでいるわけですから、大人になる頃には完璧に踊れるわけですね。

 

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続いて、踊り子の方々が流してきました。

やはり、しっかりと説明を受けたあとに見る踊りは、何も知らずに見るものとは違って見えます。

 

前夜祭の名物

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前夜祭の時に販売されるモナカアイス。1個100円という安さ!

注文すると、その場でモナカにアイスを詰めてくれます。味は、バニラ・抹茶・イチゴの3種類。

 

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このモナカがサクサク!これは前夜祭の時には、ぜひとも食べ歩きしたい1品です。

 

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そんなこんなで、八尾の町は本番に向けて毎日雰囲気を盛り上げながら夜が更けていきます。

八尾の町から、かんぽの宿富山まで車で約20分。21時00分頃に宿に到着して1日目は終了です。

 

9時00分 2日目出発

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2日目は朝9時00分に出発して、まずは彫刻の町並みで有名な井波を目指します。

 

かんぽの宿富山

〒939ー2694

富山県富山市婦中町羽根5691-2【MAP

☎076-469-3135

 

かんぽの宿富山のお得な宿泊プランは下のリンクをクリック

かんぽの宿 富山

 

9時40分 井波に到着

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宿から約40分ほどで、彫刻の町と呼ばれている井波に到着です。写真は瑞泉寺の参道です。ここを散策するだけでも、彫刻の町並みを堪能できます。

 

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通りを歩くと、道の両側から木を削る音が聞こえてきます。邪魔にならなければ見学も自由にできます。

 

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参道にはバス停もありますが、そのバス停もよく見ると彫刻でできています。

 

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そして、なんと公衆電話のボックスまでも彫刻でつくられています。ちなみに、以前は中に本物の公衆電話があったんですけど、時代の流れなのか、今は電話は外され、ボックスのみになっていました。

 

メインはやはり瑞泉寺

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参道の一番奥にあるのが瑞泉寺です。

 こちらのお寺も、彫刻の町並みにあるだけあって、建物の彫刻は見事なものです。

 

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山門にもびっしりと彫刻が施されていますが、奥に見える本堂の彫刻も素晴らしいものです。

 

12時30分 郡上八幡の心屋郡八にて昼食

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福光ICから東海北陸道を南下して岐阜県の郡上八幡へとやってきました。こちらも8月は郡上踊りで賑わう町です。今回の昼食ですが、予約困難店「心屋郡八」さんでいただきました。

こちらでは、創作料理のコースをいただけるんですが、月の半分は和食がベース。残りの半分が洋食ベースとなっています。

 

コースのスタートは夏のパフェから

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こちらが1品目の「夏のパフェ」

パフェと聞いて、一見デザートのようにも見えますが、立派な前菜で、上から順にとうもろこしのブランマンジェ、ナスとチーズのムース、トマトとオクラ、水茄子、生ハムのサラダ、冬瓜と枝豆、海老ジュレ寄せと、1品で色々な味を楽しむことができます。

 

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次に出てきたのは自家製パン。添えられたオリーブオイルに浸けていただきます。

 

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その次は「季節の盛り込み」です。右上が鰹の炙り茗荷とトマトのソース、そこから時計回りに帆立ととうもろこしのコロッケ、自家製タルタルソース、秋刀魚の赤ワイン煮、蒸し鶏と無花果 隠元のサラダ、ごぼうのフランと椎茸のポタージュ。

これ1皿…というか1箱で旬の味を堪能できます。

 

メインはパスタ

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メインは旬の食材を使用した、ずわいがにと冬瓜・トウモロコシの冷製カッペリーニです。冷たくのど越しもいいので、サラッと入っちゃいます。

訪れる度に、違うメニューを楽しむことができるので、また郡上を訪れた際には、こちらでランチをいただきたいと思います。

 

心屋郡八

〒501-4213

岐阜県郡上市八幡町殿町24-3【MAP

☎0575-67-2631

12:30~14:30

【定休】日曜・月曜

 

14時25分 モネの池を鑑賞

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郡上の町を散策したいところでしたが、今回はこちらも見たかったので、郡上は昼食のみで、モネの池を鑑賞です。

こちらは通称「モネの池」と呼ばれていますが、実は神社の境内にある池で、正式な名称はなく「名もなき池」とされています。ただ、この透明度の高い池に泳ぐ鯉の姿が、モネの「睡蓮」のようだということで、いつの日からか「モネの池」と呼ばれるようになりました。

 

モネの池(名もなき池)

〒501-2901

岐阜県関市板取441(根道神社)【MAP

 

注意事項

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モネの池を多くの人に見ていただくために、ルールは守るようにしましょう。

まずは、池の鯉にお菓子等の餌をあげないこと!池の透明度が第一の池なので、餌で池を汚すようなことはしないようにしましょう。

それから、綺麗な写真を撮りたいのは誰もが同じ。そんな中でドローンの使用も禁止されています。

 

駐車場に関しては、国道沿いにあってトイレも整備されています。以前は、池のすぐ近くまで車で行くことができましたが、今そこの駐車場は、身障者専用となっています。

以上、注意点は多くの方が、安全に楽しく鑑賞するための最低限のルールです。守る人が少なくなれば、公開も中止されてしまいます。必ず守るようにしましょう。

 

19時00分 静岡市内に到着

モネの池を出発した後は、東海環状道、新東名を経由して19時00分に静岡市内に戻ってきました。やはり北陸への1泊2日なので、乗車時間が長く、観光はやや少なめになってしまいますが、その分貴重な体験や絶景を見ることのできるコースです。

 

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