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伊豆奥下田 観音温泉 宿泊記(正雲(せいうん)館 212号室 檜風呂付 73点)

下田の山中にある1軒宿

下田 観音温泉 玄関

下田の中心部から国道414号線・県道15号線にて松崎町 婆沙羅峠方面に車で約15分。県道から細い山道に入り 行き止まりまで約3キロの道のりを進むと現れる温泉旅館です。

伊豆奥下田 飲泉・自家源泉かけ流しの秘湯 観音温泉

〒413-0712 静岡県下田市横川1092-1 MAP

☎0558-28-1234

観音温泉には いくつか部屋タイプがあるのですが 今回は正雲(せいうん)館に宿泊しましたので そちらの宿泊の様子をご紹介していきます。

伊豆奥下田 観音温泉 宿泊記(離れ 産土(うぶすな)亭 和室7.5畳 54点)にて 離れ 産土亭の様子を詳しくご案内しています。

今回宿泊したのは正雲(せいうん)館

下田観音温泉 正雲館 外観

下田観音温泉には ピグマリオン・本館・正雲館・離れ 産土亭の4種類の館があります。今回宿泊する正雲館は 元は 体育館や武道館として使用されていたものをリニューアルさせ 現在は6室のお部屋が稼働しています。

下田観音温泉 正雲館 212号室

宿泊したお部屋は212号室。奥にはリビングスペースもあって 1人で宿泊するには ちょっと広すぎるくらいのお部屋です。

下田観音温泉 正雲館 212号室 洗面台

こちらが お部屋の奥にある洗面台です。観音温泉では 温泉水を使用した化粧品を開発・販売していますが その化粧品が置かれていて 滞在中は 思うがまま それぞれを試すことができます。

下田観音温泉 正雲館 212号室 トイレ

こちらが トイレです。もちろん洗浄機能付き。先ほどの洗面台とは別に トイレを出た場所にも 手洗い用の小さい洗面スペースが用意されています。

下田観音温泉 正雲館 212号室 景色

こちらが お部屋からの景色ですが…。良く言えば 手つかずの自然が目の前に広がっているのですが ちょっと手入れがされてもいいかなぁ…と。テラスがあるわけではないので

別にいいのですが…。それと このスペースに 将来的に露天風呂ができたりすると いいかもしれませんね。

部屋に源泉かけ流しの檜風呂

下田観音温泉 正雲館 212号室 檜風呂

何と お部屋には檜風呂があって 源泉が常にかけ流しの状態。これで24時間 観音温泉を楽しむことができます。湯舟の横をみると柄杓がありますが これは飲泉をするためのもの。常に新鮮な源泉が注がれていますので いつでも飲泉をすることができます。

普段は 温泉宿に宿泊しても 多くて 夕食前・就寝前・翌朝の3回ですが いつでも入れる状況にあると ちょっとした時間があると ついついお風呂へ行っちゃいます。朝のお風呂も テレビでしか見たことのない 1時間の半身浴も体験してみました。下半身しか入浴していないのに 体中からジワッと汗が出てきて 効果が実感できます。

大浴場も利用可

下田 観音温泉 大浴場

観音温泉には 露天風呂を併設した大浴場もあって もちろん こちらも利用できます。お部屋のお風呂もいいですが 1回くらいは広い湯舟の大浴場を利用してみてもいいでしょう。ちなみに 観音温泉は 離れ産土亭以外は お部屋に源泉かけ流しのお風呂があるので 基本的に大浴場を利用する人が少なく どのタイミングで大浴場へ行ってみても ほぼ貸切状態です。

下田 観音温泉 テラス

大浴場前には 写真のようなテラスも整備されていて 火照った体を自然の中でクールダウンさせてもいいかもしれません。

お楽しみの夕食タイム

下田 観音温泉 夕食

そうこうしているうちに夕食の時間となりました。基本的には どのタイプのお部屋に宿泊しても 夕食会場は ピグマリオンの2階となります。

下田 観音温泉 夕食 刺身

宿泊する部屋タイプによって料理内容が若干変わるのかもしれません。前回の半年前に 産土亭に宿泊した時は 刺身は 3点盛りだったのですが 今回は 伊勢エビが付いています。

下田 観音温泉 夕食 刺身&ワサビ

そして 前回は練りワサビでしたが こちらも 今回は伊豆産のワサビが置いてあり 自分でワサビを擦っていただきます。擦りたてのワサビって辛味が ほとんど無くて 爽やかな風味なんですよね。普段は ワサビは苦手なんですけど 今回は 自分でも驚くほど ワサビを擦り下ろして 使用していました。

そして この擦りおろしワサビですが 刺身だけでなく 後ほど出てくる 桜えびの釜めしに ちょっと使用しても 相性抜群でした。

下田 観音温泉 夕食 温泉水

途中で スタッフの方に お水をお願いしたんですが こちらは 観音温泉の温泉水とのこと。料理にも 温泉水は使用されているそうで 体の外だけでなく 内からも 温泉の成分が体に沁み渡っていきます。

下田 観音温泉 夕食 揚げ物等

こちらは 後だし料理の揚げ物と煮物です。こちらも 揚げたてが提供されますので サクサクですね。

下田 観音温泉 夕食 桜えびの釜めし

こちらが 桜えびの釜めしです。こちらに 刺身用のワサビをちょっとアクセントとして 添えても合います。ちょっと 残念なのが この時に吸い物が提供されたのですが 味にアクセントが無いんですよね。普通は 吸い物は最初に出てきて 最後のご飯には 止め椀として 味噌汁だと思うのですが…。

この ご飯に吸い物を出す宿は 案外と多いんですけど それまでに おかずのほとんどを食べた場合は 下手したら 漬物とご飯のみになってしまいます。そこの 侘しさに疑問を持って欲しいところです。

朝食も 同じ場所で…

下田 観音温泉 朝食

翌朝の朝食です。朝食も 夕食と同じ 新館ピグマリオンの2階でいただきます。こちらの 内容は 半年前と ほぼ変わっていませんね。豆腐が追加された感じでしょうか。

下田 観音温泉 朝食 味噌汁

そして 昨日のお刺身に登場した伊勢エビは 朝は お味噌汁の具材となって再会です。いいダシが出ていて とても美味しかったです。

伊豆奥下田 飲泉・自家源泉かけ流しの秘湯 観音温泉の評価(各項目20点満点)

温泉・風呂(20点)ここの泉質には文句の付けようが無いでしょう。お部屋・大浴場含め 源泉かけ流し&飲泉可というのは 全国を探しても中々 お目に掛かれません。

施設・部屋(15点)正雲館は フロントから遠くなく 同じフロア。お部屋には 源泉かけ流しの檜風呂が完備で 思う存分湯浴みが楽しめる。外の自然は手入れが必要。

夕食(14点)実際に 産土亭の時と料理を見比べると 大きく変わったわけではないが やはり伊勢えびの存在感は大きい。

朝食(11点)こちらも 大きく変わったわけではなく 豆腐が増えたくらいか。ただ アツアツの石で提供される干物や 卵焼きは美味しい。

サービス・その他(13点)何をするにも送迎が必要な産土亭と違い 思った時に 移動ができるのは大きい。スタッフの配置が 偏っているので そのタイミングに合わないと 不便を感じる時も…。

合計(73点)宿泊する舘が変わるだけで 20点近くも評価が変わった。ただ メインの館内で気になるのは 防犯カメラ(監視カメラ?)の多さ。通路はもちろん 食事会場にも複数設置されていて 一度気になると 数を数えたくなるほど多いのは ちょっと疑問。

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