SHIINBLOG

旅ログ       グルメ おでかけ情報

あちこちを旅をして そんな旅の様子を綴っています

遊子 千曲館に宿泊して信州戸倉上山田温泉を満喫する(松濤閣 標準客室 69点)

戸倉上山田温泉の中心にあるお宿

戸倉上山田温泉 千曲館

開湯から120年を超える名湯 戸倉上山田温泉の中心部に位置する千曲館へ宿泊をしてきました。今回の記事では そんな宿泊の様子と 周辺を散策してきましたので 食べ歩きグルメ等も併せて ご案内したいと思います。

戸倉上山田温泉 遊子 千曲館

〒389-0821 長野県千曲市戸倉上山田温泉1丁目33-4 MAP

☎026-275-1111

宿泊したのは松濤館の標準客室

戸倉上山田温泉 千曲館遊子 千曲館には 清流(せいりゅう)閣・行雲(こううん)閣・松濤(しょうとう)閣という3つの館があります。その中で 今回は松濤閣の部屋に宿泊をしました。お仕事での宿泊であることと 1名で宿泊させていただいたということもあって お部屋に入った時には すでに 写真のように お布団が敷かれていました。

戸倉上山田温泉 千曲館

今回宿泊した4階のお部屋からの景色は写真の感じです。見えているのは お宿から西側の景色です。写真には映っていませんが 千曲川は写真の左側に流れています。

戸倉上山田温泉 千曲館お部屋の中をチェックしてみましょう。ドアを入って左右両側にドアがありました。ということで 片方のドアを開けてみると…こちらは トイレ。もちろん洗浄機能付きです。

戸倉上山田温泉 千曲館

ということで もう一方のドアをあけて見たら…てっきり お風呂かと思いきや 洗面スペースでした。と…その先にもう1つドアがあるようなので こちらも開けてみましょう。

戸倉上山田温泉 千曲館

こちらは お風呂かなぁ…と思いながらドアを開けてみたところユニットバスでした。というわけで こちらには2個目のトイレ。こちらも洗浄機能付きです。案外と1部屋に2つトイレがあるとグループ旅行や家族旅行では重宝する時もあります。明らかに最初に ご紹介した単独トイレの方が大きさも機能も上のようなので こちらのトイレを使用することはありませんでした。

館内で湯めぐり

戸倉上山田温泉 千曲館

お部屋で一服した後は 温泉を楽しみましょう。戸倉上山田温泉と呼ばれる場合が多いですが これは戸倉温泉と上山田温泉の総称となります。

千曲館の中には 内湯が男女各2。露天風呂が男女各1つあります。一部入れ替え制となっているので最大で4つの湯舟を楽しむことができます。

まずは 写真の大正ロマンの湯と飛泉の湯ですが 大正ロマンの湯は 戸倉上山田温泉のポスターにも採用されていて ステンドグラスから入る自然光と小丸タイルの浴槽が 正に大正ロマンを感じさせるお風呂です。浴槽内が2つに分かれていて 片方には戸倉温泉源泉。もう片方には上山田温泉の源泉が注がれています。その時々で お湯の色も白色だったり 緑色だったりと色の変化も楽しめます。飛泉の湯も同様に浴槽内が 分かれていて それぞれの源泉が注がれています。

こちらの大正ロマンの湯と飛泉の湯は 男女入れ替え制となっています。入れ替え時間以外は 一晩中いつでも 温泉を楽しむことができます。

戸倉上山田温泉 千曲館

もう1ヵ所は 内湯&露天がセットになっています。こちらも男女別にあり男性側の露天風呂は夜11時から朝の6時まで使用できませんが 内湯と女性用の内湯&露天風呂は常に入浴が可能です。こちらの 露天風呂付 大浴場のお湯は 戸倉温泉と上山田温泉の混合泉が源泉かけ流しで注がれています。

戸倉上山田温泉 千曲館

温泉の入口には 源泉が流されていて その新鮮なお湯の香りを楽しむことができるようになっています。湯舟が多く 新鮮な源泉がかけ流しで 惜しげもなく注がれているので 時間があれば 全ての浴槽を制覇したいところです。

少なくとも 戸倉上山田温泉を代表する 大正ロマンの湯には 時間を合わせて入っておきたいものです。

夕食はお食事処にて

戸倉上山田温泉 千曲館

お食事は 3階のお食事処 または 2階の宴会場エリアでいただくこととなります。乾杯用には 隣の更埴市で名産となっている杏子のお酒が用意されていました。その他にも 信州牛のしゃぶしゃぶ等 ボリューム満点夕食です。

戸倉上山田温泉 千曲館

朝食も同じ会場でいただきます。お膳を見ると「朝から食前酒?」とも 思いましたが 信州ならではのリンゴジュースでした。朝食については オーソドックスな旅館料理でしたが 中でもご飯のお供として美味しかったのが しょうゆの実。長野県でも北信・中信地域で よく食べられているもので 蒸した大豆や黒豆に米糀を合わせ生醤油に漬け込み 1か月程度掛けて 発酵熟成させた保存食です。

千曲館さんの 裏手に中島醸造という お味噌屋さんがあって そちらに わずかではありますが お取り扱いがあるようです。朝食で 美味しい!と思ったら出発前に購入してみてはいかがでしょう?

しょうゆ豆をはじめとした中島醸造の商品は 下のリンクから お取り寄せが可能です。

信州味噌 中島醸造

戸倉上山田は散策も楽しい温泉街

戸倉上山田温泉 千曲館

せっかく戸倉上山田温泉に来たのならば 温泉街を散策してみましょう。写真は千曲館の裏手にあるファミリーマートです。こちらですが 全国でも唯一ここだけと言われる 足湯が併設されたコンビニです。利用料は もちろん無料です。

温泉まんじゅうは周囲に2店舗

戸倉上山田温泉 千曲館

千曲館の周辺で温泉まんじゅうを購入したい場合は徒歩圏内に2店舗ほどあります。1店舗目は写真の笹鈴製菓の 六文銭温泉まんぢう です。サトウキビの煮汁を煮詰めた赤糖を使用した 温泉まんじゅうです。表記の「まんぢう」も特徴の1つです。

笹鈴製菓有限会社

〒389-0821 長野県千曲市戸倉温泉3055-7 MAP

☎026-275-1228

10:00~18:00 年中無休

戸倉上山田温泉 塩川菓子舗

もう1店舗は 清風園や圓山荘などの ホテルが立ち並ぶエリアにある塩川菓子舗です。

戸倉上山田温泉 塩川菓子舗

こちらが 塩川菓子舗の温泉まんじゅうです。1個からばら売りもしているので 食べ歩きに おすすめです。

塩川菓子舗

〒389-0821 長野県千曲市上山田温泉1-70-7 MAP

☎026-275-1147

8:00~21:00 【定休】木曜・年末年始

戸倉上山田温泉 塩川菓子舗

この塩川菓子舗で ぜひとも食べていただきたいのが ソフトクリームです。これに 自家製の杏子ジャムを掛けていただきます。たっぷりと掛けていただくと ソフトクリームの甘さと杏子の酸味が絶妙です。バラで購入した温泉まんじゅうも店内でいただくことができます。

戸倉上山田温泉は夜も賑やか

戸倉上山田温泉

写真は戸倉上山田温泉 新世界通りの入口です。温泉街には多くのスナックが立ち並び 夜も多くの宿泊客で賑わっています。

戸倉上山田温泉

温泉街には 昔懐かしい射的も営業しています。お散歩ついでにチャレンジしてみてはいかがでしょう?

背後の山を登ると…

荒砥城

戸倉上山田温泉の南側にある山を登ると 車で5分 徒歩30分の場所に荒砥城があります。かつては 上杉・武田の両軍が取り合いをした要衝で 復元された城跡からは 千曲川沿いの町並みを見下ろすことができます。

戸倉上山田温泉 遊子 千曲館の評価(各項目20点満点)

温泉・風呂(18点)温泉街のポスターにも採用されている大正ロマンの湯は必ず入っておきたい。2種類の源泉が織りなす色の違いも必見。源泉かけ流しで一晩中入浴可能な部分もプラス。

部屋・施設(12点)館内のエレベーターに象徴されるように 老朽化については 館内のあらゆる場所で目に付く。

夕食(13点)信州の秋の味覚が乗ったお膳だが サプライズは少なめ。ボリュームに問題は無し。

朝食(12点)こちらも オーソドックスな旅館の朝食。特筆する部分は無いが…記事にも書いた しょうゆ豆は ご飯のお供にぴったり。

サービス・その他(14点)スタッフのサービスは可もなく不可もなく。戸倉上山田温泉を散策すれば より満喫できる

合計(69点)館内のリニューアルはすぐには難しいが 料理にオリジナリティが欲しい。温泉は雰囲気も泉質も◎。周辺環境も含め 総合的にはそれなりのポイントになっている。

旅ログ厳選の宿泊施設はこちら

長野県のグルメ情報はこちら