長野県富士見町に2019年4月末にオープン
山梨県と長野県との県境の町「富士見町」にあるカゴメ富士見工場に併設されるように、2019年4月末にオープンした、楽しく野菜と触れ合える、野菜のためのフードテーマパークといった感じの施設です。
カゴメ野菜生活ファームは開放的な施設で、館内には調理体験ができるラボや、レストラン・ショップがあって、園外では農業体験をすることもできます。そして、こちらの施設の一番人気が、野菜生活の工場見学です。
調理体験・農業体験・工場見学は全て予約制になっていて、空きがあれば当日の申し込みも可能ですが、基本的には事前に埋まってしまうので、訪問前に必ず予約をするようにしましょう。
今回はそんな工場見学を体験してみました。
まずはバスに乗車して工場へ
工場見学へは、バスで向かいます。と言っても、工場は離れた場所にあるのではなく、5分ほどで工場に到着します。
まずはマルシェでガイドさんとご挨拶
工場に到着すると、そこにはアテンドしてくださる方が待ってくれていました。
まずは、バスを降車した場所「マルシェ」で、野菜生活に使用されている野菜のことについて説明をしてくれます。
野菜生活に使用されている野菜は、日本だけでなく世界中で作られているということに驚きです。そして、その野菜や果物たちはジュースの状態で富士見工場に届けられて、ブレンドされるそうです。
そんな工場見学部分は撮影禁止でしたが、製造ラインをパッドを使用しながら、わかりやすく案内してくれます。その工場見学が終わると、またこちらのマルシェに戻ってきます。
野菜生活の試飲を…
マルシェに戻ると、冷たく冷やされた野菜生活が配られてちょっと休憩。そういえば、コンビニやスーパーで見ることはある野菜生活ですが、飲んだことは無かったなぁ。
今回いただいたのは、ベリーサラダという味。とても、飲みやすくこれで、1日の中で足りない野菜を摂取することができます。
上手に捨てるとカゴメからメッセージが!
その野菜生活の飲み終わった紙パックですが、どうやって捨てていますか?コンパクトにして捨てるために、写真のように折りたたむと、カゴメからメッセージが出てくるって知ってました?写真だとわかりにくいですが、パック上部のところに「たたんでくれてありがとう」と出てきます。
このメッセージですが、通常は見えないようになっているので、ぜひ探してみてください。
工場見学の後はミュージアムの見学へ
工場見学の後は、かつてカゴメソースを醸造していた場所がミュージアムになっていて、そのミュージアム見学です。
正面に巨大な醸造タンクが並ぶ!
館内に入るとヒヤッとした空気に驚きます。エアコンが効いているのかと思いきや、半地下構造になっているための自然効果だそうです。そして、館内にはソースが醸造されていたタンクに圧倒されます。その中央に真っ白なタンクが…。
こちらには、プロジェクションマッピングが投影されます。
他のタンクを覗くと…
それぞれのタンク内には精巧なミニチュアでカゴメのお仕事が再現されています。これが本当によくできてるんです。
野菜生活の新商品について、会議が繰り広げられているようです。ここには見学している人たちも、アイデアを書いてタンクに貼っておくと、もしかしたら採用される…かもしれません。
他のタンクを覗くと熱心に研究をしているミニチュアたちもいました。
工場のミニチュアです。本当に細かい部分まで精巧にできているので、ミニチュアだと説明を付けないと本物に見えますよね?
こちらのミュージアム見学を終えると出口で、お土産(今回は野菜生活2本でした)をいただいて、迎えに来たバスに乗り、カゴメ野菜生活ファームへと戻ります。
そろそろお昼
約80分の工場見学を終えて野菜生活ファームに戻るとお腹が空いてきました。館内のレストランでお昼を食べていくことにしましょう。
こちらのレストランはとても人気で週末は待ち時間が発生することも珍しくありません。今回は10時20分からの工場見学なので、レストランに戻る時間は11時40分頃。すでに多くの方が名前を書いて待っていらっしゃいます。
工場見学をした方の特権!
工場見学の予約をした上で、レストランで食事を希望する場合は、工場見学に出発する前に、レストラン入口の受付表に名前を記入します。その際に工場見学の時間を併せて記入すると、工場見学から戻った際に優先的に席を案内してもらうことができます。
これは工場見学に出かける前に必ず記入が必要なので、お忘れなく!
今回注文したのは1500円のコース
メニューはアラカルトもあるものの、アラカルトメニューは少なく、基本的には1500円か2500円のメニューから選ぶことになります。子供用のメニューはありません。
今回は1500円のコースを注文しました。このコースには前菜(又はサラダ)・スープ・パスタ(又はピザ)・ドリンクが付いています。写真は前菜の盛り合わせです。
野菜のテーマパークらしく、色々な野菜を色々な調理法で楽しませてくれます。
こちらが、生ハムとベビーリーフのサラダです。最初の1品は前菜盛り合わせか、このサラダのどちらかを選びます。
グリンピースのスープ
次に出てきたのは緑色のスープ。こちらは定番ではなく、その時との時で変わるようですが、旬の野菜を使用したスープが提供されます。今回はグリンピース。
実は、自分はグリンピースが苦手でして…。そして、これが案外と素材の味を大事にしてらっしゃったので、なかなか飲むのに苦労しました(笑)
メインはパスタかピザ
メインはパスタかピザがそれぞれ数種類用意されていて、その中からチョイスします。基本で選べるメニューはそれぞれ2種類ずつ。あとは追加料金でチョイスすることができます。
写真はマリナーラです。トマトソースとオレガノのピザです。カゴメさんだけあって、トマトには自信があるようです。
パスタだとこんな感じ。やはりトマトがしっかりと主張していて、とても美味しいです。
ドリンクも数種類から選ぶことになります。定番のコーヒーやカゴメだけにトマトジュースもあるんですが、今回は100円を追加して「つぶより野菜」をチョイスしました。
これは、野菜がジュース状にはなっているんですが、ドロッとしていて、野菜をしっかりと感じることができます。
お食事の後はショッピング
食後はショッピングを楽しみましょう。カゴメの施設だけにケチャップやソースはもちろん様々なカゴメ商品が販売されています。
野菜生活ファームオリジナルの「野菜生活」
おなじみの野菜生活もいいですが、せっかく野菜生活ファームに来たのなら、オリジナルパッケージのものを購入したいですよね。
通販限定商品の購入もできます
なんと通販でしか購入することのできない商品も、こちらでは購入できるんです。これはお得。写真の「つぶより野菜」は、先ほどレストランでいただいたものです。
通販限定商品は下のリンクからお取り寄せが可能です。
外のハウスも見てみませんか?
外に出てバス駐車場(第3駐車場)のところにハウスが1つあります。
トマトの木
中央にはトマトの木があって、見上げると鈴なりのトマトが…。
トマトって木だったんですね。知りませんでした。そして、これだけ枝を巡らせて、多くの実をつけるんですね。このトマトですが、水耕栽培されているようです。このトマトの木もぜひ見てほしい撮影スポットです。
1日たっぷり遊べるカゴメ野菜生活ファームで野菜と触れ合ってみませんか?
〒399-0211
長野県諏訪郡富士見町富士見9275-1【MAP】
☎0266-78-3935
10:00~17:00
【定休】火曜日
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