2017年神奈川県藤沢市にオープン
トラックやバスでおなじみの自動車メーカー「いすゞ自動車」が創立80周年ということで、神奈川県の藤沢工場に隣接する場所に「いすゞプラザ」をオープンさせました。こちらは入場無料!ということで、早速お邪魔してみました。
いすゞプラザの概要をご案内します
〒252-0881 神奈川県藤沢市土棚8
地図で見てわかる通り、道路を挟んで向かい側がいすゞ自動車の藤沢工場です。
☎0466-41-5811
月曜~金曜<完全予約制>見学申し込みへ
9:00~17:00
土曜・祝日<自由見学>
10:00~17:00
自由見学の土曜・祝日は家族連れなどで館内はかなり混雑します。写真撮影やゆっくり落ち着いて見学したい方は完全予約の平日がおすすめです。
アクセス
駐車場は乗用車用が14台(臨時駐車場50台)がある…といえば、ありますが、特に土曜・祝日はすぐに満車となってしまって、満車になると駐車場待ちの長い行列ができて、近隣の方に大変なご迷惑が掛かっているようです。
そんな時は最寄りの湘南台駅から送迎バスを利用するのが便利です。普通送迎バスといえば、マイクロバスとか路線バスのようなタイプを想像しますが、こちらの送迎バスは写真のスーパーハイデッカーという豪華大型バス(正座席45人乗り)で送迎してくれます。
このバスは30分間隔でいすゞプラザと湘南台駅を結んでいて、道路が順調であれば10分前後の所要時間で到着します。
目的地に車で乗り付けたいという気持ちは、わからないではないんですけど「いすゞプラザ」を満喫するのであれば、やはりこの送迎バスは乗車しておきたいところです。
到着すると…
館内に入ってまずは受付を済ませます。
すると、このようなシールを渡されて、服や持ち物等の見えやすい場所に貼るようお願いされます。このシールを貼ってある=入館受付を済ませたという証らしいです。
ここから順路にしたがって、いすゞの歴史を勉強しながら進んでいきます。その先にあるのが…
精巧に作りこまれたジオラマ
かなりのサイズのジオラマが登場します。
通常の状態でも一部車が動いていますが、1時間に1度15分ほどのショーが開催されます。そのショーはナレーションや効果音に合わせてジオラマの街の1日を見ることができます。
ゴミ収集車がゴミを回収してまわったり、幼稚園バスが園児たちを幼稚園に送り届けたり…。夜になれば、とある建物で火災が発生し消防車が出動!かと思うと、落ち着いた深夜には道路清掃車が道を掃除していく。
このジオラマに登場する車両は全ていすゞの車両なんです。これだけ見ても、普段の生活にいすゞの車両がありふれているのがわかります。
このジオラマショーですが、人気でかなり混み合いますので、いい位置で鑑賞をしたい場合は早めの場所とりをした方がよさそうです。ただ、小さい子供がいたら、前のエリアを譲ってあげましょう。どうせ、その後ろからでも、大人は見えるんですから。
車両展示ゾーン
ジオラマを越えていくと、そこにはいすゞのトラックや路線バスが展示されていて、バスを除いては運転席に座って、実際に操作を体験できます。(運転はできません)
エアコンのスイッチを入れれば風も出るし、ライトをONにすればライトも点灯します。路線バスなんて「おります」ボタンが押し放題です。
中にはこんな自衛隊車両も展示されていて、こちらの車両も運転席に入ることはもちろん、荷台も開放されていて、隊員の輸送車らしいんですが、自衛隊員の方々はこんな風に運ばれているのかぁ…と実感できます。
体験ゾーン
車両展示ゾーンを過ぎて、エスカレーターで2階に上がると、体験ゾーンです。
写真はディーラーの体験で、お客様のご希望にあった車を提案して納車するまでの流れを体験できます。
自分のデザインした車両がいすゞの工場からお客様のもとに向かって納車されていく様子はなかなか楽しいもんですよ。
これはスプレーガンを使用してトラックのボディに塗装をする体験です。写真を見ると、実際に塗装しているように見えますが、これは3Dマッピングを利用したもので、まるで本当に色を塗っている錯覚を体感できます。
このような感じで、いすゞの車両づくりの様子をゲーム感覚で体験することができて、家族連れに大人気のエリアとなっていますが、大人も体験してみると夢中になってしまいます。
メモリアルゾーン
体験エリアの先には古き良きいすゞの車両たちが展示されています。
最近の車ってスタイリッシュだけれども、ちょっと冷たいイメージがあります。でも昔の車両ってデザインを見ても温かみがありますよね。
ジオラマを見たり、車両に乗ってみたり、体験をしたり…と、決して大きな施設ではないんですけども、十分に楽しむことができるいすゞプラザでした。これで無料とは…いくら80周年とはいえ、いすゞさんは太っ腹です!
もちろん、帰りも湘南台の駅までは超豪華な送迎バスで帰りました。やっぱ、ここに来るには送迎バスに限りますね。
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