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発酵食の町 金沢大野にある ヤマト糀パークのパークツアーを体験

糀(こうじ)を五感で楽しむ食のテーマパーク

ヤマト糀パーク 入口

金沢の中心部から車で約20分ほど離れた港町でもある金沢大野の地区は あまり知られてはいませんが 野田・銚子・龍野・小豆島に並んで日本の醤油5大産地の1つに数えられています。そんな金沢大野地区において 明治44年に創業したヤマト醤油味噌ですが ヤマト糀パークとして 敷地内を一般に開放しています。

金沢観光からは外れることも多い 穴場スポットでもある このヤマト糀パークのパークツアーに参加してきましたので その様子をご紹介していきます。

ヤマト・糀パーク

〒920-0331 石川県金沢市大野町4丁目イ170 MAP

☎076-268-5289

10:00~17:00 【定休】水曜・年末年始

ヤマト糀パーク

敷地内に入ると 売店がある ひしお蔵があり パークツアーをはじめとした 各種受付も この ひしお蔵で受け付けています。その隣には 発酵食を提供する 発酵食美人食堂があり ランチをいただくことができます。建物を出て 港を望む 創業の小路 付近には こめトはな というカフェがあり 発酵のプロが手掛ける チーズ系スイーツを味わうことができます。

ひしお蔵で パークツアーの受付

ヤマト糀パーク

パークツアーは 写真の入口から入った 売店の ひしお蔵 で参加受付をしています。9名以下の個人客については 原則として 当日 先着順での受付となっていて 平日は11時・14時の2回 土日祝は11時・13時・14時の3回 開催していて 所要時間は各30分の内容となっています。

ヤマト糀パーク パークツアー受付

今回は 平日11時の回にて受付をしました。8月1週目の木曜日でしたが 約15名くらいの申し込みがあるようでした。早めに受付を済ませたので 集合時間の10時50分まで 少しパーク内を散策してみます。

金沢チーズケーキ専門店 こめトはな

ヤマト糀パーク こめトはな

時間に余裕があったので 糀のプロが作るチーズスイーツ専門店の こめトはな にお邪魔してみました。

金沢チーズケーキ専門店 こめトはな

☎076-268-5289(ヤマト・糀パーク)

10:00~16:30 【定休】水曜・年末年始

※イートインのラストオーダーは16:00

金沢チーズケーキ専門店 こめトはな ショーケース

店内に入ると すぐにショーケースがあり テイクアウトでもイートインでも まずは こちらで注文をします。ショーケースには 様々なチーズ系スイーツが並んでいて どれにしようか迷ってしまいます。

金沢チーズケーキ専門店 こめトはな チーズソフト

ということで チーズソフトクリームにしました。実は ひしお蔵の方でもソフトクリームを提供していて そちらでは 醤油工場だけに醤油味のソフトクリームということで 食べようと思っていたのですが あまりの暑さに我慢できずに こちらで チーズソフトをいただきました。想像よりも しっかりと最初にチーズの味がして それが 爽やかにミルクの味へと変化していきます。

パークツアースタート!

ヤマト糀パーク 糀蔵

時間になったので 糀蔵(こうじくら)へと向かいます。こちらで 糀とは何か?という部分について スタッフの方から色々と説明をしいていただきます。糀と麹 どちらも「こうじ」という読みで 何が違うのか…etc。

パークツアー参加者だけの特典「手湯」

ヤマト糀パーク パークツアー 手湯

このパークツアー参加者のみの特典が写真の「手湯」です。糀がたっぷりと入った食用の甘酒がたっぷりと入った手湯の中に 両手を沈め2~3分待ちます。そこから手を引き上げてみると 手がモチモチ すべすべになった気がします。そのあとには 糀の入ったハンドクリームを手に付けてもらいます。

ヤマト糀パーク パークツアー 味噌の発酵

糀の働きを勉強したところで 見せていただいたのが 写真の味噌。熟成期間によって 色合いが変わっていくことが見てわかります。通常 スーパー等で販売されているのは 写真 一番左の6か月熟成程度のものですよね。ここの ひしお蔵では 長期熟成のものまで販売をしています。それぞれの香りを嗅いでみましたが 熟成するにしたがって 香りにも深みが出ていくことを感じることができました。

ヤマト糀パーク パークツアー 創業の小路

この日は天気が良かったので 少し外を歩いてみましょうか…という スタッフの方からの声かけのもと 敷地内をお散歩してみることに…。写真が 創業の小路と呼ばれる場所で 初代の山本藤松(この名前から苗字の「山」名前の「藤」をとり「ヤマトウ」→「ヤマト」となった)が この地から 北海道まで船で行き来をしていた場所だとされています。

ヤマト糀パーク パークツアー 工場風景

創業の小路 入口付近から見上げると ヤマト醤油味噌の煙突が見える 写真スポットになっているそうで 記念撮影をするなら この場所がおすすめです。

ヤマト糀パーク ひしお蔵

最後に スタート地点でもある 売店のひしお蔵に戻ってきて 各商品の説明と共に そのうち何点かは試飲や試食ができました。何気なく口に入れると わからないことも 説明を聞きながら口にすると 感じ方が全く変わってきます。

普段から口にする 醤油や味噌という 当たり前の食材から 自分の健康を見直してみることも大事なことかもしれないと感じたパークツアーでした。

金沢 ヤマト醤油味噌の商品は下のバナーから お取り寄せが可能です。

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