9時20分 静岡市内を出発
今回は静岡市内の中心部にあるホテルを9時20分に出発しました。出発場所はお客様のご希望によって変更が可能で、出発場所によって時間は多少早くなったり遅くなったりします。
10時00分 蓬莱橋に到着
世界一長い木造歩道橋ということでギネスブックにも認定されている蓬莱橋です。幅2.4m、長さ897.4mというこの橋は明治12年(1879年)に牧之原開墾者達の共同出資による農業用の橋として架けられました。橋の長さ897.4mが語呂で「やくなし(厄無し)」と読めるのでパワースポットとしても人気があります。
現在では歩行者・自転車専用の橋として多くの人が訪れる観光名所にもなっています。通行は有料で往復大人100円、小学生以下10円となっています。通勤や通学に利用している人もいるので、1ヵ月の定期券も販売されています。
蓬莱橋
〒427-0017 静岡県島田市南2丁目先
☎0547-37-1241(島田駅前観光案内所)
大人100円 小学生以下10円
10時30分 大井川川越遺跡を散策
遺跡…と聞くと、縄文や弥生時代の事を思い浮かべますが、至って最近の事ですね。
「箱根八里は馬でも超すが、超すに越されぬ大井川」と言われた通り、明治に入るまでは軍事的な意味合いもあって、大井川には橋が架けられていませんでした。江戸時代は渡船も禁止されていて、大井川を渡る手段としては、川を越える人足を雇うしかありませんでした。
川会所で川札を購入する
写真のような川合所が設けられていて、毎日朝になると水深や川幅を測って、川越ができるかどうかを判断します。大雨が降った後などは川留めとなって、宿場に足止めとなってしまいます。いよいよ渡るとなった際にこちらで川札の購入です。
川の深さによって料金が違うんですね。そして対岸までは肩車で運んでもらうことになりますが、一番安い股下でも1440円となかなかのお値段です。
お金がある方は肩車ではなく蓮台で渡っていきます。
これが1人用の蓮台ですが、担ぎ手が4人必要ですので、最低でも5760円が必要だったと言われています。
11時10分 新金谷駅に到着 SL急行「かわね路」号に乗車
11時52分発のSL急行「かわね路」号に乗車するために、早めに新金谷駅に到着しておきます。予約してある切符の引換もありますし、時間があれば鉄道博物館やおお土産も見ておきたいところです。
SL乗車前の新金谷駅については「SL急行(トーマス号・ジェームス号・かわね路号)の出発場所 新金谷駅について」をご覧ください。
12時20分 家山駅に到着
まずはSL急行「かわね路」号の家山駅到着シーンからご覧いただきましょうか。
わずか30分の列車旅でやや物足りない感じもしますが家山駅に到着です。今回、当社のジャンボタクシーは新金谷~家山駅まで回送しましたが、ジャンボタクシーや貸切バスをご利用いただくと、こういった観光も可能になってきます。
12時30分 茶寮ひららにて昼食
家山駅から大井川を渡ってすぐの場所にある「茶寮ひらら」さんで昼食です。こちらのお店は古民家を改装したお洒落な古民家カフェです。
入ってすぐの土間にあるレジです。この左側がお座敷になっていて、靴を脱いであがるスタイルです。
トイレ前のこんな照明や小物もお洒落ですね。
おろしそば(900円)をいただきました。夏はのど越しさわやかな冷たいお蕎麦がいいですよね。お店には冷房設備は扇風機だけなので、夏の時期はちょっと慣れるまで暑いかもしれません。おすすめはやはり春と秋でしょうね。
茶寮ひらら
〒428-0103 静岡県島田市川根町身成2974
☎0547-53-2279
14時25分 グリンピア牧之原に到着
食後は、牧之原へと移動して茶摘み体験です。静岡と言えば、やっぱりお茶ですからね。平日は11時~、土日祝日は11時~、14時~の2回で体験できます。
グリンピア牧之原については「グリンピア牧之原でお茶づくしのランチ 食後には茶畑テラス「THE HOUSE」にて「ななや」の抹茶ジェラート」にて詳しくご案内しています。
THE HOUSEに関しては温室スタイルなので、夏場はあまりおすすめできないかもしれません。
16時30分 静岡駅に到着
このくらいの時間に静岡駅に到着なので、お土産を駅の中で購入してからでもゆっくりと新幹線に間に合うと思います。
観光タクシーについてはお気軽にお問い合わせください。
〒420-0801 静岡市葵区東千代田3丁目8-1
☎054-297-5234