弘前駅から徒歩15分の場所にあるホテル
青森津軽地方へ2025年4月に 家族4人で2泊3日の旅行をした際に 1泊目は弘前市のスーパーホテル弘前「天然温泉ねぷたの湯」のコネクティングスーパールームに1泊しました。今回の記事では その宿泊の様子を ご紹介していきます。
〒036-8182 青森県弘前市土手町148 MAP
☎0172-35-9000
スーパーホテル弘前がある土手町は JR弘前駅から約徒歩15分とやや離れているものの 弘前市の中心街とされる場所にあります。そのため JR弘前駅からのアクセスは 徒歩では 若干厳しいかもしれません。駐車場はホテル敷地内に4台。ホテルの南へ50mほど 土手町十文字バス停付近に12台。弘前レンガ美術館方面に300m(徒歩約5分の場所に)約50台と駐車可能台数は十分にあります。1泊500円で駐車が可能です。仮に ホテルの駐車場が満車だとしても 周辺のコインパーキングも それほど高い値段設定ではありません。ちなみに12台駐車可能な第1駐車場と同じ敷地にタイムズ駐車場がありますが こちらは24時間500円なので 滞在中に出庫しないのであれば ホテル駐車場より お得です。
それでは チェックインをしていきます。チェックインは15時00分から チェックアウトは10時00分となっています。チェックインを済ませると 簡単な説明を受けて 部屋へと向かいます。
スーパーホテルのドアロックは おおよそこのシステムですね。特に 部屋の鍵というのはありません。オートロック式のドアなので 暗証番号を入力します。
暗証番号は チェックイン時にフロントで受け取ります。この紙を持っていてもいいですが スマホで撮影をしておくと便利です。ルームキーが無いので チェックアウトの際も ルームキー返却の必要がなく スマートにチェックアウトができます。
今回の部屋はコネクティングスーパールーム
こちらが スーパールームです。お部屋自体はかなり狭いです。基本はベッドと通路しか無い状況です。ベッドは恐らくダブルサイズ以上あるサイズで かなり広いです。
スーパールームの特徴として はしごで昇り2段ベッドとなっています。ただ 部屋の天井までの高さは 一般的な高さのため はしごで昇ると座っていたとしても首を傾ける必要があります。また ベッドメイキングについては 下のベッドはされているものの 二段ベッドの上の段は 自分でベッドメイクをする必要があります。
このベッドメイクが案外と大変です。天井までの高さが無い中で パリッとしたシーツを広げるのは至難の業です。
この部屋がコネクティングと呼ばれる理由は 部屋の奥にあるこの扉です。隣に 壁を挟んで同じスーパールームがあって 隣の部屋へは 廊下へ出ることなく この扉を経由して行き来ができます。これで実質は4名1室(実際は2名1室×2部屋ですが…)となります。
また この扉は鍵をすることもできるので 状況によってプライバシーを確保することも可能です。
こちらが お部屋のユニットバス&トイレです。これもかなり狭いです。コネクティングルームの場合は 各部屋?に1つずつあります。シャワーブースについても狭いですが これは 大浴場があるので そちらを利用すれば 大きな問題ではありません。
こちらが 今回の お部屋(905号室)からの景色です。ホテル南側の様子で 写真中央下に駐車場が見えていますが こちらが ホテルの第1駐車場です。その奥に見える大き目の建物がTabist 弘前東栄ホテルで この日は夕食を食べに行きました。
青森(弘前)を楽しめるウェルカムバー
スーパーホテルと言えば 多くのホテルで実施しているのがウェルカムバーです。こちらの弘前でも15:00~20:00にて実施していました。ちなみに こちらの飲み物を置いている場所は 翌朝 ビュッフェテーブルとなり 朝食メニューの料理が置かれます。
青森と言えばリンゴですよね。そのリンゴのフレッシュジュースが2種類置いてあり 飲み比べができるようになっています。この日は 途中の道の駅に立ち寄ったのですが リンゴの品種や農家ごとにジュースが数十種類あって リンゴジュースと一口で言っても 少しずつ味が違うんです。ここでも飲み比べをしてみましたが 全く別物と言ってもいいほど 味が違うものでした。
そして 弘前と言えば リンゴのお酒シードルの製造が盛んな地でもあります。そんなシードルもスウィートとドライの2種類が置いてあり その飲み比べができます。その違いは発酵時間で 甘みのある段階のものが スウィート。さらに発酵させたものがアルコール度数の高いドライとなります。これも弘前に行ったら飲んでみたい郷土の味です。
1階には大浴場「ねぷたの湯」
スーパーホテル弘前では 天然温泉の大浴場があります。ただ 残念なことに浴槽は1つしかないので 時間帯によって男女が入れ替わります。入口に男女別の暖簾が掛かっているので注意しましょう。
【男性】15:00~18:20 21:30~6:20
【女性】18:30~21:20 6:30~9:00
男性の時間帯には基本的に扉は空いていますが 女性の時間帯になると扉は閉められていて 部屋のドアと同様に暗証番号で入るようになります。この暗証番号については チェックイン時に 女性客のみに案内されます。
夕食は近隣で郷土料理を…
スーパーホテルがある土手町は中心部の商店街でもあるので コンビニ等の店舗も徒歩圏内にあります。ただ せっかく弘前まで来たのであれば 郷土料理が食べたいと思い スーパーホテルから歩いて2~3分の弘前東栄ホテルへとやってきました。
〒036-8182 青森県弘前市土手町166 MAP
☎0172-33-8115
津軽郷土料理の店 あば
その弘前東栄ホテルの1階にあるのが 津軽郷土料理の店あば です。
津軽郷土料理の店 あば
☎0172-34-8570
18:00~23:00 【定休】日曜
こちらの店舗ですが 東栄ホテルの宿泊者も夕食場所として利用することが多く 平日でも混み合います。利用したのは 春休み中の平日木曜でしたが 地元のお客さんもいたりして満席。予約せずに来店した方は断られている場面もありました。
行かれる際は 予約をした方が良いでしょう。ただ…ちょっと値段設定は高いです。ホテルからは やや歩きますが この日は定休日だった菊富士本店がおすすめです。こちらも 行かれる場合は予約をした方がいいでしょう。
こちらが ホタテの貝焼き味噌です。ホタテの大きな殻を鍋代わりにして ホタテ・卵・長ネギを味噌で味付けした 青森を代表する郷土料理の1つです。
こちらが 弘前の郷土料理イガメンチです。イカのゲソをミンチ状にして揚げるのですが こちらの あば ではよりメンチカツに近い形状になっています。こちらは天つゆで いただきました。
こちらが 弘前で製造している石川ウインナーです。青森県産の豚を使用していて 一般的な赤いウインナーよりも長い形状が特徴です。直火スモークをしていることで独特なフレーバーが生まれ 噛めば噛むほど肉の味が口の中に広がります。
ホテル1階で健康朝食
翌朝は スーパーホテルが「健康朝食」と銘打ったものをビュッフェ形式でいただきます。宿泊客数に対して座席数が少ないですが 部屋のテレビで朝食会場の様子を見ることができるので 空いているタイミングで利用するといいでしょう。
基本的には どこのホテルにもありがちなメニューが並んでいますが カレーについては リンゴカレーとして 地元産のリンゴを使用しているとのことでした。朝のヨーグルトにも地元のリンゴジャムが付いていて 独特の味わいを楽しむことができました。
スーパーホテル弘前の評価(各項目20点満点)
温泉・風呂(10点)ビジネスホテルに大浴場 それも天然温泉は嬉しいが 男女で1つの浴槽。それも比較的狭い。それでも 狭いユニットバスよりはマシか…。
部屋・施設(10点)コネクティングすることで4名1室を実現しているが 二段ベッドの上は 実質 金を取れるレベルではない。部屋も狭い。
夕食(12点)コンビニや外食店が周囲にあるので困ることは無い。今回の記事のように 郷土料理を楽しめば 宿泊の満足度も上がる。
朝食(11点)基本的なビジネスホテルの無料朝食のレベル。弘前だけにリンゴがメニューに使用されているが それまで。
サービス・その他(14点)ウェルカムバーで りんごジュース・シードルの飲み比べに加え地酒も置いてあるのは嬉しい。これだけで青森・弘前を実感できる。
総合(57点)今回はウェルカムバーにジュース・シードルの飲み比べがあったので なんとか点数を維持しているが スーパーホテルは50点台前半にとどまるものが多い。
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