今年からオリジナルプラモデルに株主優待を変更！
日精樹脂工業株式会社(6293)は 長野県に本社があり 主に プラスチック製品を製造するための射出成型機を製造している会社で 世界80か国以上に その製品を輸出しています。今回は そんな日精樹脂工業株式会社から 株主優待をいただきましたので その内容を ご紹介していきたいとおもいます。
優待の権利月は毎年3月末の年に1回です。昨年(2024年)までは 長野県 および 本社のある坂城町の特産品が贈られていましたが 2025年より優待内容が変更となり 自社のオリジナルプラモデルとなりました。
実は 私も 長野県の特産品が目当てで 優待変更により 株価が急落した時は青ざめましたが それでも 一度 権利をまたいでみようと思い 権利を取得し 買値を上回った時点で売却しました。
優待品のプラモデルが届いたのは優待権利を取得したことを忘れかけた 10月中旬のことでした。宅配便で小さな段ボール箱が届きました。
開けると 緩衝材もなく 段ボールとほぼ同サイズのプラモデルが入っていました。「もしかして 長野県の特産品が付属で入ってたりして…」と淡い期待を持ちましたが プラモデルと ご挨拶文以外は 何も入っていませんでした。
箱の側面を見てみると 今回いただいた「NEX110V-12E」の他にも 様々な射出成型機を製造・販売しているようで 掲載されているものが 順に株主優待で配布されたとしても10年は継続できそうです。
箱の裏面には 今回のNEX110V-12Eを どのように使用して その結果 どうなるのか？という事がイラストともに描かれています。
確かに 今までの株主優待は 貰って嬉しいものではあったものの では日精樹脂工業株式会社って どんな会社？と問われると 想像がおよばなかったので 会社を良く知ってもらうため という目的であれば その目的に合った株主優待であると言えます。
プラモデルを作らない株主からしたら 不要なものと思われるかもしれませんが せっかく頂いた優待ですから 作ってみることにしましょう。ちなみに メルカリでは約1,500円程度で売買されているようです(優待品の転売は推奨しません)。
箱から 製品を取り出してみました。設計図を見ると 相当難易度の高いプラモデルだと想像できます。
プラモデルの組み立てには ニッパと接着剤が必要です。ニッパは ハサミ等でも代用ができるかもしれませんが 細かい切り落としも必要となるので用意した方が良いでしょう。接着剤については ほぼ不要ですが 数か所ほど 接着剤の使用が必要な場所があります。
プラモデルを作り始めて約3時間。やっと完成しました。途中 細～い棒を ねじ込もうとして折れてしまい 接着剤で何とか現状回復しました。20分の1サイズとのことですが なかなかの再現度です。
とはいえ 飾るほどの華もなく…作ってみたものの…が 正直な感想です。でも 3時間 集中して何かに向き合う時間をいただけたと考えればプラスでしょう。
日精樹脂工業株式会社の株価は？
日精樹脂工業株式会社の株価は 2025年10月17日(金)現在882円です。およそ900円台だった株価は 優待変更発表から 権利取得日を経て 一時700円台まで急降下しましたが 何とか9月の権利取得時点では900円台まで回復。ただ 再び権利取得日を経て900円を割り込んでいますが 底堅さはありそうな感じです。また 配当利率も4%弱と高配当なので 高配当株として保有しつつ プラモデルは おまけとして受け取っても良いのかもしれません。
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