SHIINBLOG

旅ログ       グルメ おでかけ情報

あちこちを旅をして そんな旅の様子を綴っています

トロッコ列車で有名な温泉街 黒部 宇奈月温泉 お酒のお宿喜泉 宿泊記(乗務員宿泊 シングル 59点)

宇奈月温泉街からやや離れた 落ち着いた宿

お酒のお宿喜泉

黒部峡谷を進むトロッコ列車で有名な黒部の宇奈月温泉。今回は お酒のお宿喜泉に宿泊をしました。お仕事として宿泊をしたので お部屋や食事内容については 一般の宿泊とやや違う部分があるかとは思いますが 宿泊のイメージは掴んでいただけると思います。 宇奈月温泉 お酒のお宿喜泉

〒938-0274 富山県黒部市宇奈月町音澤1387 MAP

☎0765-62-1371

宇奈月温泉の中心部から徒歩約10分(約700m)離れており 歩けない距離ではないですが フラッと散策に出るのは難しいかと考えます。黒部峡谷鉄道の宇奈月駅までは徒歩約15分(約1.1km)の距離があります。ただ 翌朝は朝7時以降は富山地方鉄道の宇奈月温泉駅や 黒部峡谷鉄道の宇奈月駅までの送迎があります。宇奈月の観光中は駐車場を無料で利用できる(黒部峡谷鉄道 宇奈月駅前の駐車場は1回1,000円)ので お宿に車を置いて 宇奈月駅まで送ってもらい トロッコ列車に乗車後は 宇奈月温泉を散策しながら お宿まで歩いて戻って来るプランもおすすめです。

宇奈月温泉の散策については黒部峡谷鉄道のトロッコ列車に乗って宇奈月温泉の限定スイーツを満喫!にて詳しくご案内しています。

館内に入ると そこは5階?

お酒のお宿喜泉

館内に入ると すぐ右手にフロントがあり その奥に写真のロビーが広がります。確か8階建てと聞いていたけど…お宿の外観からしても そのような高さを感じませんでした。それもそのはず 駐車場に車を置いて館内に入ると そこは5階とのこと。つまり5階に玄関・フロント・ロビーがある…ということです。慣れれば大したことではありませんが チェックアウトの際に ついついエレベーターに乗ると1階のボタンを押しちゃうというのは こういったタイプの宿では あるあるのお話です。

黒部峡谷の景色を堪能できるロビー

お酒の宿 喜泉

ロビーからは 写真のような黒部峡谷の景色を眺めることができます。また 各お部屋についても基本的には 黒部峡谷側となっているので 同様の景色を眺めることができるでしょう。

お酒のお宿らしく…

お酒

お酒のお宿というだけあって フロント前やロビーは ちょっとしたお酒の博物館のように 酒造りの道具等が展示されています。食事の際にも 富山の地酒を楽しむことができますが ロビーでも写真のように地酒の自販機があり 黒部の景色を眺めながら地酒を楽しむことができます。

気に入った お酒があった場合は購入をしたいところですが 館内に在庫は無いらしく チェックイン日にフロントに声かけをすれば お取り寄せが可能な場合もありますが チェックアウト日の場合は 間に合わない場合がありますので 注意が必要です。

宿泊したのは シングルルーム

お酒のお宿喜泉

こちらが 今回宿泊したシングルルームです。一般的には販売はされていない乗務員専用の お部屋でしょう。ここからは 内容が一般の宿泊とは違う可能性が高いので 参考程度にご覧ください。

お酒のお宿喜泉

そんな事もあって 通常のお部屋は黒部峡谷側を向いているのですが 今回のお部屋は駐車場側となっています。

お酒のお宿喜泉

こちらが お部屋に入って振り返ってみたところです。左側が廊下への扉で 右側の扉がバス・トイレの扉。奥にハンガー等があって 上着を掛けておくことができます。

お酒のお宿喜泉

こちらが トイレですが しっかりと洗浄機能付きでした。最近は これがあるか無いかが重要になってきました。これで まずは一安心です。

お酒のお宿喜泉

こちらが トイレの横にある浴槽です。ただ 大浴場が深夜も含め常に入浴可能なので 利用することは無いでしょう。

お酒のお宿喜泉

お部屋に お水が置いてあるのですが こちらは 箱根清水(はこねしょうず)の湧き水とのこと。こちらは 近所の方はもちろんですが 遠方からも水を汲みに来るほどの名水で それを気軽に飲めるのは 地味ですけど嬉しいサービスですね。

露天風呂を併設した大浴場は1階に

お酒のお宿喜泉

大浴場は1階にあります。男女別で それぞれ大浴場に露天風呂が併設されています。湯量も豊富で チェックインからチェックアウトまで 休みなく入れるというのは嬉しいサービスです。また 時間で男女のお風呂が入れ替わるので 両方の お風呂を堪能したいところです。

朝食・夕食は3階の お食事処で

お酒のお宿喜泉

夕食・朝食については3階が食事場所になっています。写真は今回の夕食ですが 一般の宿泊と違いますので やや簡素な感じです。必要最低限の内容ではありますが 富山ということもあって ホタルイカがあったのは嬉しいですね。本音を言うと もう少し郷土色が欲しいですが…

お酒

こちらが翌日の朝食です。こちらも 通常宿泊より やや簡素にはなっていますが ちらちらと郷土色が見え隠れしていますが わかりますか?まずは 見た目で気づくのは 独特なデザインのかまぼこでしょう。これは赤巻きと呼ばれ 富山の名物です。そして 味噌汁の具は とろろこんぶでした。とろろ昆布も富山のソウルフードとして人気です。

宇奈月温泉 お酒のお宿喜泉の評価(各項目20点満点)

温泉・風呂(13点)湯量も豊富でチェックインからチェックアウトまで滞在中は常に入浴できるのは嬉しい。ただ 1階のお風呂前が やや薄暗いのは改善したい。

部屋・施設(11点)館内は清潔ではあるが やはり古さが隠せなくなっている。ロビー周辺はリニューアルされたのか居心地が良いが それ以外への波及は必要。

夕食(11点)今回は乗務員の食事ということもあって必要最低限。通常の宿泊なら もう少しポイントアップはあるか…と。

朝食(12点)こちらは簡素ながら 富山の郷土色をやや感じることができる朝食だった。

サービス・その他(12点)館主が案内する 朝の自然体感ツアーはぜひとも参加したいところ。スタッフの対応も問題なし。ただ加点まではいかないか…。

合計(59点)温泉街から離れている立地と 古さを感じる部分が残念。お酒の宿と銘打っているので 宿泊した全員が それを体感できる工夫が必要。宿泊客によっては「お酒の宿?」となる可能性がある。デザートを甘酒のシャーベットにするとか…。

旅ログ厳選の宿はこちら

宇奈月温泉の散策についてはこちら