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桜花爛漫 ~The Way I Walk~

千代田タクシー観光事業部ブログ

熊本地震から復興しつつある熊本城を散策する(南口~南ルート(特別見学通路))

熊本地震から6年 令和4年秋の熊本城

平成28年の熊本地震から6年が経過した令和4年の10月に 復興途上の熊本城を見学してきました。天守閣は見事に復活したものの まだまだ地震の爪痕が深く残る熊本城の用をご案内していきます。写真中央が熊本城天守閣。右に見える建物が本丸御殿です。写真左側の石垣を見ると 石垣の崩れが補修されておらず これ以上の崩落を防ぐために 表面をモルタルで固めています。

散策の出発点はお城の南側から

お城の南側で見ることのできるのが 加藤清正公の銅像です。この銅像ですが ただ見るだけで通り過ぎていませんか?清正公は何に座っているのでしょう?加藤清正公と言えば 朝鮮半島での虎退治が有名な話ですが 実はその虎の上に座っているようです。両足の間を注意深く見てみると 虎の顔が見えてきますよ。

行幸橋を渡って城彩苑へ

行幸橋(みゆきばし)を渡ると左前に見えてくるのが桜の馬場城彩苑です。

団体バスで熊本城へ訪れた場合も こちらの城彩苑の駐車場が出発点となります。こちらの城彩苑では 陣太鼓といった熊本のお土産も揃っていますし ちくわサラダなどの熊本B級グルメの食べ歩きができたり 食事施設もあるので 昼食をとることも可能です。

南口券売所から特別拝観ルートへ

南口の券売所からは空中回廊(特別見学通路)を通って進んでいきます。熊本城では 一般公開と並行して 復興のための工事を進めています。そのため工事車両と見学通路を分けるために 空中回廊が設置されています。通常通り 熊本城を見上げながらの見学ルートもいいですが 普段見ることのできない空中からの熊本城を見ることができます。写真もまるでドローンで撮影したような写真を撮影できます。

上の写真は数寄屋丸二階御広間(すきやまるおんにかいひろま)です。平成元年に復元されたものですが 今回の熊本地震で 一部の石垣が崩れています。江戸時代には 写真の建物左側に5階の櫓もたっていたそうです。

二様の石垣

こちらが二様(によう)の石垣と呼ばれるものです。最初に造られた建物から増築が必要になり 石垣もそれに合わせて造られたということで 積まれた石垣は それぞれ積み方も違っていて 時代の違いを見ることができる貴重な部分となります。右側が加藤清正の頃の石垣。左側が細川忠利の頃の石垣とされています。

ここの場所は 観光パンフレットにも この付近からの熊本城の写真がよく採用されていて 天守を含めた写真撮影のスポットとしておすすめです。

石垣の上の部分が見えていますが こちらには本丸御殿の大広間があった場所です。

本丸御殿は2つの石垣を塞ぐように建てられており この先は 本丸御殿の下を潜って天守へと向かいます。

闇り(くらがり)通路

本丸御殿の下に入ってきました。こちらは昼間でも暗かったために闇り(くらがり)通路と呼ばれ この写真の裏手に門がありますが そちらも闇り御門と呼ばれていました。この闇り通路を抜けると天守閣前広場です。

熊本城の天守閣

こちらが熊本城の天守閣です。2016年の熊本地震では大天守の鯱(しゃちほこ)や瓦が落ちたりと大きく傷つきましたが 復興工事を終えて2021年10月からは天守閣への入場もできるようになりました。

熊本城の城下内には 今までの様々な災害を乗り越え 当時のままの状況で残っている重要文化財もありますが 熊本城の大天守については 鉄骨鉄筋コンクリートで内部が造られているので 今回の地震でも内部構造については 大きな被災を免れています。

いよいよ天守へ

それでは 熊本城の天守へと入っていきましょう。お城というと急階段なイメージですが 内部は鉄筋コンクリート造りと いたって現代的なので 階段の段差や角度は普通のものです。足腰の悪い方にはエレベーターも完備しています。

低層階には加藤清正の時代の展示。それから上に上るに従って時代が新しくなっていきます。お城の内部…というよりは 博物館的なイメージの強い城内です。

城内には 写真のような熊本城大天守のジオラマも展示されていて 城の構造がよくわかります。

精工に造られた大天守模型もあって 写真で撮影すると あたかも かつての熊本城を外から眺めているような錯覚を覚えます。

大天守からの景色

大天守から阿蘇の山並み方面を見ています。この日はとても良く晴れているので 阿蘇の山並みまでくっきりと見えていました。

阿蘇の山並みから 反対側へと回ってきました。下に見えているのは宇土櫓です。

それでは 大天守から降りて裏手の宇土櫓へ行ってみましょう。

宇土櫓

写真は3層5階地下1階の宇土櫓です。関ケ原の戦い頃に築城されてから400年を経過し現存している天守として 国の重要文化財に指定されています。歴史的価値としては 熊本城の大天守よりも こちらの方が重要ということですね。

熊本城の武者返し

武者返しという石垣の積み方は 熊本城の各所でみることができますが 現状で近くで見ることのできる場所は 熊本城大天守の裏側かもしれません。武者返しは 最初は緩やかなのですが 登れば上るほど 石垣の角度が急になっていきます。その上っている合間にも 建物側からの攻撃を受けるという最強の防御壁です。

これで一通りの熊本城見学を終えて 来た道を戻って南口 城彩苑へと戻ります。

熊本城は 日々復興を続けています。今回ご紹介したのは2022年10月の状況ですが それ以降に熊本城へ訪れる場合は さらに復興した熊本城を見ることができるでしょう。

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