沼津の海に浮かぶ全室スイートの高級ホテル
静岡県沼津市の内浦湾に浮かぶ淡島にある全室スイートの高級ホテル「淡島ホテル」に宿泊してきましたので、その1泊2日の様子をご紹介していきます。
〒410-0221
静岡県沼津市内浦重寺186 MAP
☎055-941-3341
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※現在上記ホテルについては、破産詐欺事件について係争中で島へ渡る船が差し押さえになるなど、状況が変化している場合はあります。宿泊予約については、個人責任において、十分に注意してください。
淡島ホテルへの交通手段は船のみ
淡島ホテルは陸とつながっておらず、車で行くことができません。かつては淡島までロープウェイもありましたが、今は船のみが唯一の交通手段となります。
県道沿いの駐車場に車を駐車して、まずは写真のような待合い室で船の準備ができるのを待ちます。高級感溢れる待合い室です。
旧の淡島ホテルだった時は、政界や財界の人が好んで利用したと言われ、某有名企業の社長がコーヒーを飲むためだけにヘリで乗り付けたり、結婚前の芸能人がお忍びで宿泊したこともあるというホテルで、その当時はクルーザーでの送迎でしたが、今は淡島マリンパークのお客様と同乗の渡船で淡島へと渡ります。
船体に描かれているのは、ホテルも登場したと言われる「ラブライブサンシャイン」のラッピングが施されていました。
早速ホテルの中へ
それではホテル内に入っていきましょう。ラブライブサンシャインでは「ホテルオハラ」として登場した淡島ホテルですが、入口にはそのホテルオハラの看板も掲示されています。
館内に入るとまるで美術館のように絵画や銅像があちこちに配置されています。美術に興味のある方はメインロビーを見て回るだけで十分に楽しめるかもしれません。
チェックインを済ませてお部屋へ
今回は和洋室スイートです。その広さなんと93㎡!下手な4LDKのおうちよりお部屋が広いです。お部屋に入ると広々としたリビングルームを中心に縁側付の8畳の和室やベッドルームがあります。
こちらが寝室でリビングルームとは扉で隔てられていて独立したお部屋になっています。ベッドも大きく布団もフカフカ。さすがスイート!といった感じです。
ベランダで過ごす優雅な時間
全ての部屋にはベランダがあって、写真のように駿河湾超しの富士山を眺めることができます。ここで飲むビールは最高!設計上、淡島以外の陸地の人の目には触れないようになっている(一部の部屋を除く)ので、お部屋から見る富士山もプライベート感があります。
お風呂からも当然富士山
お部屋のお風呂は温泉ではないですが、お部屋のお風呂からも富士山を独り占めです。誰に遠慮なく富士山を眺めながら入るお風呂は至福のひと時と言ってもいいでしょう。
洗面台も2ヵ所用意されていて、朝夜の歯磨き時にタイミングが重なっても待ったりするストレスがありません。
夕景の富士山も味がある
どれだけ見ても飽きることのない富士山の景色。それは夕景もそうで、この富士山を見ながら1杯でもお風呂でもいい。時間がゆっくりと過ぎていきます。
淡島ホテルの楽しみ方
島の外周が約2.2kmという淡島ですが、島を散策する散歩コースが整備されています。一部トンネルで通過しているので、実際の歩道コースは約1.7kmといった感じで20分程度で島を1周できます。
トンネル内は微妙なイルミネーションが設置されていまして、一部ワインセラーのような利用もされているようです。
淡島マリンパークも楽しめる
淡島ホテルの宿泊客のために整備されたという淡島マリンパークです。もちろん一般客も船で渡って入園できますが、ホテル宿泊客であればチェックイン日・チェックアウト日の両日で自由に出入りできます。
水族館なのでイルカショーも開催しています。まだまだ訓練が足りないようで、上手に演技ができない感じでしたが、それもご愛敬ということで…。
アシカのショーもやっていました。こちらは芸達者なアシカでお客さんを楽しませていました。
タッチプールもあるので、小さい子供でも海の生き物に触れ合うことができます。
水槽展示はややインパクトに欠ける部分があります。とはいえ、無料で観賞できる水族館なので文句はありません。
ロビーでまったり…
散歩を終えたらロビーで富士山を見ながらボチボチ…。何をしてても優雅な感じがします。
いよいよお楽しみの夕食
いよいよお楽しみの夕食です。今回はフレンチのフルコースをお願いしました。ちなみにドレスコードは目に余るようなカジュアルでなければジーンズでも可です。男性の場合、ジャケットが無くてもホテルの方で椅子の背もたれに掛ける用のジャケットを貸してもらえるので心配ありません。
写真は前菜ですが、盛り付けもお洒落…。
魚料理は手長エビのグリルでした。この辺になると1杯飲みたくなってくるところ…ですが。淡島ホテルでのアルコールは非常に高いです。ビールも1杯1,500円くらい。ちなみに館内に自動販売機も無いので、飲み物については冷蔵庫に入っているものかルームサービスのみとなります。島に渡る前にコンビニ等でアルコール類の購入をおすすめします。
こちらも魚料理ですね。あまりの美味しさに肉料理は当然牛ステーキだったんですが、写真を撮り忘れていました。
ちなみに、この日はワインのボトルで超おすすめのものがあるとソムリエの方に勧められまして1本5,500円の赤ワインをいただいてます。ちなみに、この1本5,500円は淡島ホテルでは超破格の金額で、通常は1本10,000円前後です。
デザートの頃にはお腹はいっぱい…それでも別腹だと思ってお腹に収めていきます。
と、食後のコーヒーの際に簡単なお菓子がまた出てきました。ここでゆっくりと歓談をしていると気が付けば食事時間も3時間弱も掛かってました。
満腹で満足して部屋に戻り富士市の夜景を見ながらひとっぷろ。それからリビングでビールを飲んで寝入ります…。
淡島ホテルには大浴場もある
実は淡島ホテルには男女別に温泉の大浴場もあるんです。それも波打ち際に。湯舟に浸かっていると、波が窓ガラスに迫る様子は迫力があります。もちろん露天風呂もあって、海を間近に感じることができます。
朝食前にお散歩
普段はホテルに宿泊しても朝食まで部屋に籠りっきりなんですが、これだけ富士山がきれいに見えるホテルだと、外を歩いてみたくもなります。朝の富士山もまた趣きがあってよかったです。
朝食の時間に…
前日の夜がフレンチだったので、朝は和食にしてみました。お食事場所へ行くと写真の2種類のジュースが。オレンジの方は寿太郎という、この地域特産のミカンを使用したフレッシュジュース。もう1泊は飲みやすく調整された青汁でした。
そのあとは「これは夕食ですか?」というくらいのボリュームのお膳が運ばれてきました。ご飯が1杯じゃ足りなくて…これだけのおかずを食べるのに2杯もおかわりしちゃいました。
この後は、部屋に戻ってまたゆっくり。気が付くとチェックアウト時間の11:00に。前日が早めに島に渡って散策をしたりしていたので、ほぼ丸1日淡島にいたことになります。それでもあっという間の1泊2日でした。
色々とホテルについて騒がしい問題が起きていることは心配ですけど、このまま営業を続けて欲しいと思います。
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