熱海の高台で存在感を放つ熱海城
熱海駅や中心部の宿泊施設から車なら15分という近くの場所にある熱海城。熱海の景勝でもある錦ヶ浦を見下ろす高台にあり 熱海海上花火大会が開催される熱海サンビーチからも見える施設。ただ 実際に行ったことがある人は少ないようで そんな謎の施設 熱海城の内部を紹介したいと思います。
〒413-0033 静岡県熱海市熱海1993 MAP
☎0557-81-6206
大人1,200円 小・中学生650円 3歳以上500円 ※熱海城のみ
9:00~17:00 年中無休
熱海城へのアクセスは?
熱海城へのアクセスですが 以前は 熱海市内の名所をめぐる写真の湯~遊~バスが運行をしていて熱海城の目の前にバス停があったのですが 2024年9月21日(土)より平日・休日ともに全便運休をしてしまっております。路線バスで直接 熱海城へ行くことは難しくなっています。
次に考えられる方法としては 熱海後楽園行きのバスに乗車して終点の熱海後楽園にて下車をして 熱海ロープウェイを利用すると簡単にアクセスが可能です。
〒413-0023 静岡県熱海市和田浜南町8-15 MAP
☎0557-81-5800
大人片道500円 往復900円 小人片道300円 往復500円
9:30~17:30 年中無休
東海バスが販売している熱海1日乗車券(大人800円 小人400円)を購入すれば ロープウェイの片道運賃が大人400円 小人250円に割引され 子供に関しては往復しても変化はありませんが 大人の場合100円割引となります。また 熱海城も割引になるので 公共交通を利用の場合は 熱海1日乗車券がお得です。
また 熱海城には自家用車用の駐車場があって1日500円なので 自家用車がある場合は 自家用車で そのまま熱海城へ向かった方がいいでしょう。
いよいよ熱海城へ
熱海城には熱海トリックアート迷宮館も併設されていて そちらも見る場合はセット券の購入が お得です。
熱海城の由来についてですが かつて この地に城が建っていた記録は無く この熱海城は1954年(昭和34年)に鉄筋コンクリート造りの建築物ということであり 歴史的な価値は一切ありません。お城…ではなく 天守閣風建築物とのこと。ということもあって 館内にはエレベーターも完備されています。それでは 熱海城の中に入っていきましょう。
熱海城1階
熱海城の1階は 城らしく武家文化美術館となっていて 江戸時代後期のものをメインに 鎧や武具などを展示しています。
また 1階は行ってすぐ左には無料のコインロッカーがあるので 余分な荷物がある場合は コインロッカーに荷物を預けて身軽になることを おすすめします。コインロッカーの使用方法は 最初に100円が必要ですが 最後には戻ってくるシステムです。帰る際に コインの取り忘れには注意しましょう。
その無料コインロッカーの先には 写真のマッサージチェアが数台置いてあります。利用料はもちろん無料。疲れた体をマッサージチェアでほぐしてもいいでしょう。
また1階には写真のジェット足湯もあります。もちろん利用料は無料です。眼下には相模湾や遠くには初島や伊豆大島を眺めながらの足湯は最高です。足ふきタオルについては 持っていなくても タオルの自動販売機があって購入が可能です。
熱海城6階
1階をぐるっと回ったら順路に従ってエレベーターで6階のパノラマ展望天守閣へ。写真は6階のパノラマ展望天守閣から熱海の中心部方面を見てみました。手前の大きな建物が後楽園ホテルです。
回り込んでみました。こちらは熱海の景勝地 錦ヶ浦方面です。写真右奥には伊豆大島が見えています。写真中央に建物の一部が見えていますが こちらがホテルニューアカオです。
熱海城5階
階段で1つ下の5階へ降りてきました。こちらは 江戸の体験コーナーです。時代劇ドラマでしか見たことのない籠に入ってみることもできるし 写真手前は肥え桶(肥料用の糞尿を運ぶ桶)で かつぐ体験もできます。もちろん桶の中には何も入っていないので ご安心を…。
熱海城4階
もう1つ下の階に降りてきました。熱海城4階には 江戸時代のなぞ絵がクイズ方式で展示してあります。
これが 江戸時代のなぞ絵です。右の写真は太鼓の一部が消えていますが これである動物を現しています。そして奥の絵ですが「刀」ではなく「わきざし」で これも 真ん中が消えていることによって ある鳥を表現しているようです。グループで訪れた際には クイズ形式になっているので このエリアも盛り上がること間違い無しです。
熱海城3階については 浮世絵・春画展となっており18歳未満は入場できませんので ご注意を!熱海城の2階は 城郭資料館として マッチ棒で造られたお城の模型等が展示されています。お城好きには たまらないエリアですね。
熱海城の地下に広がるゲームセンター
そして 熱海城の地下へと降りていくと そこに広がるのは 何とゲームセンター。しかも利用料は無料!ビデオゲームから 体験型のゲームまで様々なゲームがありますが 全て遊び放題です。これは 子供にとっては魅惑のワンダーランドでしかありません。カップルで楽しめるゲーム等もあり 大人も童心に戻り 時間が過ぎるのを忘れてしまうでしょう。何といってもコンティニューし放題ですから。普通のゲームセンターではクリアできなくても ここかならコンティニューを繰り返すことによってゲームの完全制覇も夢ではないでしょう。
幼児用の遊具や ボールプール等も充実していて 幼児から大人まで幅広い世代が楽しめるエリアです。ある程度 子供が遊んでいられる世代であれば 大人は1階のマッサージチェアや足湯でリラックスするという過ごし方もありです。
7月~8月は熱海城から花火鑑賞も可能!
熱海では 春から年末にかけて10回以上 花火大会が開催されて多くの観光客が熱海サンビーチ等で鑑賞しています。その穴場の鑑賞場所が熱海城です。
特に7月・8月の熱海海上花火開催日は 熱海城も夜9時まで特別営業をします。先述したパノラマ展望天守閣からは 今まで見たことのない絶景花火を鑑賞することができます。
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