春の嵐山を午後から半日観光するモデルコース
多くの観光客で賑わう京都市内。そんな京都市内でも特に人気の観光エリアが嵐山です。今回の記事では そんな春の午後に半日嵐山を散策してみましたので その様子を記事で紹介していきます。
桜の時期は平日も日中は混み合う
今回 京都を散策したのは 春休み期間中 4月第1週の月曜日。平日とはいえ 春休みで桜の開花中ともなると 京都の主な観光地は週末のような混雑状況で 実は 昼前に嵐山へ行ってみたのですが 歩道も歩けないほどの状況だったので 宿泊していた京都鷹峯へ戻り 夕方前に出直しをしました。
宿泊の様子は京都の奥座敷 京都鷹峯 ホテルハーヴェストでの宿泊&贅沢朝食体験(スタンダード和洋室 79点)にて詳しく ご案内しています。
嵐電(京福電気鉄道)に乗車して嵐山へ
嵐山の中心部は観光の車で常に渋滞している上に駐車場も少なく 仮に空車があったとしても それは駐車料金が高いから空車が出やすいということで 安くて嵐山の中心部に駐車することは まず無理だと思っておきましょう。そんな時に おすすめなのが パーク&ライドという考え方。嵐山から電車で2~3つ離れれば 駅近の駐車場にも空車があったり 案外と値段も安い場合が多いです。ちなみに 今回は嵐山から2駅離れた鹿王院駅前に駐車しました。出し入れ自由で1日800円です。
乗車して約3分で嵐電の嵐山駅に到着です。
写真は 嵐電嵐山駅に設置されている きものフォレストです。夕方でまだ明るさが残りますが すでにライトアップが始まっていました。この時間ともなると 桜シーズンの京都嵐山といえども 人の数は相当少なくなっています。
嵐山駅構内のタリーズコーヒーも きものフォレストバージョンで お洒落です。こんな雰囲気で飲むコーヒーも最高でしょう。
ここから嵐山の食べ歩き
まずは嵐電嵐山駅から北(渡月橋と反対方向)に向かって歩き徒歩約5分の古都芋本舗のみつ団子。古都芋というだけあって 芋系スイーツのお店ですが 今の人気は このみつ団子です。大玉のお餅と 入れ物の中に入った たっぷりの蜜が魅力です。
古都芋本舗の角を もう少し来たへ進むと 京都のあぶらとり紙でおなじみの よーじやのカフェ嵯峨野嵐山店があり ここでも絶品のスイーツを楽しむことができます。
せっかく京都へ来たのだから抹茶系スイーツも食べてみたい…ということで よーじやカフェから渡月橋の方に向かい 嵐電 嵐山駅を過ぎてすぐのカランコロン京都 嵐山店で抹茶ソフトをいただきました。
嵐山駅付近にはみっふぃー桜きっちん&べーかりー嵐山店もあります。
店内はキッチン系の雑貨も取り扱っていますが ベーカリーというだけあって 写真のようなミッフィーのパンを購入することも可能です。
さて この後に 嵐山のトロッコ列車を予約してあったので トロッコ列車の駅があるJR嵯峨嵐山駅方面へ…。その途中にあるのが写真の中村屋総本店です。
こちらのコロッケも美味しいのですが やはり お肉屋さんの作るミンチコロッケは最高ですね。日中は長蛇の列がありましたが 平日の夕方であれば それほど並ばずに購入することができます。やはり 揚げたてはサクサク&ジューシーで美味い!
トロッコ嵯峨駅から嵐山トロッコに乗車
ということで 嵐電嵐山駅から徒歩約10分程で トロッコ嵯峨駅に到着です。トロッコ列車にはトロッコ嵯峨とトロッコ嵐山の2つの駅があって 始発はトロッコ嵯峨駅となりますので 予約後は 乗車駅の間違いに注意です。
嵐山のトロッコ列車はとても人気があります。当日にフラッと訪れて乗車しようとしても ほぼ無理です。事前に予約をするようにしましょう。また 春や秋の多客期は夜のライトアップ便が増便しますが トロッコ亀岡からの上り便には空席がある場合もあるので 直前までチェックしてみましょう。
出発時間が近くなると改札が始まりホームに入ることができます。そして しばらく待つと列車が入線してきます。
嵐山トロッコ列車の客車は5両編成となっています。嵐山出発時は亀岡側の先頭から1号車・2号車の順で最後尾にディーゼル機関車という編成です。そして 5号車が「リッチ号」という特別車両です。特別料金が掛かる訳ではなく他の車両と同料金です。
嵐山トロッコ列車は 全席指定席となっているので 指定された車両に乗車するようにしましょう。また立見席を購入した場合は 扉付近が立見席エリアとなっています。トロッコ嵯峨駅を出発時は空席がややあるように見えますが 次のトロッコ嵯峨駅で その席も満席となりますので 指定された場所を守るようにしましょう。
嵐山トロッコ列車 リッチ号
こちらが嵐山トロッコ列車 リッチ号の車内です。座席はどの車両も同じで 写真の通り 木製の座席で 1人当たりの場所は ちょっと狭いです。
さて 今回はリッチ号に乗車をしましたが 他の車両と何が違うのか?というと それは開放感です。まず 写真を見てわかる通り 窓がありません。また 座席横の壁も柵になっていて通気性抜群。また 足元の同様に柵になっているので 走行中に灯りがあれば レールも見えます。
そして 上を見上げると天井もガラス張りです。この開放感がリッチ号の魅力です。ただ この開放感は真夏の暑さや 真冬の寒さもダイレクトに伝わってきますので 季節に合わせた対策も必要になるでしょう。また雨の際も防ぐものが無いので要注意です。
トロッコ嵯峨駅 そして トロッコ嵐山を出発したトロッコ列車は 左手に桂川や星のや京都を眺めながら進んでいきます。
景色については 途中駅のトロッコ保津峡までは 進行方向左手の景観が良く トロッコ保津川から終点のトロッコ亀岡までは進行方向右手の景色が良くなります。
どちら側の席を予約した方がいいか…?という質問を時々受けますが どちらの席でも 行程の約半分は景色が見えるので 特にどの席が…ということはありません。
トロッコ保津峡までやってきました。ここまで来ると周囲が暗くなってきて ライトアップも 見ごたえがあります。トロッコ保津峡駅には イルミネーションが施されていました。
きれいなイルミネーションも リッチ号からは 遮るものが無いので 見ごたえがあります。トロッコ嵯峨駅を出て約30分弱で終点のトロッコ亀岡駅に到着して あっという間の列車旅も終了です。トロッコ亀岡駅で降車後は 線路沿いを10分程歩くと JR馬堀駅へ行くことができ そこから普通列車で嵐山駅(トロッコ嵯峨駅)へ戻ることができます。
日中であれば トロッコ列車で嵐山から亀岡まで移動して 舟下りで嵐山に戻るというルートも 帰りはスリルが楽しめて おすすめです。
古都・京都でポケモンスポットめぐり
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