飛行機を眺めながら食事を楽しめる唯一無二の株主優待
空港施設株式会社(8864)の株主優待は2025年3月権利分をもって廃止となりました。
空港施設株式会社は 羽田空港等の国内主要空港において 空港内外の不動産事業や 空港内の給排水等の事業を主体としている会社です。似て非なる会社に 日本空港ビルディング株式会社(4439)がありますが こちらは 旅客ターミナルビルの管理 および 運営をする会社で 空港内の様々な店舗運営等に関与をしています。一方で 空港施設株式会社は 空港に不可欠な施設を提供し 空港運営に関わる給排水等 インフラ部分を担う会社です。 目立たないが 空港運営には必要不可欠な 縁の下の力持ち的な存在と言えるでしょう。
株主優待は ブルーコーナーで使用できる食事券
空港施設株式会社の株主優待は ブルーコーナーUC店で使用できる2,500円の食事券です。使える店舗は ブルーコーナーUC店のみで それ以外には 使用できる店舗はありません。今回の記事では 実際に この株主優待券を利用してきましたので その様子を ご紹介していきます。
株主優待券を実際に使ってみた
まず 株主優待券が利用できるブルーコーナーUC店はどこにあるのでしょう?
〒144-0041 東京都大田区羽田空港3丁目5-10 ユーティリティーセンタービル2階 MAP
☎03-5756-9205
11:00~21:00 【定休】土・日・祝日
住所こそ羽田空港ですが 羽田空港の各旅客ターミナルからは離れた場所にあり 最寄り駅は 東京モノレールの新整備場駅となります。一般車用の駐車場もビル および 周辺には無いため アクセスとしては 東京モノレールのみということになり ここが 最初のハードルとなります。
写真は 東京モノレール新整備場駅の写真ですが 出入口は1つしかないので 列車を降りて 迷うことはありません。
東京モノレールの新整備場駅を降りて外に出ると すぐ脇を航空機が通過していき その距離感に まずは圧倒されます。
さて 東京モノレールの新整備場駅を出ると 正面に写真のビルが見えていると思います。こちらのビル2階に ブルーコーナーUC店があります。繰り返しますが駐車場はありませんので 自家用車では 行かないようにしてください。ちなみに 路線バスが無いわけではありませんが 1時間に1本程度なので期待はできません。
横断歩道を渡り 正面玄関からビル内に入ると 正面に階段が見えるので その階段で2階まで上がります。
2階に上がると正面に写真の看板が見えるでしょう。ここを左に曲がれば お店があります。店内に入ると 窓側の席を希望するかどうかを聞かれます。飛行機を眺めることのできる窓側席は人気があって 開店後すぐに埋まってしまいます。また 利用時間は60分までということで スタッフから お願いされます。
席に着いたら メニュー閲覧&注文はQRコードの読み取りとなりますので スマートフォンは必須です。周辺職員の社員食堂的な意味合いも兼ねているのか お値段は旅客ターミナルに比べてリーズナブル。日替わりランチもあって1,000円以内での食事も可能です。
食事中は 頻繁に目の前を航空機が通過していきます。これには 飛行機好きでなくともワクワクします。ちなみに今回の日替わりランチは トマトハンバーグ&コーンのコロッケでした。ご飯を大盛りに変更して1,100円。これにワッフル260円を追加しました。
ちなみにランチタイムでは レジ前に飲み物が置いてあり セルフサービスで1杯まで 無料でいただけます。今回はアイスティーをチョイス。
お会計は 注文の際に使用したQRコードをレジへ持っていきます。現金はもちろん 各種決済にも対応をしています。その際に 株主優待券を出すのですが 基本的にお釣りは出ません。ただ 今回のように 優待券2,500円に対して利用額が1,360円と 残額が1,000円以上ある場合は その日から半年有効の1,000円券をいただくことができます。こちらも 利用の際には お釣りが出ない点に注意が必要です。
1階のコンビニも必見
このビルの1階には コンビニのファミリーマートがテナントとして入店していて もちろん誰でも利用可能です。せっかく食事をしたのであれば こちらのコンビニにも立ち寄ってみましょう。
通常の店舗で見られる商品にまぎれて 各航空会社のグッズも販売しています。もしかしたら ここでしか買えないグッズもあるかもしれません。
空港施設株式会社の株価は?
空港施設株式会社の株価は 2025年3月7日現在 615円です。コロナ禍で400円台まで落ちた株価は 航空需要の回復に伴って 500円台前半から600円の間で推移しています。権利獲得月が3月・9月ということもあって 今は権利取得を狙った買いが入り やや高めの状況と言えますが それでも 配当利回りも約3%と高配当なので 優待券を利用しやすい環境であれば 保有しておいて損は無いかもしれません。また 旺盛なインバウンド需要に支えられて業績も安定していると言えるでしょう。
2024年12月に売却済
株主優待でパン食べ放題を満喫
様々な店舗で利用可能なお食事券を株主優待で