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新幹線グリーン車で行く!広島・安芸の宮島を満喫 瀬戸内海2泊3日の旅

瀬戸内海を広域に巡る2泊3日の観光コース

2024年9月のシルバーウィークに2泊3日で 安芸の宮島・しまなみ海道・道後温泉・瀬戸大橋と 瀬戸内海を広域に巡ってきました。そんな2泊3日の観光コースをご紹介していきます。

広島駅までは新幹線で…

今回は 新幹線を利用して まずは広島駅まで向かいました。静岡駅を6時42分に出発する ひかり533号に乗車。広島駅までの所要時間は約3時間15分。そこで グリーン車で移動することに…。

朝のグリーン車。ほぼ誰も乗っていません。新大阪までは ほぼこのような感じ。そこから広島までは ある程度の乗車がありました。

グリーン車はリクライニングもゆったり。ふっとレストもあるので ゆっくりと寛げます。また グリーン車には車内販売(東京-新大阪はモバイルオーダー)もあるので 長時間の移動も負担になりません。

9時56分に広島駅到着

ということで なんだかんだで あっという間に広島駅に到着です。ここからはバスに乗り換えて観光を楽しみます。

今回3日間お世話になった広交観光の中型バスです。少人数でも バスを使用すると ゆったりと観光を楽しむことができます。バスを使用する際は 定員ギリギリではなく 内容によっては 座席に余裕のある選択を おすすめします。

安芸の宮島・広島平和記念公園等の広島観光については安芸の宮島・広島平和記念公園 広島の世界遺産を巡る旅にて詳しくご案内しています。

というわけで 広島の観光については 簡単に進めていきます。

広島港から日本三景の1つ 安芸の宮島へ

広島駅を出発し まずは宇品の広島港へ ここから高速船に乗船して安芸の宮島を目指します。

安芸の宮島

広島と言えば 日本三景の1つ秋の宮島ですよね。到着後に 広島名物 大粒のカキフライの昼食を済ませ 早速 宮島の散策へ…。やはり 人気は厳島神社の海上鳥居です。干潮時間であれば 鳥居まで歩いていくことも可能です。

世界遺産の厳島神社です。しっかりと参拝を済ませました。

フェリーに乗船して宮島口へ

昼食・厳島神社の参拝を済ませて 往路の高速船とは違う 今度はフェリーに乗船して宮島口へ。乗船時間はわずか10分の船旅です。広島港で お別れしたバスは こちらの宮島口まで回送して迎えに来てくれていました。

広島のシンボル 広島平和記念公園へ

宮島口からバスに乗車すること約40分で広島市の中心部へやってきました。宿泊予定のホテルに荷物を置いて 歩いて 広島のシンボル広島平和記念公園を散策です。

広島平和記念公園には 様々な見どことがあるのですが 今回はボランティアガイドを お願いしてあったので 効率よく 案内をしてくださいました。

宿泊はホテルエスプル広島平和公園

今回の1泊目は 広島平和記念公園から徒歩5分の場所にあるホテルエスプル広島平和公園です。

ホテルエスプル広島平和公園

〒730-0041 広島県広島市中区小町3-17 MAP

☎082-541-5555

宿泊の様子は広島平和公園から徒歩5分!ホテルエスプル広島平和公園 宿泊記(禁煙シングルスタンダード 朝食付48点)にて詳しく ご案内しています。

2日目はホテルを8時30分に出発し呉へ

広島市中心部からバスで約45分。軍港のまち呉へとやってきました。

大和ミュージアムを鑑賞

ということで 2日目最初の観光地は 大和ミュージアム(呉市海事歴史科学館)です。

大和ミュージアム(呉市海事歴史科学館)

〒737-0029 広島県呉市宝町5-20 MAP

☎0823-25-3017

一般(大学生以上)500円 高校生300円 小・中学生200円

9:00~18:00 【定休】火曜

大和ミュージアムと言えば 実物の1/10サイズの戦艦大和を見ることができます。

全体を撮影するために3階まで上がってきました。全長26.3mという巨大スケールです。

下から見上げても とても迫力があります。

実は この模型には 人の模型も乗っています。それを見ると 実際の大和が どれだけ巨大だったのかを知ることができるでしょう。この戦艦大和は1940年(昭和15年)に呉で建造され 1945年(昭和20年)4月7日に沖縄特攻へ向かう途中に撃沈されてしまいます。

大和ミュージアムには それ以外にも戦時中の資料が数多く展示されていて 見学には90分~2時間程の時間が必要です。

大和ミュージアムのすぐ裏手には 呉港があり 時々 船が発着するシーンを見ることもできます。

鉄のくじら館を見学

大和ミュージアムを見学したあとは 道路を挟んで向かい側にある鉄のくじら館も見学します。

鉄のくじら館(海上自衛隊呉資料館)

〒737-0029 広島県呉市宝町5-32 MAP

☎0823-21-6111

10:00~18:00 入館無料 【定休】火曜

鉄のくじら館と言えば この独特の外観が特徴です。これは 実際に使用されていた潜水艦あきしおを改装して 資料館として展示されているものです。

その他 館内では 海上自衛隊の歴史や 戦後日本の周辺の機雷を撤去した掃海作業について学ぶことができます。また 潜水艦あきしおの中に入ることができ 潜水艦の内部が どのようになっているのかを知ることができる貴重な施設です。

海軍カレーの昼食

せっかく軍港の町にきたということで 昼食は海軍カレーをいただくことに。

呉ハイカラ食堂

〒737-0029 広島県呉市宝町4-21 マリンビル3号館2階 MAP

☎0823-32-3108

11:00~15:30 【定休】火曜

景色の変わらない洋上にいることで曜日の感覚が無くなってしまうそうです。そこで海軍では 金曜日にカレーを出すことによって カレーを食べる=金曜日と 曜日間隔をリセットするそうです。

しまなみ海道 大島にある海賊ミュージアムへ

呉で昼食を済ませた後は バスに乗って しまなみ海道を走ること約2時間。瀬戸内海に浮かぶ大島にやってきました。かつて 瀬戸内海で活躍をしていた村上水軍を紹介する村上海賊ミュージアムです。

今治市村上海賊ミュージアム

〒794-2203 愛媛県今治市宮窪町宮窪1285 MAP

☎0897-74-1065

一般310円 学生160円 高校生以下無料

9:00~17:00 【定休】月曜

海賊ミュージアムの前は瀬戸内海。他の島々を眺めることもできます。

写真は 村上水軍が使用していた小型船 小早船を再現したものです。

館内には 日本一潮流が激しいと言われる しまなみエリアで いかに村上水軍が活躍していたのかを知ることができます。また 謎に包まれた海賊の生活についても詳しく紹介されています。

来島海峡大橋を渡り いよいよ四国へ

広島県尾道から大小7つの橋を渡って いよいよ四国へ上陸です。四国に入って最初の来島海峡SAにて休憩をとります。

売店では しまなみ海道特産のレモンを使用したお菓子や 愛媛・今治の名産品が数多く販売されています。

展望デッキからは 通ってきた しまなみ海道の来島海峡大橋を眺めることができます。

絶景を拝めるサービスエリアで この景色を見ずに通過してしまう手はありません。

2泊目の道後温泉へ

今治からは水が峠を越えて道後温泉へとやってきました。この旅での2泊目は 坊ちゃんでおなじみの愛媛 松山の道後温泉です。

宿泊したのは 道後温泉本館からは やや離れた場所にある道後プリンスホテルです。

道後プリンスホテル〜旬華趣湯 あったらいいな、が湧く湯宿〜

〒790-0858 愛媛県松山市道後姫塚100 MAP

☎089-947-5111

観光名所である 道後温泉本館周辺とは離れてしまっているものの 22時頃までホテルと道後温泉本館を無料のシャトルバスが運行しているので不便はありません。

また 都市伝説かと思われていた ひねるとオレンジジュースが出る蛇口が館内にあって 自由に飲むことができます。これが愛媛の都市伝説 蛇口をひねるとオレンジジュース!です。

宿泊の様子は日本最古の名湯 道後温泉を楽しむ 道後プリンスホテル宿泊記(乗務員用シングル70点)にて詳しく ご案内しています。

最終日の朝は松山城へ

最終日は 道後温泉を出発して 松山のシンボル松山城へ。松山城は小高い山の上にあるので 麓からロープウェイ または リフトで上っていきます。

夏の暑さや冬の寒さが無ければ 風を感じるリフトがいいでしょう。また 往路はロープウェイを使用し 復路は景色を眺めながらリフトで降りてくるのもいいでしょう。

本丸がある城山の山頂は標高132m。周囲にさえぎるものは少なく見事な眺望で松山市内を一望できます。

そしてしばらく歩いていくと 松山城が見えてきました。松山城は江戸時代までに建てられた現存する12城のうちの1つで国の重要文化財に指定されています。もちろん日本100名城の1つとなっています。1602年から築城を開始して完成までに約四半世紀(25年)ほどかかったとも言われています。

休暇村瀬戸内東予にて昼食

松山城を散策した後は 高速道路を利用して今治へ。昼食は 休暇村瀬戸内東予でいただきます。高台にある宿泊施設で レストランからは 瀬戸内海を一望できます。

休暇村 瀬戸内東予

〒799-1303 愛媛県西条市河原津乙7-179 MAP

☎0898-48-0311

今回は お仕事なので 簡単な昼食をいただきましたが 絶景を眺めながらのランチはテンションが上がります。

瀬戸大橋を経由して岡山へ

食後は 再び高速道路を利用。瀬戸大橋を渡って本州を目指します。途中 与島のパーキングに立ち寄りです。ここのパーキングには 展望台が整備されていて 瀬戸内海や瀬戸大橋を眺めることができます。

瀬戸大橋は2階建て構造になっています。上に高速道路。その下にJRの鉄道線路が通っていいます。展望台からは そんな様子を見ることもできます。また 与島のパーキングには 四国各地のお土産が勢ぞろいしているので 観光の際には立ち寄りを おすすめします。

岡山駅から新幹線で静岡へ

本州へ渡ったあとは岡山駅へ。ここから再び新幹線に乗車して静岡へ戻ります。

帰りももちろんグリーン車です。静岡までは往路と同じく約2時間半くらいで到着できます。

夕方の乗車ということもあり 岡山駅で用意してもらっていた駅弁を新幹線の車内でいただきます。岡山の名物を取り込んでいただいた お弁当です。

そうそう。おなじみのチップスターですが 東海道・山陽新幹線限定の味があることを ご存じですか?こちらは 車内販売 または 新幹線駅ホーム内の売店で購入することがk能とのこと。新幹線旅行の際には 購入してみたいですね。

ということで 静岡駅には夜の8時半頃に無事に帰ってきました。瀬戸内をめぐる2泊3日の旅も新幹線を利用することによって 効率よく観光することができました。ぜひ 瀬戸内旅行の参考にしてみてください。

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