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箱根十国峠からはじまる絶景と美食の旅 in 熱海・小田原・箱根 1泊2日

絶景と美食をめぐる1泊2日の旅

2024年11月中旬に熱海・小田原・箱根を1泊2日で巡ってきました。その美食と絶景を楽しむ2日間のコースをご紹介していきます。忙しく観光をするのではなく 観光は最低限にして 美味しいものを食べて 宿でゆっくり…そんな2日間の行程を ご紹介していきます。

十国峠で絶景を堪能

初日 一番最初に訪れたのは十国峠です。静岡県と神奈川県の県境 箱根峠から車で約15分の場所にあります。

箱根十国峠

〒419-0101 静岡県田方郡函南町桑原1400-20 MAP

☎0557-83-6211

8:40(ケーブルカーは9:00~)~17:00 年中無休

広い駐車場があり ここからも景色を楽しむことができます。

中に入ると1階は売店になっていて 周辺のお土産を購入することができます。

2階へ上がると ケーブルカーの十国峠山麓駅があり 約3分の乗車で十国峠山頂駅(標高1059m)へ行くことができます。大人往復730円 こども往復370円

十国峠ケーブルカー

十国峠ケーブルカーは つるべ式(交走式)と呼ばれるもので 写真で見える通り 中間地点で もう一方からのケーブルカーとすれ違います。

十国峠山頂

約3分の乗車で十国峠の山頂です。十国峠は その名前の通り空気の澄んだ晴天時には 昔の呼び名で十の国(伊豆・相模・駿河・遠江・甲斐・安房・上総・下総・武蔵・信濃)が見えることが地名の由来とされています。また天気が良ければ富士山を一望することもできます。

老舗が運営する干物の魅力に挑戦するお店でランチ

十国峠から熱海市内へ移動してきました。昼食は 写真のHimono Diningかまなり でいただきます。創業160年を迎え 熱海ブランドにも認定されている釜鶴ひもの店が手掛ける 干物の可能性を追求する店で 2023年1月にオープンした新しいお店です。

釜鶴ひもの店が手掛ける飲食店としては 海幸楽膳釜つる天ぷら鶴吉があり それぞれ ランチタイムには行列をしています。

Himono Diningかまなり

〒413-0013 静岡県熱海市銀座町11-6 MAP

☎0557-81-2263

店先には 誰でも利用できる足湯も整備されていて とてもいい雰囲気です。熱海サンビーチからも徒歩圏内で 散策途中の立ち寄りに おすすめです。また 熱海では数少ない朝食営業をしているお店で 素泊まりの際も 朝から こだわりの食事をいただく事が可能です。

かまなりミックスフライset

今回いただいたのは かまなりミックスフライset 2,800円です。一通りのコースメニューになっています。まずは 前菜とスープです。

前菜はマグロの生ハム・アンチョビエッグ・かまぼこのポテトサラダ・豆あじのコンフィ・季節の野菜となっています。本日のスープは キンメダイと太刀魚のスープ。こちらも それぞれの風味が よく出ている繊細なスープでした。

続いてはサラダ。こちらも 独特のドレッシングが良いアクセントになっていました。

こちらが メインのミックスフライです。干物のクリームコロッケ・熱海マス・海老のフライで なかなかのボリューム。エビフライは 頭から尻尾まで食べることができます。これに ご飯 または カンパーニュ(パン)と飲み物がセットで付いています。

まだまだ知名度が無いので 空いていましたが 今後メディアで紹介されると行列ができる人気店となることでしょう。

熱海のグルメ情報は熱海に行ったら何を食べる?定番から穴場まで必食の熱海グルメを一挙紹介!!にて詳しく ご案内しています。

江之浦測候所で絶景とアートの息吹を感じる

熱海でランチを済ませたあとは 海沿いを車で走ること30分。知る人ぞ知るアート施設 江之浦測候所に到着です。

小田原文化財団 江之浦測候所

〒250-0025 神奈川県小田原市江之浦362-1 MAP

☎0465-42-9170

入館料 事前購入3,300円 当日購入3,850円 ※中学生未満は入館不可

午前の部10:00~13:00 午後の部13:30~16:30 【定休】火曜・水曜・年末年始

※完全予約制 定員に空きがある場合 電話予約でのみ当日受付

ありのままの自然・建築アート・文化財が融合した 知る人ぞ知る完全予約制の施設です。ゆっくり見ると1~2時間は あっという間に過ぎてしまいます。

入館者だけが利用できる絶景のカフェも併設されていて 訪れる価値ありです。

江之浦測候所については小田原の知る人ぞ知る 超絶景のアート施設 小田原江之浦測候所とは?にて詳しく ご案内しています。

漁港の駅 TOTOCO小田原に立ち寄り

江之浦での絶景を堪能したあとは 宿泊先の箱根湯本へ向かうのですが 途中に 漁港駅TOTOCO小田原に立ち寄りです。

漁港の駅TOTOCO小田原

〒250-0021 神奈川県小田原市早川1-28 MAP

☎0465-20-6336

9:00~17:00 年中無休

漁港の駅TOTOCO小田原についてはミナカ TOTOCO(トトコ) 小田原に新しくオープンした2つの施設を紹介にて詳しく ご案内しています。

名物の漁港プリン

このTOTOCO小田原で名物となっているのは 1階で販売している写真の漁港プリンです。金魚鉢を模した器に なめらかなプリンと その上に 水をイメージしたゼリーの2層構造。その中に 金魚をイメージしたゼリーが泳いでいます。購入すると 金魚すくいの袋に入れて提供するこだわりも…。週末などは売り切れ必至の人気スイーツです。

箱根湯本温泉 南風荘で1泊

宿泊は箱根湯本温泉の南風荘です。箱根湯本と言っても 箱根登山鉄道があり 食べ歩きができるエリアとは少し離れた 奥湯本と呼ばれる 落ち着いたエリアにある宿泊施設です。

箱根湯本温泉 ホテル南風荘

〒250-0312 神奈川県足柄下郡箱根町湯本茶屋179 MAP

☎0460-85-5505

宿泊の様子は箱根湯本の宿 南風荘 宿泊記(風の小径(シングルルーム)61点)にて詳しく ご案内しています。

2日目 cu-mo箱根(早雲山駅)から大涌谷へ

早雲山駅

2日目は ゆっくりと10時30分のチェックアウト。ホテルを出て向かったのは 早雲山駅です。かつては 箱根ケーブルカーと箱根ロープウェイの乗り換え駅でしかなかった早雲山駅ですが 今はcu-mo箱根と名前を変え生まれ変わりました。

cu-mo箱根(早雲山駅)

〒250-0408 神奈川県足柄下郡箱根町強羅1300 MAP

☎0465-32-2205(箱根ロープウェイ)

9:00~17:00 年中無休

cu-mo箱根の2階へ上がってきました。こちらには 箱根の厳選したお土産が揃うセレクトショップがあります。また フォトジェニックなドリンク「ニューベル」や箱根の雲をイメージいた「くもぱん」等を10時00分より販売しています。

またテラスからは 壮大な箱根の山々を見渡すことができます。

cu-mo箱根

またテラスの円形テーブル下は温泉の足湯になっており 絶景を眺めながら 足元から心まで ほっこりと温まります。

箱根ロープウェイ

早雲山からは大涌谷へ向かうのですが 行楽シーズンの大涌谷は大変混雑をして駐車場へ入るまで1時間以上掛かることも珍しくありません。そんな時に おすすめなのがロープウェイです。ロープウェイであれば 渋滞もなくダイレクトに大涌谷へアクセスできます。また 早雲山駅には大きな駐車場があり駐車料金も無料なので 箱根での散策におすすめです。

箱根でのマイカー利用にはマイカーで箱根観光する際の渋滞回避術 無料or格安駐車場に駐車して箱根を満喫する裏技をご紹介にて 箱根の攻略法を ご案内しています。

大涌谷を散策

大涌谷

箱根で一番人気の観光スポット大涌谷です。今も火山の噴煙があがっていて 地球の息吹を感じることができる いかにも箱根らしいスポットです。

大涌谷と言えば黒たまご。地熱と火山ガスの化学反応を利用した箱根の名物で1個食べると7年長生きすると言われています。

大涌谷を散策した後は ロープウェイで姥子まで降りてきました。ここにも大きな無料駐車場があって 箱根の散策時にマイカーの駐車場におすすめです。ただ 姥子駅の場合は ロープウェイの乗車が必須となります。

仙石原プリンスホテルでランチ

今回は11月の連休ということもあり 箱根湯本・宮ノ下・芦ノ湖周辺といった人気エリアでは 大混雑で昼食を食べるのにも一苦労といった感じ。そんな時に訪れたのが仙石原プリンスホテルです。

箱根仙石原プリンスホテル

〒250-0631 神奈川県足柄下郡箱根町仙石原1246 MAP

☎0460-84-6111

仙石原プリンスホテルは中世の古城を思わせる建物ですが その1階グリルで季節&週末限定でランチ営業をしています。あまり知られていないので 連休中のランチタイムでも 比較的 スムーズに食事をすることができます。

奥の大きなガラス窓からは箱根の雄大な自然を眺めることができます。

限定ランチは オムライス・パスタ・カレーから選ぶことができ 注文をすると サラダバーやデザート・ソフトドリンクもフリーとなります。

ホテルのカレーは しっかりと煮込まれていて 深い味わいがあります。

箱根でのグルメ情報は箱根で食べたい!エリア別 モーニング・ランチ・食べ歩きグルメ特集にて詳しく ご案内しています。

御殿場でショッピング

仙石原でランチを食べた後は 乙女峠を越えて静岡県御殿場市へやってきました。ここからは 逸品のショッピングです。最初にやってきたのは こだわりのハム・ソーセージを作っている二の岡フーヅです。戦前に外国人宣教師によって伝承された製法と味を今に受け継いでいます。

有限会社二の岡フーヅ

〒412-0026 静岡県御殿場市東田中1729 MAP

☎0550-82-0127

9:00~18:00 【定休】火曜

一番人気はボロニアソーセージですが 昼過ぎには完売して無くなってしまうことがほとんど。確実にゲットするには午前中の早い時間に訪問するといいでしょう。この日は焼豚をゲット!噛むたびに しっかりと肉の味を感じることのできる逸品でした。

二の岡フーヅから車で1~2分の場所にある 小田原の蒲鉾で有名な鈴廣の御殿場店です。

小田原鈴廣かまぼこ

〒412-0024 静岡県御殿場市東山1074-12 MAP

☎0550-81-4147

9:00~17:00 年中無休

箱根風祭に本店がありますが 常に混雑していて渋滞にも巻き込まれてしまいます。この鈴廣御殿場店であれば 東名高速道路 御殿場ICまで車で5分ほど。帰る前に高速の手前である程度のお土産を買いそろえることができます。他にも 周辺にはとらや工房えびせんべいの里もあります。

箱根エリアで歴史・グルメ・絶景の日帰りコース

小田原を起点に箱根を巡る日帰りコース