GWにアルペンルートと黒部峡谷を巡る3日間
2024年のGWに立山黒部アルペンルートの雪の大谷と 黒部峡谷のトロッコ列車という2大観光スポットを巡ってきましたので その観光コースを ご紹介いたします。
道の駅 宙ドーム・神岡に立ち寄り
GWということで 高速道路は全国的に混雑をしています。そこで 中央道の松本ICから安房トンネルを抜けて 古い町並みで有名な 岐阜県の高山にて 町並みの散策&昼食。そこからは 国道41号にて 富山市内を目指しますが 途中の道の駅 宙ドーム・神岡にて休憩です。
〒506-1124 岐阜県飛騨市神岡町夕陽ヶ丘6 MAP
☎0578-82-6777
9:00~17:00 【定休】水曜
神岡と言えば ニュートリノを観測している「スーパーカミオカンデ」があることで有名です。そのスーパーカミオカンデの凄さを知ることができる施設が この道の駅にあるカミオカラボです。
写真は 光電子増倍管という光センサーで 5万トンの純水を取り囲むように1万3千個が設置されています。それがスーパーカミオカンデです。その規模感に圧倒されますが それにより 日々 宇宙を駆け巡るニュートリノを観測しているとのこと。そんなニュートリノについて勉強ができます。このカミオカラボは無料で観賞できます。
富山市内で1泊
道の駅 宙ドーム・神岡から 国道41号線を1時間北上すると富山市内の中心部へと入っていきます。1日目は 富山市内で1泊し 翌日のアルペンルートに備えます。宿泊したのは 富山マンテンホテルです。
〒930-0029 富山県富山市本町2-17 MAP
☎076-439-0100
宿泊の様子はJR富山駅から徒歩10分 大浴場のある富山マンテンホテル宿泊記(エコノミーシングル朝食付 60点)にて 詳しく ご案内しています。
翌日は アルペンルートの出発点 立山駅へ
翌日は アルペンルートへ出かけるために 朝8時前に富山市内のホテルを出発です。ここから立山駅までは 車で約1時間。GWということもあって 室堂辺りで昼頃にはなるものの 昼食を思うように取れないということで 途中のコンビニで 食料を調達します。
ということで 標高475mの立山駅にやってきました。一般車の駐車場については 基本的に無料ですが 午前8時40分の到着で 第1駐車場(立山駅から100m 207台)・第2駐車場(立山駅から200m 140台)・第3駐車場(立山駅から300m 100台)・第4駐車場(立山駅から400m 110台)が満車。第5駐車場(立山駅から500~800m 310台)も ほぼ満車になりかけていました。恐るべしGW。
ケーブルカーで美女平へ
立山駅からは 立山ケーブルカーに乗車して標高977mの美女平駅へ。そこから登山バスに乗り換えて 標高2450mの室堂を目指します。立山駅を9時20分に出発すると 順調なら10時30分頃に室堂に到着します。雪の大谷は登山バスで通過していきますが 室堂から15分ほど歩くと 実際に雪の大谷を歩くことが可能です。
復路は 室堂を12時40分の出発し 立山駅に13時47分に戻ってきました。
立山駅でジオカレーの昼食
ということで 室堂周辺の成り立ちを表したジオカレーのランチです。右側の盛り上がりが弥陀ヶ原火山ですね。噴火して溶岩が流れ出している感じがわかりますでしょうか?その流れ出た溶岩が冷え固まった手前のカレールーが室堂平の溶岩台地となります。
中央の山は 花こう岩をイメージしている浄土山(標高2,831m)ですね。その隣は雄山(標高3,003m)をイメージしています。ということで この一皿で室堂平周辺を表しているのです。味は普通のカレーでした。このジオカレーは立山駅前にある 喫茶あおき または おにぎりの志鷹で食べることができます。
カルデラ砂防博物館を見学
立山駅前に 写真の立山カルデラ砂防博物館という施設があって無料で観賞できるんですけど知ってました?ツアーの団体客も一般のお客さんも ほぼ この施設を素通りしていきますけど なかなか見ごたえのある施設なんです。
〒930-1405 富山県中新川郡立山町芦峅字ブナ坂68 MAP
☎076-481-1160
9:30~17:00 【定休】月曜
入館無料 ※一部有料エリアあり(一般400円 大学生以下無料)
館内では 現在も砂防工事に使用されているトロッコ列車の実物大が展示されていたり 過去のような常願寺川の氾濫を起こさないための砂防工事の大事さを知ることができます。ちなみに 5月4日の日中ですが お客様は周囲にゼロの状況でした。
称名滝を鑑賞
立山駅からさらに奥へ7kmほど進むと 称名(しょうみょう)滝の観賞スポットがあります。せっかく立山まで来たのであれば ここを素通りしてしまうのも もったいないです。というのも 称名滝は落差350mで日本一という豪快な滝なんです。
駐車場から片道15分ほど歩いて滝見台園地まで行けば 水しぶきや滝からの冷風を感じることができます。
2日目は 黒部の宇奈月温泉に宿泊
2日目の宿泊は 翌日の黒部峡谷鉄道のトロッコ列車に備え宇奈月温泉に宿泊です。立山の称名滝からは 車で約1時間30分程で到着します。2泊目の宿は お酒のお宿喜泉。
〒938-0274 富山県黒部市宇奈月町音澤1387 MAP
☎0765-62-1321
宿泊の様子はトロッコ列車で有名な温泉街 黒部 宇奈月温泉 お酒の宿喜泉 宿泊記(乗務員宿泊シングル 59点)にて詳しく ご案内しています。
3日目は 朝一番で宇奈月駅へ
最終日は 朝に旅館を出発して宇奈月駅へ。そこからは 黒部峡谷鉄道のトロッコ列車に乗車して 黒部峡谷を縫うように進んで行きます。本来なら欅平駅まで行きたかったのですが 2024年1月1日に発生した能登地震で 施設が影響を受けたため 2024年秋までは 猫又駅までの折り返し往復運転となっています。所要は100分。
宇奈月は トロッコ列車だけではなく 人気のスイーツを楽しむことができます。そんな宇奈月温泉の楽しみ方は黒部峡谷鉄道のトロッコ列車に乗って 宇奈月温泉の限定スイーツを満喫!にて詳しく ご案内しています。
魚の駅生地にて昼食
宇奈月エリアから車で30分 海の方面へ走ると 魚の駅生地(いくじ)があります。こちらでは 地物の海産物販売をする「とれたて館」や その海産物を使用した食事の提供をしている「できたて館」とあって ランチを ここでいただくことにしました。
〒938-0072 富山県黒部市生地中区265 MAP
☎0765-57-0192
9:00~18:00 【定休】水曜
三国と和倉に泊まる北陸のコース
金沢と和倉に宿泊する2泊3日コース