7時15分 ひかり500号に乗車
まずは、静岡駅から新幹線で盛岡を目指します。
東京駅には8時13分に到着。
8時48分 やまびこ43号に乗車
東京駅の新幹線乗り換え口を経て、東北新幹線のホームへ。
やまびこ43号に乗車して一路終点の盛岡駅を目指します。
岩手県盛岡までは約3時間のご乗車です。
12時07分 盛岡駅到着
今回うちのジャンボタクシーは前日にお客様のお荷物をお預かりして、岩手県に前乗りしていました。きっと静岡から心細く盛岡へ向かっていることでしょうから、ホームまでお迎えにあがります。
時間が12時着ということでしたが、昼食を済ませていらっしゃなかったようで、駅弁を購入して車内でお弁当を食べていただきました。
13時40分 道の駅三田貝分校で休憩
盛岡駅を出て山の中をひたすら走りながら、道の駅三田貝分校にてトイレ休憩です。
こちらは平成11年3月児童減少のために閉校した「岩泉町立門小学校三田貝分校」の跡地にできた道の駅です。旧学校跡地ということにちなんで、売店を「購買部」、レストランを「給食室」と呼んでいて懐かしい雰囲気が漂っています。特に給食室は机も実際の学校で使用する机が利用されています。
〒028-5641 岩手県下閉伊郡岩泉町門字三田貝47-2【地図】
☎0194-25-4311
(購買部)8:30~17:30(夏季は~18:00) (給食室)11:00~16:00
14:30 龍泉洞到着
日本三大鍾乳洞(山口県の秋芳洞・高知県の龍河洞・岩手県の龍泉洞)の1つ龍泉洞に到着です。お邪魔した日は外の気温が22度でしたが、中に入るとヒンヤリ。洞内は常に10℃以下で一定しているそうです。
暗い洞窟内を進んでいくんですが、ブルーの照明もあって幻想的…と言いたいところですが、1人でいると「肝だめし」のような感じでちょっと怖いです(笑)
そして、この龍泉洞の魅力と言えば…
この地底湖でしょうね。写真の第3地底湖は深さ98m!そして透明度が高いことに驚きます。色もブルーが綺麗ですよね。この青い色を「ドラゴンブルー」と呼ばれています。
こちらの龍泉洞は水をとても綺麗で美味しいんです。それを利用して飲み物も作られています。
龍泉洞地ビールです。他にも龍泉洞サイダーも販売されていました。このビールは飲んでみたんですが、苦みが強調されている感じですが、美味しかったです。
〒027-0501 岩手県下閉伊郡岩泉町岩泉字神成1-1【地図】
☎0194-22-2566
8:30~17:00
大人1,000円 小・中学生500円
【定休】なし
15時25分 道の駅いわいずみで休憩
龍泉洞から距離は離れていないんですが、道の駅いわいずみで買い物休憩です。
この岩泉町は2016年8月、台風によって大きな被害があったところです。お邪魔した2017年6月もまだ所々で道路が崩落したりして、まだ傷跡が残っています。
写真の「道の駅いわいずみ」も浸水被害にあって、写真の入口自動ドアが見えると思うんですけど、その中間部分くらいまで浸水したとのことで、壊滅的な被害に遭いましたが、今は復興しています。今回の旅はそんな復興地にお金を落とす意味合いもあってコースを作成しています。
大きな災害があると「訪問するのは失礼だ」と思われる方が多いですが、それは逆です!被災した上に収入がなくなってしまっては、地域の経済は成り立ちません。復興を願うのであれば積極的に訪問して現地にお金を落としてください。
〒027-0502 岩手県下閉伊郡岩泉町乙茂字乙茂90-1【地図】
☎0194-32-3070
8:30~17:30(夏季~18:00)
16時30分 浄土ヶ浜パークホテルに到着
1日目のお宿は浄土ヶ浜パークホテルです。こちらは三陸海岸沿いにあって、東北大震災の被害を受けましたが、高台にあったので津波被害の影響はなく、営業を再開しています。
〒027-0001 岩手県宮古市日立浜町32-4【地図】
☎0193-62-2321
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8時30分 ホテルを出発して浄土ヶ浜を観光
翌日はホテル周辺の浄土ヶ浜散策からスタートです。
浄土ヶ浜やサッパ船でいく「青の洞窟」については「本州最東端(岩手県宮古市)にある浄土ヶ浜「青の洞窟」をサッパ船で探検」をご覧ください。
11時30分 道の駅遠野風の丘でトイレ休憩
宮沢賢治でおなじみの遠野でトイレ休憩です。
〒052-0531 岩手県遠野市綾織町新里8地割2-1【地図】
☎0198-62-0888
8:00~19:00(10/16~3/31は8:30~17:30)
12時40分 金ヶ崎「大松沢家」にて昼食
金ヶ崎伝建群の中にある侍屋敷「大松沢家」にて昼食をいただきます。金ヶ崎伝建群は、伊達家が「一国一城」で本拠以外で城を作ることができなかった時代に、侍屋敷を終結させて城の代わりとなる要害を築いた場所です。伊達家は支配下に21もの要害を設置して領土を守っていたそうです。大松沢家はそんな侍屋敷の1つで門構えも重厚感があります。
門を入ると新緑の奥に母屋があって、そちらが食事場所です。
いただいたのは茶そば膳820円。食後に500円プラスしてケーキセットをお願いしました。
〒029-4503 岩手県胆沢郡金ヶ崎町西根達小路2-2【地図】
☎080-5552-2071
喫茶10:00~15:00(ランチ11:30~13:30)
14時20分 中尊寺を参拝
食後は平泉まで移動して中尊寺を参拝です。写真は中尊寺の金色堂です。
自家用車で行った場合は下から坂を上って、また坂を下ることになるんですが、バスやタクシーをご利用の場合はバスやタクシーで金色堂近くまでお送りして、車両は下のレストハウスで待つ、ということも可能です。
〒029-4102 岩手県西磐井郡平泉町平泉衣関202【地図】
☎0191-46-2211
8:30~16:30(3月1日~11月3日 8:30~17:00)
大人800円 高校生500円 中学生300円 小学生200円
15時30分 毛越寺を拝観
こちらも世界遺産の「毛越寺(もうつうじ)」です。中尊寺から車で10分弱という近さで世界遺産でありながら、立ち寄らずに通過してしまう方が多いですね。
こちらの毛越寺さんは大きなお庭が有名です。
さて、お寺名の「毛越寺」ですがひらがなにすると「もうつうじ」です。「越」の読み方が変ですよね?昔は「もうおつじ」と呼ばれていたのですが、呼ばれているうちに現在の「もうつうじ」になってしまったそうです。
〒029-4102 岩手県西磐井郡平泉町平泉字大沢58【地図】
☎0191-46-2331
8:30~16:30(3月5日~11月4日は8:30~17:00)
大人500円 高校生300円 小・中学生100円
17時00分 須川温泉 栗駒山荘到着
毛越寺から厳美渓を右折して秋田県の横手方面に山道を進めます。旅館の手前10kmくらいはすれ違い困難な場所もあります。そして、秋田県に入って100mくらいの場所にある須川温泉の「栗駒山荘」で1泊します。
こちらの魅力は何と言っても、この露天風呂からの絶景でしょう。全国に露天風呂は数あれど、これほど開放的な露天風呂はなかなかありません。
お邪魔した日ですが、数十キロ先にある鳥海山も露天風呂に入りながら見えました。お風呂に入りながら数十キロ先を見たことあります?正に露天風呂!です。
栗駒山荘について詳しくは「絶景の露天風呂 須川温泉の栗駒山荘に宿泊して温泉三昧!」をご覧ください。
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最終日は8時30分出発
岩手から秋田県に入って100mほどと言えど、フロント前の売店にあるお土産は、ほとんどが秋田の名産品でした。そんなお土産を購入しつつ、栗駒山荘を後にします。
9時00分 祭畤被災地 展望の丘で祭畤大橋を見学
栗駒山荘から厳美渓に向かう途中に祭畤(まつるべ)地区を走行します。すると崩れ落ちた橋を眺める展望台があって、そこで休憩することに。
こちらの祭畤大橋は、東北大震災の時ではなく、平成20年6月の「岩手宮城内陸地震」の際に崩落した橋です。震源地のすぐ近くということもあって、大きな被害が出てしまいました。この地震のわずか3年後に大震災が再び東北を襲うことになるのです。
9時40分 厳美渓を散策
名勝「厳美渓」を散策します。こちらの名物といえば「空飛ぶだんご」ですね。
空飛ぶ団子については「岩手県「厳美渓(げんびけい)」で空飛ぶ「郭公だんご」を食べる!」で詳しくご案内しています。
12時00分 東北道菅生パーキングエリアにてトイレ休憩
宮城県を通過中です。仙台を過ぎた辺りでトイレ休憩をしました。
12時45分 白石温麺茶屋にて昼食
白石名物の温麺(うーめん)をいただきます。温麺とは油を一切使用していない麺で身体に優しいと言われています。食事を済ませたら、あとは一路静岡を目指すのみ。
15時15分 東北道那須高原サービスエリアで休憩
気が付けば福島県も通過して栃木県まで帰ってきました。
17時20分 圏央道菖蒲パーキングエリアにて休憩
久喜のジャンクションから圏央道へと入ります。こちらは比較的新しいパーキングエリアで、店内では日本中の名産品を買うことができます。
19時10分 東名高速足柄サービスエリアで夕食休憩
やっと静岡県まで帰ってきました。こちらで夕食休憩をとります。ここまで帰ってくれば、あと一息です。
20時45分 静岡市内に到着
ほぼ予定通りの時間に静岡市内に帰ってくることができました。
遠い場所であっても、新幹線を使いながら静岡に戻ってくるというコースも可能です。
その場合は旅行前日にお客様のところへとお伺いして、宿泊用のお荷物をお預かりします。そうすれば、当日は身軽に手荷物だけでお出かけしていただくことができます。
母畑温泉に宿泊し三春の滝桜や会津地方を散策